2005年12月10日発売
むかしむか〜しと言っても2年前の夏のある日のこと。その日は生暖かい風が吹き、なぜか胸騒ぎがする夜でした。道本さんは導かれるように墓場へと向かったそうです。すると、そこで見たものは…、幽霊を一生懸命捜す先輩だったのです!なんて、素敵(?)な出会いで始まる、今回は愉快な仲間達結成秘話!なぜ、OMRなんかがまかり通っているのか?なぜ、ぼくは先輩を好きになってしまったのか…。すべての疑問にお答えいたします!超絶美少女だった先輩に、かわいい少年だったぼくに、元からオタクだったタッキーに、さぁ会いに行ってみよー。
『ヤア、諸君。コノイカレタ島ニマタ眼ヲ向ケテクレタ事、感謝スルヨ。今日ノ話ハ実ニ単純ナ話サ。男ト女。ボーイミーツガール!物語ノ基本ダロウ?殺人鬼デアル少年ト出会ッタノハ、自称名探偵ノ不思議ナ少女。ソンナ2人ノ滑稽ナダンス。ソレガ今回ノ物語サ。単純ダロウ?…彼ラハ一体、誰ノ掌ノ上デ踊ルンダロウネエ?西ノ魔女カ?東ノ暇人カ?島ニ帰ッテキテシマッタ、2匹ノ犬カ?自警団ノ番犬カ?護衛部隊ノ雌猫カ?ソレトモ、コノ「バネ足ジョップリン」カ…アルイハ、君ノ掌ノ上カモ知レナイネエ。コノ島ニ来タ者ハー誰ニデモ、他者ヲ踊ラセル権利ガアルノダカラネエ…』。
鎌倉に研修旅行へやってきた克喜たち(座敷童の未麟付き)。楽しく遊び、楽しく学びをモットーに、充実した研修にしようと心に誓っていた克喜だった…が、そこでも当然、同じ研修メンバーで豊葦学園名物のひとり・柏木よう子の暴走は止まらなかった。その見惚れる程の可憐さとは裏腹に、天然系傍若無人な振る舞いは健在で…!そんな騒動の中、鎌倉ネイティブの座敷童“伏宮”譲音が、謎の敵・ワラシモドキに襲われていた。未麟が駆けつけ、無事助けたのはいいものの、この少女も天然系傍若無人キャラで!?イマドキな座敷童の物語、第三弾。
ついに舞踏結界の封印を破り、大妖狐が復活!そして、大魔導師・赤道斉が吉日市の空を暗躍する時、川平薫は琥珀の瞳で己の宿命を見据え、決して譲られぬ戦いに赴く。その最中、ようこは想いを深め、ともはねはくるくると飛び回り、なでしこは密やかにそっと微笑む。壮絶な三つ巴の戦いで、彼女たち犬神が導き出す結論とは果たして何か!?初めて語られる薫の過去とは!?猫耳メイドと化した啓太の運命は…!?ハイテンション・ラブコメ、いよいよ8巻目。
人間の記憶を抜くことの出来る風花と、その記憶を戻すことの出来る翠ー二人は『山姫』一族の末裔の姉妹だった。彼女たちと出会ったことから、平凡な中学生カズキの生活は一変する。「悩みを解決する=イヤな記憶を抜けばいい」と思いこんだ風花が次々に起こす事件を解決して回る翠とカズキの間には、いつしか微妙な感情が生まれるが…。人里へ下りた『山姫』を退治する使命を持った皆本一族の少年剣士・イヅナ、アメリカから来た「山姫を超えた山姫」グレート山姫などなど、今回も無茶なキャラ満載で贈るシニカルコメディ短編連作、シリーズ第2弾。
彼女は、「わたし」の親友。陸上部に所属していて、クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。彼女は、「僕」の家族を殺した憎い仇。僕は彼女を許さない。僕の家族を殺してなおのうのうと生きている彼女を許さない!彼女は、「わたし」の仲間。人型エネルギーを消すため…世界の危機を救うために一緒に戦う仲間。彼女は、「僕」の…彼女は、いつもおかしいくらい美しい微笑みを浮かべている。彼女は、「あなた」にとっての、何…。
2nd-Gの概念下で命刻の攻撃を受け、危篤状態に陥った新庄…。一方、その命刻は詩乃を抱え、かつてTop-Gで新庄の両親が作り上げた、概念創造機械ノア=バベルへと向かった。そして、マイナス概念の活性化により、全てが喪われる運命の日ー。佐山たち全竜交渉部隊は、己の全ての力と想いを込め、最後の戦闘を開始する!果たして、彼らは滅亡の危機から世界を救うことができるのか!?全竜交渉は、未来への道を拓くことができるのか!?オールキャストが揃い、「終わりのクロニクル」、遂に感動の完結。
タートムとの国境戦を制したアルセイフ。輝石の問題やラトロアへの対策など、いくつかの案件があるものの、しばし訪れた穏やかな日々に、王宮では舞踏会が催されることとなった。そんな中、フェリオは兄ブラドーにある頼み事をされるのだが…?一方、国境を見張っていたゴーダはアルセイフに向かって飛ぶ玄鳥を見かける。その後柱守の一人が殺害される事件が起こり…。フェリオに付き添う二人の可憐な少女。人々の注目は集まり、舞踏会は華やかなものになるが、そこには謎の“仮面の男”が潜入していたー。人気急上昇中のシリーズ第9弾。
「突然だけど。君、あたしの“王「レクス」”になって」羽立慎は一ヶ月前に転校してきた天音ユイナに思いがけない告白をされる。彼女は“境界守護士「ディフェンソル」”と名乗り、慎に自らの“王「レクス」”になって欲しいというが…。それをきっかけに平穏な日々に異変が訪れる。突如襲いくる黒と真紅の二人組の少女、“天上劇団「ディヴァン・ギニョル」”と自称する不可思議な一団。門の王とは、境界守護士とは、異域より来る敵“デイブレイク”とはなにか…?七月の熱く暴走気味な三日間が、いま始まる。
平凡な高校生・唐崎省吾は、有翼の怪物『ハーピー』が、人々を“喰らう”現場に遭遇する。絶体絶命の省吾を救ったのは、『正義の味方』を自称する謎の美少女ー入州帚だった。消えた人々は殺されたのではなく『情報』を喰われたのだと帚に教えられた省吾は、消されてしまった友人の『存在情報』を取り戻すため、囮として帚と行動を共にする。闘いの日々にも失われない帚の笑顔ーしかし省吾は、そこに隠された悲しい秘密を知ってしまう…。“情報を喰らう怪物”ハーピーと、情報の『ささやき』を見ることの出来る少女の闘いに巻き込まれた少年の運命は。