これはゾンビですか?(3)
人生、あきらめが肝心だ。これは、俺の座右の銘だが、毎回あきらめるタイミングがつかめない。このところ俺は、目の前から消えた少女ユーを捜し回っているのだけれど、手がかりもなく途方に暮れている。そんな夏休み前のことー「い、一緒にプラネタリウムでもどうかな」トモノリからデートに誘われた俺。失踪したユーや傷ついたセラが気になるが、あきらめるにはいい機会かもしれない。と、そんな俺の前にハルナやセラが現れ、さらにはあんな場所で夜の王に出くわして。突然京子も出没するし、しまいにゃユーまでー!?あーもう!やっぱりあきらめきれねーっ。
関連ラノベ
あなたは火の粉を払えますか?自分の身に隣りかかる面倒事さえ処理し続ければ、それで万事うまくいく。俺は、世の中そんなもんだと思っていた。ところが、ゾンビで魔装少女になってしまった俺ー相川歩に降りかかってきた火の粉は、ネクロマンサーのユー、魔装少女ハルナ、吸血忍者のセラだけじゃなかった。セラと敵対する吸血忍者の少女が現れ、もののはずみでキスしてしまったんだ。その子、友紀は同じ学校の生徒で、俺の嫁になるってー!?そればかりか妖怪は大量発生するわ、大先生から変な預かり物を頼まれるわ、次から次へと降りかかる災難。あーっ!払いきれねーっ。 2009/05/20 発売
男のロマンは、女性にとって腹立たしい。俺、相川歩と美少女たちとのロマン溢れるハーレム生活も半年過ぎた。クールなナイスバディお姉さん、勝ち気な貧乳娘、無口な色白ガール。みんなが羨む環境で、彼女たちが言うには、俺にセクハラ疑惑があるとか。休みの日にもかかわらず、呼び出された学校の一室。そこでは今日だけ法廷となって、『相川歩セクハラ裁判』が行われていた。裁判長がハルナで、検事がセラ。俺の弁護を担当するのはアホの友紀…この四面楚歌の状況で、俺は無罪を勝ち取れるのか?真夏のプール、危険なホームパーティなどイベントを振り返りつつ、厳しい戦いが始まるー。 2010/10/20 発売
俺、相川歩は『愛』ってのがわからない。周りの奴らはすぐに「付き合おっか?」なんて言葉にしやがるが、そんな言葉に何の意味があるのだろうか。言い寄ってくるサラス、誤解に誤解を重ねる友紀。俺は今の関係が最良だと思っているのに、周りの気持ちは動いていく。「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい」クリスマスも楽しく終わって大晦日。俺自身が関わった、ネネさんの同人誌を買うためにコミケへやってきたのだが、そこで何かと謝る妙な少女に出会った。彼女、リリア・リリスの出現で、色んな『愛』が変化していく。第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。 2011/06/18 発売
「ぱぱぱぱーん。ぱぱぱぱーん」という音楽と共に入場する二人。勘の良い方はお気づきだろう。俺、相川歩は…「ただいまより、相川家、○○家の結婚披露宴を執り行います!」披露宴会場にいた。なぜ結婚披露宴をしているのかって?それは『そこに嫁がいるから』、ってえええ嘘だろーっ!?俺と嫁との馴れ初めを語る司会者。そうだそうだ、寿司を取り合ったり、ツンデレ喫茶に行ったり、フェステヴォー開催したりと色々あったなぁ。なーんて回想してたら、大先生と俺を殺した京子が会場にやって来た。そこで俺は、ハルナを守るために死ぬよりも辛い未来が待ち受けている“呪い”を掛けられることにー。 2011/11/19 発売