1997年6月5日発売
6月のストロベリーフィールド6月のストロベリーフィールド
占いカフェ『ホーンズパーク』に強力なライバル出現!!すぐ近くに、全12階におしゃれなレストランやバーを備えた占いのデパートがオープン。連日がらがらのホーンズパークにある日、行方不明の妹の居場所を占ってほしいという不思議な客が訪れる。未熟な占い師チサトは、客の悩みに取りこまれ、異世界へトリップしてしまう。そこは一面の苺畑だった…。
緑の我が家緑の我が家
浩志は、父親の再婚をきっかけに家を出た。壁に囲まれた路地を入り、「緑の扉」を開いた浩志を迎えたのは、高校生の一人暮らしには充分な広さの部屋と、不可解な出来事。無言電話、奇妙な落書き、謎の手紙etc.そして、「出ていったほうがいいよ」と呟く和泉少年の言葉が意味するものは…。嫌がらせ?それとも、死への誘い!?-怖いー。しかし浩志の家は、もはやここしかない!息をもつかせぬ本格ホラー。
電脳のイヴ電脳のイヴ
日々プログラムを進化させるバーチャルリアルゲーム。精巧なヘルメットをかぶせることにより、インターネット上で世界規模のロールプレイングゲームに参加することができる。麗子は、そのゲームに夢中になっているのだが、そこでできた友だちが、自殺を遂げる。このゲームのどこかに、彼女の死の謎が隠されているかもしれない。近未来を舞台に、アジアの少女たちが、電脳世界を舞う。第3回ホワイトハート大賞「エンタテインメント小説部門」最優秀賞。
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