2004年5月22日発売
閉鎖師ユウと黄昏恋歌閉鎖師ユウと黄昏恋歌
優柔不断で気弱な高校生、江崎和柾は、同じクラスの那菜、枝流というふたりの少女に心を揺らしていた。ある日、和柾は下校中に見かけた枝流を追って入り込んだ路地で、空間に開く異世界との「孔」=「世界孔」を目撃する。そして「世界孔」閉じる「閉鎖師」ユウと出会う。巨大ペンチを抱えた美少女、現存最強の吸血鬼、校庭のソメイヨシノと神隠しの噂。平凡な和柾の日常は静かにひび割れ浸食されていくー。第5回えんため大賞編集部特別賞受賞作登場。
三月、七日。三月、七日。
『幸せになんてなれるわけない。いい事なんて起こるわけない。友達なんてできるわけがない』『自分は無理をしているのだろうか。無理をするのは悪い事なのだろうか』孤独で寂しがり屋な少女、七日。優等生を演じ続ける少年、三月。高校一年の春間近な日。クラスメートとのキス。運命の悪戯か偶然か、二人は出会い、惹かれていくー。拙くも、キュンと切ない、少年と少女の恋の軌跡。
パメラパムラの不思議な一座パメラパムラの不思議な一座
道はひとつだけで、自分が町を出て行くことなんてないー。エウポリーで唯一の黒髪のジェイ。過去のある事件のせいで人人との間に距離を感じていたある日、彼の前に突然不思議な劇団が出現する。華麗に舞い踊り、魔法のように手品を披露する女ばかりの一座の中には、ジェイと同じ黒髪の少女が。劇団の世話係となった彼に、フーノと名乗った彼女は「私たちは正義の味方」だと告げるのだが…!?“ものがたり”をテーマに贈る愛と不思議のファンタジー。
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