レベリオン弑殺校庭園
第5回電撃ゲーム小説大賞「銀賞」、第1回日本SF新人賞受賞の三雲岳斗が、高校生の焦燥と狂気を描く、SF学園サスペンス第2弾。合衆国生物戦防衛統合計画局が秘密裏に開発したR2ウイルスにより、望まぬうちに人外の力を手にした緋村恭介。自分が人にあらぬ存在となってしまったことに不安と焦燥を感じるその恭介が、新たな事件に巻き込まれる。惨殺された少年たち、彼らが残した殺人者の名“インコグニート”、そして統合計画局を脱走したレベリオン、アラン・ヴィルトールの出現…。果たして事件の結末に恭介が見るものは。