1989年8月5日発売
ヨコハマ指輪物語(3)ヨコハマ指輪物語(3)
おっ、おそろしい!幻覚で油断させておいて忍びよるゼリー状の死鬼!妖魔はひそかに、よみがえりはじめた。妖魔を倒す青い指輪を持つたあたし、北村千代子は、同級生のエディこと高島光、有栖川志真と3人で必死の闘い!横浜を焼きつくそうとする火炎のアインをおさえたとおもったら、すぐ、植物を動かす緑の妖魔が出現。対決の場所は、妖魔が支配する緑の林のまん真中よ!もうだめ!と思ったとき、意外な救いの手が。
夏色の天使(下)夏色の天使(下)
あたし、堀江野々香。中学3年生。ママが亡くなって、今は、ママの旧友だった森野さんの家に、お世話になってるの。ここでの暮らしは、あたしに安らぎを与えてくれる。それに、俊也さんもいるし…。でも、パパの帰国の日のことを考えると、心が千々に乱れてしまうのも事実なんだ。だって、どんな事情があったにしても、1度は、あたしとママを捨てた人なんだもの…。
潮風のウェディングベル潮風のウェディングベル
あたし、浜田早織。私立高校の2年生。明日から、幼なじみの篠原奈美といっしょに、彼女の親戚がやっている山中湖のペンションに遊びに行くの。やったネ!というのは、あたしの好きな隆志さんも、いっしょということかもしれないし…。だって、隆志さん、奈美のお兄さんだもん。子供のころは、本当のお兄さんのように思っていた隆志さんを、あたしが男性として意識しはじめたのは、高校に入ってからなんだ…。
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