1995年10月31日発売
「究極戦機」、暴走か。搭載母艦=「翔鶴」に危機迫る。飛行特訓中の水無月忍にかかったスクランブルは、空母「翔鶴」への緊急着艦命令。「忍、UFCはおまえの声でないと動かないんだよ。」「えー。」「あいつを止められるのは、おまえしかいないんだ。」「そんなこと、わたし聞いてない。」当たり前です国防機密。制御者不在のまま覚醒したUFCに明日はあるのか。浜松基地をフケた里緒菜はいまどこに。渚佐と万梨子は本当にSなのか。涼子とひかるに挾まれた川西小尉の運命は。本筋に関係あることないこと盛り込んで、ついに突入する真・クライマックス。
玉川上水近くで米兵の惨殺死体が発見され、事件当夜、多摩湖付近で雪男のような怪物が目撃された。そして横田基地内では、常ならぬ何かが進行していた。国連ATC(対不正規戦チーム)に所属する秘密組織シースワローと、そのメンバーで刑事でもある飛鳥嶺は、ATCから派遣された米軍女性パイロットのアイコとともに調査を開始。やがて、彼らの前に巨大な敵の影が。
バルドルを失った神々は反撃を開始し、トール、テュール、ハイムダルの三元帥はアスガルドを後にして外の世界へ討って出た。そして、三元帥不在の情報を得たローザらは、逆にアスガルドへと向かう。だが、この作戦は敵味方双方の眼を欺く、大神オーディンの謀略によるものだった。内通者を焙り出して粛清する一方、ローザを捕らえて“不死”の秘密を解明しようと目論んだのだ。
予定より二カ月早く、キースの脳が帰って来た。無数の脳に包まれて一個の巨大な“脳”と化したキースは、驚愕する銀河統合軍と一戦を交えながら惑星マルスへと突き進む。その頃、弟のケンは、兄を救えるのはおまえだけだというビーティー老人の言葉を信じて、彼の研究室で長期にわたる実験に身をゆだねていた。そして“脳”がマルスの北極点に達したとき、壮絶なドラマが始まった。