なずな姫様SOS(目に入らないよ紋どころ)
時は昔々で世は太平。日本のどっかにある七草藩。その七草藩のぷりてぃーだけどとってもお転婆なお姫様、なずな姫を陰よりお守りし続けている菜種忍者のぺんぺん丸でござる。菜種忍者の掟に従い、いつも松や灯篭、庭石といった目立たない姿をしているでござる。さて、退屈が何より嫌いという我が姫様が、今度はあの時代劇ヒーローにあこがれて、仮の姿で世直しの旅に出ると言い出したでござる。お目付け役の箱兵衛殿はまたも胃をキリキリといためている様子。が、突如何か閃いたようで、にこにこ顔で姫様を送り出したでござる。それがなぜなのかは存ぜぬが、ともあれなずな姫を守ることが我が使命。拙者は姫様の後をただ追うのみでござる。さてさてどのようなあどべんちゃーが待っているのやら。