ぼくのゆうしゃ(2)
日本から異世界へ勇者として召喚されたぼく、ミカミトオル。この世界でのぼくの保護者を(勝手に)名乗るファルディオに連れられ、闘技都市ルザルにやって来ました!ここの闘技大会で、彼はお金儲けをしたいみたい。まあ、彼には世話になってないこともないし、手伝ってあげてもいいかなー。そんなぼくの前に現れたのはすっごく強くて、しかも美人なセシリアおねーさん。彼女の話では、この闘技大会に“魔人”という悪い奴が混じってるらしくて…。だったらもっと強くならなくちゃ!おねーさん、ぼくに色々教えてください!「…っ!」「セシリア、お前、さてはショター」「黙れ」
関連ラノベ
勇者として召喚されたぼく、ミカミトオル。とっても強くてとっても美人なセシリア師匠を仲間に加え、ファルディオやルウとともに、ついに女神さまを起こす旅がはじまりました!最初の目的地は“決断の洞窟”。ここで勇者の試練っていうのを受けなきゃいけないらしいんだけど…。「第一問。ちょっぴり太る通路と、うっすらハゲる通路、どちらを通りますか?」『選びがたあい!?』なんて、とっても厳しい選択をさせられる羽目に!?しかも背後からは最強の“魔人”が迫っていてー。 2013/12/20 発売
俺はファルディオ・メルクリウス。“禁忌魔法”をあやつる大魔導師で、勇者として召喚されたミカミ・トオルとともに旅をしている。純真過ぎるトオルを、大人として正しく導くのが俺の役割ってやつかな。次の試練である“代償の迷宮”の道中、俺が通っていた魔法学院の元クラスメイト、レイア・キサラギに出会う。思い込みの激しい彼女の誤解を解き、トオルに請われて俺はレイアとの魔法学校時代の話をすることに。やれやれ聞いて驚くなよ。「や、やめてください!貴方はまたわたしから奪うつもりなのですか!?」「変な言い方してんじゃねえぞてめぇ!」いや本本当、違えからな…。 2014/08/20 発売
ルウですぞ!ルウは異世界に召喚されたご主人ミカミトオルのサーヴァントなのですぞ!勇者であるご主人のサポート役として、ときに戦い、ときに毛を繕い、ときにお昼寝し、ときに食べ歩きもこなすなど、縦横無尽の活躍ぶりですぞ!それはそうと魔法都市ルーンヘイムに辿り着いたご主人たちはー全員、思いっきり遊び呆けていたのですぞ!まったく!仕方ないからカフェには付き合いますが、実はご主人たちにはこの後、最後の試練“裁きの楼閣”で世界の真実や勇者の秘密を明かされたり、魔王に急襲されたりと、大転機が訪れるのですからなー! 2014/12/20 発売
ボクはヨル。勇者の敵であり、魔物を統べる者ーありていに言えば“魔王”ってことになるのかな。ついにボクら魔王陣営と勇者陣営の全面対決が勃発!-したのだけれど、その最中暴走した魔人スーリムの凶行により、ルウ君を死なせてしまう。一触即発の状況の中ー「ぼくは、人類の味方をやめるよ」トオル君は仲間を見捨てて、突然スーリム側につくと宣言する。人類、魔王、勇者。三つ巴の最終決戦の始まりーまではまだ少し猶予があるから、ここはボクの考えた爆笑小話で時間を潰そうか。…って魔人の皆、どうして目を逸らすのさ? 2015/04/18 発売
私、田舎のしがない村娘サクヤ・ルーンはずっと勇者様に憧れていました。危機に颯爽と現れ、悪を滅ぼし、人々を救済する勇者様。…かくしてその人は実際私の前に現れました。私は彼をすぐに大好きになりました。でもそれは決して、彼が勇者だったからじゃありません。彼がトオルさんだったからです。…ねぇ、トオルさん。貴方に改変されたこの世界では今でも、ファルディオさんが、セシリアさんが、レイアさんが、魔王ヨルさんがーあらゆる生命が皆必死に戦っていますよ。聞こえていますか、トオルさん。私はー私達はいつまでも、貴方の帰還を、幸福を、笑顔を、心の底から願っています。 2015/09/19 発売