2005年2月10日発売
ー“ミステス”を破壊するのであります。突然現れたヴィルヘルミナは、冷酷に告げた。-破壊なんて…させない!シャナは凍りつき、そして拒絶する。強い絆で結ばれたはずの二人が、“ミステス”悠二を巡り対峙した。シャナが“一個のフレイレムヘイズ”と“一人の少女”の間で葛藤するなか、ヴィルヘルミナは無情の悠二破壊を敢行するー!激動の第9巻!
ー“ミステス”を破壊するのであります。突然現れたヴィルヘルミナは、冷酷に告げた。-破壊なんて…させない!シャナは凍りつき、そして拒絶する。強い絆で結ばれたはずの二人が、“ミステス”悠二を巡り対峙した。シャナが“一個のフレイムヘイズ”と“一人の少女”の間で葛藤するなか、ヴィルヘルミナは無情の悠二破壊を敢行するー!激動の第9巻。
もしも、世界が滅びてしまったら?もしも、家族と信じていた人々がそうでなかったら?もしも、自分が世界で最後の人間だったらー?その少女は、五人の家族と老犬トッピーと一緒に“箱庭”で暮らしていました。家族みんなの笑顔とやさしさに囲まれ、とても幸せな日々を過ごしています。-しかし、その幸せは偽りでした。世界はとっくの昔に滅んでいて、家族だと思っていた五人はすでに死んでいて、トッピーだけが唯一生きていて…。少女は『世界でたったひとりの人間』でした。第11回電撃小説大賞受賞。
里香の手術が終わった。手術直後、主治医夏目の口から放たれた言葉に、僕は戸惑う。そして訪れたのは、生ぬるい日常だった。あまりにも当たり前で、捉えようのない日々。戸惑う僕に、新たな現実が迫ってくる。もう里香には会うな、邪魔なんだよ、おまえはー。一方、その宣告を下した夏目は、ずっと僕を避けていた。ヤケになった僕がバカ騒ぎを繰り広げる夜、ヤツは亜希子さんに自らの過去を語りだす。それは失ってしまった者と失おうとしている者の思いが交錯する夜だった。橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第四弾。
人類存亡の鍵を握る星獣「黒麒麟」の遙とその「伴侶」麻由を狙い、滅びを願う星獣と妖魔たちの攻撃は激しさを増してゆく。だが「蛟」の志摩との闘いで失われた遙の霊力は、戻る兆しもない。『院』の獣聖・直純は、婚約者の由花と共に麻由と遙を警護する命令を受けるが、遙の近衛のひとり柚子にかたくなに拒まれてしまう。そんな彼らの前に新たな敵、星獣「鳳凰」の明良が現れる。一方、みたび真由を襲った志摩の前に、立ち塞がったのは…。
抑圧されたフォルナム神殿の解放を目指すフェリオ達。さらに敵国タートムの侵攻も伝えられ、アルセイフ王国はかつて無い危機を迎えていた…。そんなフェリオ達のもとに西の大国ラトロアから一人の剣士が現れる。ウィスタルの“甥”と名乗る彼の目的とは?一方、来訪者の一人であるムスカは、この世界と自分達の世界の関係について一つの推論を出す。それぞれの思惑が交錯するなか、物語は思わぬ展開へー!?人気の異世界SFファンタジー第6弾。
謎の死を遂げた少女ー棚原美緒は、“王国”を憑依する最強の“式神”使い、四条雄一郎の巫護だった!能力を封じられた四条を倒して学園都市「大神西区」の覇権を握ろうと、ひそかに動き出す大神大付属高校の“式神”使いたち。そのころ、美緒の死の直後に“F”の存在を感じた泊瀬由希は、単身、大神西区へと向かう。だがそこには、四条と敵対する“式神”使い、“冥王”上原琉乃亜の罠が待ち受けていたー。夢、欲望、焦燥、そして恋…。傷つきながらも懸命に生きようとする高校生たちを描く、学園ミステリー第3弾。
後白河法行です。両親が死んで遠縁の花音の家に引き取られる事になって、学校も転校したんだけど、転校先の学校はちょっと前まで女子校で、男子は俺一人?しかも生徒会長がいきなり真剣突きつけて交際迫ってくるし、偶然再会した幼馴染は、そんな会長に反発して反乱軍とか結成するし。何か面倒な事になっちまったなぁ。巻き込まれただけとはいえ当事者の俺が傍観してるのもマズい気がするぞ。どうする俺?っていうか、お前ら男の取り合いごときで殺し合いなんかしてんじゃない!佐藤ケイが贈る、女子校生ワンサカ登場の学園ラブ・コメディ第1弾。
夏といえば、浴衣に水着にスイカに花火と先輩とぼく。楽しいはずの夏休みも、先輩が絡めば普通になる訳がない!肝試しでは本物の幽霊さんをキャスティングしてるし、先輩の家で二人っきりの夜もなんでこんなことに!?遊びに行った海では、なぜか無人島に漂流してしまいました…。お馴染みの愉快な仲間達も大暴走。花火大会には、さすらい中の番長さんがスペシャルゲストで登場!多方面にいじられまくる、ぼくの運命は。
「運命。私は彼女との出会いをそう表現する。何とも都合のいい言葉だ。もっとも、そう胸を張って表明できるようになるのはだいぶ先のことであり、出会った時の印象といえば…最悪に近いものがあった」生者の魂を喰らい、死者の魂を引き寄せるハンニバル。主に忠義を尽くし主と共に死ぬ使い魔の常道から外れ、主に不義を働き主を冥府へと誘いながらも己のみは生き長らえるという死を招く猫。そんな使い魔の次なる主ー江藤比呂緒は弱冠十二歳で、たぐいまれな霊的な素質を持っているが、とんでもない“大馬鹿者”で…。