1993年8月10日発売
緑のシャングリラ緑のシャングリラ
芳野が待ち受ける羽田空港到着ロビー。そこに降り立ったのは、かなりやっかいな事態のために、次元交渉委員会から派遣されたアルフレッドだった。一方、桂の危い愛情表現に四苦八苦の笈川椿は、一層ヤバい状況に追い込まれていた。ひどい腹痛-盲腸である。経済的理由から叔父の病院に緊急入院するはめになったのだ。その病院が、かなりやっかいな事態に関連してることなど知らずに…。
光と闇の幻視者(ドルイド)光と闇の幻視者(ドルイド)
「お前は私の生んだ幻だ。空疎な闇に過ぎぬ」暗黒の三位一体神、ケンノスの言葉は、凶眼の王ラグメロックを打ちのめした。月の石を集めよう。ラグメロックの決意は、魔眼のドルイドを探す旅を続けるアイーシャ一行を、死よりもつらい境遇へ追い込んでいく。月の石を守り、魔眼のドルイドの出現と〈風の城〉の再建を信じるアイーシャ。〈テーヌの予言書〉が導く先に待ち受けるものとは。
アルテミスは知っているアルテミスは知っている
文化祭を間近に控えたある日、三年生の男子が死んだ。恋を叶えてくれるという伝説のアルテミス像が、彼の頭に落下してきたのだ。被害者はとかく悪い噂のたえない飯田晴彦。現場に居合わせたのが、あたしが秘かに想いを寄せる真駒史貴。警察の取り調べでも一旦は事故に落ち着いたものの、殺人事件の線も捨てがたく…。友達の町子ちゃんなんか、真駒クンが犯人かも、なんて言いだすし…。
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