シャドウテイカー(4)
謎の男『レインメーカー』の力を借りて、カゲヌシ『龍子主』を倒した裕生と葉。だが『龍子主』を喰らい徐々に力を取り戻している『黒の彼方』の影響で、葉の記憶は急速に失われていく。そんな時、雄一が出会った船瀬という男は4年前に失踪した葉の父親、清史と同じ顔をしていた。一方、船瀬の娘千晶は、葉に接触を計る…。千晶たちの目的は?そして船瀬の正体は?清史が残した『皇輝山文書』の秘密を巡り、運命の輪が回り出す。人気のホラー・シリーズ第4弾。
関連ラノベ
人の影に潜み、人の心を、欲望を、やがて肉体までをも喰らいつくすという怪物『カゲヌシ』の噂ー新たな都市伝説に呼応するかのように、奇妙な事件が続発してゆく。高校生の裕生は、連続焼死事件の現場で「黒い虫」の死骸を見つける。時を同じくして、裕生の幼馴染みの少女・葉の身に、恐るべき変化が…。謎のメッセージ「ヒトリムシ」とは?そして『カゲヌシ』に取り憑かれた孤独な少女・葉の運命は!?異次元の生物に寄生された少年、少女達の闘いを描く、三上延新ホラーシリーズ、ここに開幕。 2004/06/10 発売
孤独な人間の影に潜んでその欲望を操り、人間を補食する、異なる次元からやって来た生命体ー『カゲヌシ』。悲劇を繰り返さないため、裕生と葉は、葉に取り憑いたカゲヌシ『黒の彼方』の力によって、この世界に潜んだカゲヌシたちを倒す覚悟を決める。ある日、雄一が拾った不思議な金属球にカゲヌシの影を感じた二人は、雄一の通う東桜大学に向かう。そこで二人を待っていたのは、鳥のようなカゲヌシ『ボルガ』を操る少女・茜だった…。茜の目的は?謎のメッセージを残した猟奇殺人鬼の正体は。 2004/10/10 発売
失踪から4年ぶりに帰ってきた男、皇輝山天明。彼は人の影から未来を見通すと称して、街の人々を翻弄してゆく。“カゲヌシ”の恐怖を説きながら…。一方『黒の彼方』は葉を完全に取り込むため、彼女の記憶を喰らい始めた。それに気が付いた裕生は、『黒の彼方』に対抗するための手段を必死に探し始めるが、ただの高校生でしかない裕生には、そんなものがあるはずもない。追いつめられた裕生は、ある決意を胸に天明のもとを訪れる。そして祭の夜、燃えさかる炎の中で、戦いが始まった…。人気のホラー・シリーズ第3弾。 2005/01/10 発売