あんでっど・ばにすた!(2)
“廃絶十字”襲撃事件から数ヶ月。平穏な生活を満喫していた荻原真尋のもとに、東城小弓という名の少女が現れる。真尋の幼馴染・御船冬子と浅からぬ因縁を持つその少女は、可憐な外見とは裏腹に、ある強い決意を秘めていたー。一方、“瘴主”リシュエル・ウィキシントンも、自らの周囲に不穏な気配を感じはじめていた。その背後にいる者は、“諮問機関”におけるかつての同僚、アルベルク・“纏衣”・レヴナンス。リシュエルの秘密を狙うその男が立つのは、東城小弓の傍らだった…。鈴木鈴が贈るコミカルアクション、ますます波瀾万丈の第2弾。