2001年9月10日発売
阿智太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「僕らじ」のなかで放送されたドラマ「なずな姫様SOS」。この爆笑ドラマが小説となって登場!!自ら書いた脚本を阿智太郎が小説にパワーアップ。イラストを描くは『月と貴女に花束を』でもお馴染みの椎名優。そして、阿智太郎も出演するドラマCD「なずな姫様SOS」の豪華付録つき!奇才阿智太郎はどんな演技を聴かせてくれるのか!?椎名ファンも阿智ファンも、この1冊は見逃せない。
君は知っているかな、あのホーリィとゴーストの伝説を?あの若い男女二人組の犯罪者はあまりにも誤解されすぎている。強盗、騒乱、破壊活動を繰り返した彼らは別に悪いヤツじゃあなかった。衝動で暴れていた訳じゃない。世の中に反抗してた訳でもない。二人はただひとつの選択をしただけーそれは“だって、ほっとけないし”という気持ち。だが哀れな世界の敵“ロック・ボトム”を解放しようとした彼女らの行動は数々の悪を呼び寄せ、遂には死神であるぼく、ブギーポップとの対面を呼ぶー悪に依存せず、正義に従順でもない二人組が、後先考えない陽気な犯罪と空回りのあげくに辿り着く先は生か死か?あるいはー。
亜空間強襲を可能にした人型兵器ー有人弾頭。そのMRVが闘いの主役を務める惑星Agni02で二人の英雄が頭角を現し始めていた。一人はガウ・ハーマン。不良グループのリーダー格である。もう一人はヴァルター・バロック。歴とした帝国軍人で、MRVのエースパイロットでもある。性格も立場も違う二人がひとつの目的に向かって動き始めたとき、帝国の支配に喘ぐアリアに何かが起こる…!無数の人間の願いと思惑が交錯する歴史群像シリーズ第2弾!最新の人型兵器の姿がここにある。
「俺は花美を助ける事が出来なかった。そして父は僕を助けてくれなかった」小学校4年生の夏、幼なじみの少女・花美を助けようとして一緒に川に落ちた楠本樟。だが濁流に飛び込んだ父が助けようとしたのは花美だった。しかも生還できたのは、樟ひとりだけであった。「父さん…俺は、いらなかったのかい?」19歳になった今でも、樟はその答えを見つけられずにいた。そんなある日、「答えが欲しいかね」樟の前に謎の爺さんが現れる。渡された不思議な装置。そのスイッチを入れた樟は、崩壊した浅羽野市に転移していた。そしてそこには、死んだはずの花美の姿があった…。『時空のクロス・ロード』感動の完結編。遂に動き出す“選ばれし者”。その総攻撃から、樟は花美を守る事が出来るのか。
ワームホールに閉じ込められたナツミのもとへなんとか辿り着いた祐太郎たち。しかしそこにいたのは、神代ナツミではなく、以前消滅したはずのAIナツミだった。乗員たちは、まったく違う人格であるAIナツミに対して、どう接してよいかわからず苦悩する。一方、戦況は混乱をきわめつつあった。祐太郎たちは反逆者というレッテルをはられてしまったグリイドと共同戦線をはるが、クォート軍は背後に謎の大国を配し、不気味な動きを見せる。その時祐太郎がとった最後の作戦とはー!?キャラクター総出演でお贈りする、大迫力大感動のシリーズ完結編。