1997年12月発売
鬼の里幽霊事件鬼の里幽霊事件
「日下千尋を誘拐した!鬼無里村へ来い」指示どおり、ひとりで出かけた麻衣子が辿りついたのは、いまは亡き劇作家の山荘。そこではいま、青山大学の演劇部員たちが春の公演にむけて稽古合宿をしていた-なぜここに?そして、般若の面をかぶった鬼女の姿が見え隠れするのは、誰かのいたずら?それとも、自殺したという部員の霊なのか?そして、麻衣子に挑戦状を突きつけるかのように、ついに、殺人事件が起きてしまった。
キスの温度キスの温度
「どうして俺の料理を食べてくれないんだ」自分自身を見失い、自信をなくしかけている千冬の声に、吉野の心はひどく揺らいだ。証券アナリスト吉野貴弘は、理想の味を作り出すビストロのシェフ・千冬に強く惹かれていた。無愛想で人を寄せつけない千秋は、吉野の存在を認めながらも、言葉では何も伝えられないままで…。そんなある日、赤字続きの「レピシエ」にライバル店が現れた。
あかつきの剣士あかつきの剣士
氷の城を目指し旅をする妖精の騎士・ディートリヒとカラベルク。ノーデンソークの王都バンホークに立ち寄った二人は、夜、愛馬の嘶きで目を醒ます。その時ディートリヒが感じたのは、血の臭い。臭いをたどって行きついた民家で二人が見たのは、老夫婦の惨殺死体だった!ディートリヒが屋根の上を走る人影を発見し、二人はあとを追う。なんと影の正体は、長い髪の美しい少女で…。
ケロケロちゃいむ(魔法戦争編)ケロケロちゃいむ(魔法戦争編)
あたし、カエルの国のミモリ。アオちゃんにかけられた魔法をとくために、魔法の書を探す旅に出ているんだ。そんなとき、ヘビ族のお姫さま、スーちゃんと出会ったの。ヘビ族といえば、カエルの国に侵略してきた敵だったはず。でも、魔法で見た過去の世界では、カエル族とヘビ族が協力して敵と戦ってたの。いったい、過去に何が起こったの。
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