2005年6月10日発売
少女に名前はなかった。ただ「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれていた。少女が目指すは、“紅世の徒”討滅のみ。いまはまだ、少女の隣にあの“ミステス”の姿はなかったー。天道宮から巣立ち、あの“ミステス”と出会う以前の少女を描いた外伝「オーバーチュア」、通販本収録の特別編「しゃくがんのしゃな」「しんでれらのしゃな」を加筆修正した計三編+特別掌編収録。いとうのいぢオール描き下ろしのカラーイラストで贈る、『灼眼のシャナ』初の短編集登場!
神隠しの少女、あやめ。神隠しに遭い、戻ってきた空目恭一。その空目を護ることを誓った村神俊也。呪われた血を持つ木戸野亜紀。愛のために友を裏切った近藤武巳。近藤のことをただ慕う日下部稜子。人にあらざるモノ、神野陰之。ひたすらに知識と力を渇望する魔術師、小崎摩津方。呪われた土地に立つ聖創学院。異界の世界を望む魔女、十叶詠子。すべての因果が揃い、そしてかつて神が棲んだ山から、“ソレ”がやって来るー。超人気現代ファンタジー、ついに完結。
少女に名前はなかった。ただ「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれていた。少女が目指すは、“紅世の徒”討滅のみ。いまはまだ、少女の隣にあの“ミステス”の姿はなかったー。天道宮から巣立ち、あの“ミステス”と出会う以前の少女を描いた外伝「オーバーチュア」、通販本収録の特別編「しゃくがんのしゃな」「しんでれらのしゃな」を加筆修正した計三編+特別掌編収録。いとうのいぢオール描き下ろしのカラーイラストで贈る、『灼眼のシャナ』初の短編集登場。
ドアを開けたら、目の前にセーラー服の女の子がいた。部屋の住人である僕は硬直し…そして、その少女は叫んだ。「うおぉっ!じ、自由だっ!」-これが、僕・守屋克喜と彼女・“座敷童の未麟”のファーストコンタクトだった。僕は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童と同居を強いられることに。おまけに今年から通う豊葦学園も、変わった人たちばっかりで、いったいこれから僕はどうなるんだろう…?第11回電撃大賞大賞コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。
祭に現れた『食鬼人』の目的とはー。「久方ぶりだね!親愛なる日本の紳士淑女諸君!相も変わらず読書に精を出しているかね?真にその書が好きならば、回読よりも購読をお勧めする!」「失敬。生臭い話はやめ、今回は諸君に島の祭りを紹介するとしよう!」「我が島が誇る芸術家、カルナルド・シュトラスブルクを讃えるカーニバルだ!恋人達の誓いから家族の団欒、過去の精算に未来への希望などー様々な想いと共に、様々な客人が島を訪れる!喜ぶべき来訪者から、望まれざる者までね。だから諸君も、この祭りを十二分に楽しんでくれたまえ!」「遙か西の水面に日が沈むまでは、君達人間の時間なのだから…」。
孤独な人間の影に潜んでその欲望を操り、人間を補食する、異なる次元からやって来た生命体ー『カゲヌシ』。家族を斬殺した殺人鬼、蔵前司の足取りを追う天内茜の前に現れたのは、新たなカゲヌシの力を手に入れた司だった。最強にして最後のカゲヌシー新たなる『アブサロム』は、かつての『アブサロム』の能力、そして『黒の彼方』の失われた首をも取り込んで、さらに強力な存在となっていた。その狙いは、かつての『アブサロム』を葬った裕生と葉、そしてすべての鍵を握る『レインメーカー』だった…。ホラーアクションシリーズ堂々完結。
その魔術師は、にぃと笑って言った。ゲームねぇ、なかなか面白そうじゃないかー。ゲームと称する、その予告は大胆にして唐突なものだった。『我は、今この会場内に集まった諸君の中から生贄を選定し、処刑することをここに宣言する』と。不可解な予告がはたして真実となったとき、舞台となる城翠大学は混乱の渦へと落下していく。加速する猜疑、恐怖、狂乱。だが、美しき女魔術師は、巧妙なる欺計を鮮やかにそして皮肉げに解き明かす。そしてゲームは誰もが予期せぬ結末へ。これは推理小説を模った魔術師の物語ートリックスターズ登場。
オレ様の名前はワルガキッド。24世紀じゃ有名な犯罪ロボットだ。まあ、自分で言うのもなんだけどな。それはともかく、ちょっとしたトラブルがあって21世紀にやってきた。科学技術が未発達のこの時代なら、ますますやりたい放題ってわけだ。だけど、ここでもまたトラブルが。タイムスリップの影響か、オレ様のパワーレベルが最低値に設定されてしまい、まったくのダメダメ状態になっちまった。おまけにえるなっていう生意気な中学生にこき使われるはめに…。だけどそのうち絶対復活するぜ。まあ見てろよ!!というわけで、阿智太郎の新シリーズ、ついにスタート。
「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松沢小巻だった。受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディー。「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化。
凰林高校は文化祭の季節真っ只中!うずうず悪企みの先輩に不安そうなぼく。そんな時にオーラに恋する少年が出現しちゃったのです!タッキーのライバルはとっても強力。先輩の幼馴染みで、パーフェクト生徒会長で、表はにこやか好青年で、裏は先輩並みに腹黒くて、etc,etc。文化祭の裏で進む、タッキーと生徒会長の恋愛バトルが熱い!ということはさておき、先輩に私物化された凰林高校の文化祭はやりたい放題!あ、ちなみにぼくのクラスの出し物は「メイド喫茶」です…。そんなこんなで、タッキーに春は来るのか!?って、あなたは気になります。
三人姉妹が暮らす高倉家に居候し、炎術の修行に励む優夜17歳。クラスメートの男子たちからは「おいしい思いしやがってこの野郎」と妬まれたりするが、長女の彩雲には修行という名の虐待にあい、三女の美風からは変態扱いされる日々。バラ色とは正反対の毎日を送っていた。が、しかし、ひょんなことから美風を手助けすることになり、ふたりの関係がちょっと接近。おまけに次女の美空とデートなんかもしちゃったりして、これは三角関係の始まりか!?第6回電撃ゲーム小説大賞「銀賞」受賞作家が放つ話題のラブ(?)コメディ待望の第2弾。