2000年9月10日発売
「それにしても、平和だよな」気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、「お前さんには才能があるようじゃー」彼は不思議な爺さんと出会い、時空転移装置なるものを手渡される。スイッチを入れた彼が辿り着いた先、そこは、「この世界は、地獄だ…」崩壊した富子市だった。そして、困難な状況の中で必死に生き延びてきた仲間達が彼を待っていた。「よかった…生きてたんだ…」生還を喜ぶ幼なじみの香織。だが幸水は戸惑いを隠せなかった。「ここは、僕の世界じゃない…」電撃hpに一挙掲載され、読者人気第1位を獲得した注目作、待望の文庫化。
惑星シルウェイ訪問後、戦艦ナツミは不可侵宙域をさまよっていた。そこへ突然、謎の戦艦が現れる。それは、銀河連邦軍の連絡船カズマだった。カズマの艦長ヨシウミは、高校生の祐太郎がナツミの艦長を務めていることに驚愕し、弾劾しようとする。またAIカズマはナツミを好きになり、執拗に追い掛け回した。そんなドタバタの最中、今度は敵国ファリナス皇国の旗艦が、突如ジャンプアウトしてきた。さらにさらにクォート帝国の船団も現れて…。迫り来る敵、敵、敵!いったいどうなるナツミ!?第4回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞者・橋本紡が贈るSFコメディ第3弾。
「キーパー」から暫定的に駆除処理を保留された地球人類は一安心。もっともグロウダイン帝国の鉄拳皇女に銀河連邦大尉、さらに「リヴァイアサン」まで一緒に住むことになったタツモリ家では騒動が絶えない。今日も、部屋の中に引かれた「国境」を巡り代理戦争が行われているのだが…。グロウダイン帝国突撃艦の超個性的な面々に、歩行兵器を有する自衛隊まで登場して、とっても目が離せないお茶の間スペースオペラシリーズ第2弾!鬼才・古橋秀之はいま燃えています。