神無き世界の英雄伝(2)
75歳にして現役。熊に似た堂々たる巨躯を持つ“軍神”マスターズ率いる銀河連合統合軍は、満を持して共和国領内への侵攻を開始した。その危機に人民共和国は自国から独立を果たしたばかりの相手、企業連盟と同盟を結ぶ。上層部の日和見的な決定に、若き2人の英雄ーロイ・クローバーとレン・エバンスは疑問を抱きながらも、戦場に向かうが…。一方、ネリーのもとに1つの報告がもたらされる。レンの母親がレンを捨てた理由ー「母親はエバンス提督を怖がっていたという話があります」。レン・エバンスの神がかった指揮が冴えわたるスペースオペラ第2弾。
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純粋に対象の能力を見極めて“主”を選ぶ電子妖精。驚異的な演算処理能力によって戦闘をコントロールする彼女たちが選んだ人間が、そのまま階級にかかわらず提督として艦隊を率いることになる。今回、コーデリアとオフィーリアという2体の電子妖精が式典で選んだのは能力と家柄を誰もが認める巨大複合企業の御曹司ロイ・クローバーと、そして式典で給仕をしていたコックのレン・エバンスだった。2人が提督に選ばれた直後、ミレニアムとクローバーを中心とする民間企業が連合組織『企業連盟』の樹立を宣言。企業連盟は人民共和国に対して独立戦争を挑む…!正統派スペースオペラ登場。 2007/07/10 発売