蒼穹のカルマ(6)
蒼穹園ニュースのお時間です。本日、蒼穹園中央都の民家にて、鷹崎駆真さん(17)が遺体で発見されました。詳しい死因は捜査中とのことですが、現場には大量の血が確認されていることから、出血多量によるものと推測されています。鷹崎さんは蒼穹園騎士団ではカリスマ的人気を持つ騎士でしたが、事件の数週間前に突如、騎士団を退団し「異世界に行ってきた」、「魔人の主になった」「私は神だ」などの意味不明な発言をしており、精神的に不安的な状態にあったのではないかとの見方も出ておりますー。
関連ラノベ
蒼穹園上空、高度二千メートル。抜けるような青さ、絨毯のように敷き詰められた層積雲が広がる空に突如現れた不純物ー空獣。その不純物を駆逐し、飛空するひとつの騎影。長い漆黒の髪を踊らせ、空を舞う鎧を身にまとい、空獣の血で空を彩る騎士・鷹崎駆真。「任務完了だ」落ち着き払った声を発し、いかなるときにも狼狽えることのない彼女の鉄仮面。ある日、彼女に空獣警戒の緊急任務が言い渡される。蒼穹園の空を護る彼女の返答はもちろん…、即座に拒否!?えっ、ええ!!その日、駆真には任務よりも大事なことがあった!!第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作、暴走し、駆ける。 2009/01/20 発売
「-ッけ、結婚してくださいーッ!」鷹崎駆真に、出会い頭にプロポーズしてきた新人騎士・松永衛二。しかし急いでいた駆真に男の相手をする暇などない。入念な準備、完璧な計画ーそう、すべては二週間後に迫った蒼穹園騎士団内で行われる重要な武会のため…ではなくー在紗の誕生日のために。彼女は手に入れなければならない。何を?在紗のプレゼントを!!急がなければ無くなってしまう。店に着いた駆真の一瞬の油断。振り切ったはずの衛二に再び邪魔をされ、売り切れてしまう商品。こうなったら武会に参加するしかない!!そこにはある心境の変化が。「騎士の誇りに目覚めたんだ」と駆真は宣言するのだがー。 2009/04/18 発売
わたし、鷹崎駆真。十七歳の高校生。花も恥じらう乙女なわたしだけど、今は食べかけのトーストをくわえて、通学路を全力疾走中。何とか遅刻せずに教室に辿り着いたけど。槇奈ちゃんはさっそくわたしにつっかかってくる。もうッ!イジワルなんだから。「あらあら駄目よケンカしちゃ。私たちクラスメートじゃない」柔らかい声でたしなめてくる草薙音音ちゃん。ううっ敵わないな…、さすが蒼穹園騎士団の元帥さん。逆らえないよ〜。「…鷹崎、もうそれいいから」槇奈の声で我に返るーこんな不自然極まりない学校生活。誰もが予測不能なまさかの学園ラブコメ編いよいよスタートか。 2009/10/20 発売
「キャンキャンキャンディ☆ロリぽっぷん!みるきータッチで、スウィートちぇ〜んじっ!」ステッキから光が溢れ、次いで、身にまとっていた服が弾けるように消失し、新しいコスチュームが駆真を包み込む。胸元を彩る大きなキャンディ型のペンダント、やたらフリルの多いスカート、そして長い黒髪には大きなリボンの髪飾り。12歳の魔法少女キャンディカルマ、ここに見っ参!「蒼穹園の平和を乱す奴は、私が砂糖漬けにしてあげるわっ!輝け甘い愛の光っ!プリティ・ロリポップ・シャワーっ!!」。 2010/06/19 発売
主人公の設定:“黒衣の聖騎士”ヴァリアルド・ヴァン・シュナーヴェル。幼い頃、両親を冥王に殺され、復讐を誓う。必殺技は闇黒力を剣にまとわせて放つ闇黒光龍閃。ヒロインの設定:“常闇の魔剣士”リヴィエラ・ヴェール・ヴァルジャーノン。時代は彼女を待っていた。新進の鬼才・鳶一槇奈が贈る次世代エンタテインメント。 2011/02/19 発売