2005年9月10日発売
暗き夜に、異変が渦巻いていた。時は十六世紀初頭。所は神聖ローマ帝国。一つの、大きな戦があった。決して人の史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された戦い。その中心には、紅蓮の煌きを髪と双眸に宿す女がいた。淑女と言うには印象が苛烈に過ぎ、女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、絢爛な豪華。-これは、もうひとりの『炎髪灼眼の討ち手』の物語である。巻末には、いとうのいぢによる大ボュームのラフスケッチ集を収録。高橋弥七郎が放つ、渾身の第10巻!
暗き夜に、異変が渦巻いていた。時は十六世紀初頭。所は神聖ローマ帝国。一つの、大きな戦があった。決して人の史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された戦い。その中心には、紅蓮の煌きを髪と双眸に宿す女がいた。淑女と言うには印象が苛烈に過ぎ、女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、絢爛な豪華。-これは、もうひとりの『炎髪灼眼の討ち手』の物語である。巻末には、いとうのいぢによる大ボリュームのラフスケッチ集を収録。高橋弥七郎が放つ、渾身の第10巻。
僕の名前はクサカベ・サクラ。サイタマクェン大陸のマヨネイ王国にある、『聖ゲルニカの家』に住む平凡な男の子です。隣にいるのは、魔法使いのミナミさんに、戦士のミヤモトに、僧侶のドクロちゃん。突然現れた“黒竜”にさらわれたシズキ姫をみんなで助けに行くぞー!…って、なんでこんなことになってるんですか!?学校は?宿題は!?ドクロちゃんだって冒険したい年頃です。というわけで、ファンタジー編『ドクロちゃん』全三編に、書き下ろし二編を含めた計五編で第6巻をお届け。
こんにちは、白鳥愛です。最近あたしと光君は、こここっ、こいっ、こいっ、恋人!きゃー!言っちゃった!…って、あ、す、すいません。こ、こほん。最近あたしと光君は、恋人への階段を順調に、上がっています。でも光君は、あいかわらず7人の悪魔っ娘たちから“大罪”を犯すよう誘惑されているようで、心配でなりません。ぜったい、光君を堕落から守ってみせます!この、“天使の矢”で!…え?そのあとはちゃんと契れ、ですって?だって“契り”って、それはつまり…。というわけで、甘美系誘惑ラブコメディ第三弾なんです。
穏やかな日々が、僕と里香に訪れようとしていた。葛藤や迷い、そして苦しみを乗り越えた末にようやく掴んだ、当たり前の日常。それはなによりも大切なぬくもりだった。僕たちはこれから、肩を寄せ合って生きていくんだ。そんなある日、僕は夏目に病院を連れ出された。向かったのは、静岡県浜松市。かつて里香が、夏目が、過ごした場所だ。そこで僕を待っていたのはー。ちょうどそのころ、山西の下らない陰謀により、司とみゆきは大変な事態に突入していたのだった。橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第五弾。
祐一、ディー、セラたちの協力の許、サクラと真昼は「賢人会議」に身を寄せる魔法士の子供達を連れ、シティ・メルボルン跡地の地下都市からの脱出を計画する。一方イルたちシティ・モスクワ軍は、ついに「賢人会議」へと繋がる情報を手に入れていた…。シティ存続のためだけに生み出され、そして殺されてゆく魔法士の子供達を救うために闘うサクラ。シティなしには生きて行けない弱き人々を守るため、同胞を殺す痛みを体に刻みながら闘い続けるイル。相容れぬ二人の生き様が、いま交錯する。
学園祭の日、12人は学校へと向かった。いつも通りであり、いつも通りでなく。悪魔のそれを継承する彼らがそこに集う時ー、呪われた儀式が再開される条件はすべて揃った。「生きたい者は奪うべし。死にたい者は捧ぐべし。最後の一人になるまで奪い合え」その言葉を合図に、ある者は追い、ある者は逃げ、ある者は傍観する。誰を信じ誰を疑いーそして自分は何をすればいいのか?制限時間は今夜零時。一夜の狂想曲は始まった!!俊英・御堂彰彦が描く、サイコ・ラビリンス、登場。
全一ー城島硝子。有識分体ー柿原里緒。壊れた万華鏡ー舞鶴蜜。そして、城島硝子の固定剤ー城島晶。あらゆる空想と願望の果てに産み出されたこの世ならざる世界「虚軸」。そして「虚軸」と関わり、「欠落」と引き替えに異能を手にした少年と少女たち。平穏な学園生活の裏側で、薄れた境界線が現実に爪痕を残し、世界はゆっくりと侵食されていく…。彼らの闘いが始まる!藤原祐×椋本夏夜が贈る待望の新シリーズ、遂にスタート。
松澤小巻。進路調査票の志望校欄に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女。中学三年の夏、田村くんを魅了し翻弄し、その心をとらえたまま家庭の事情で遠方へ去る。相馬広香。孤高の美少女。でも少し寂しがりやの意地っ張り。高校一年の春、罵りあったり励まされたりした末、田村くんのファーストキスを奪う。そして奇しくもそのキスと同じ日、久しく音沙汰のなかった松澤から届いた一通のハガキが波乱を呼ぶー。はたして三人の恋の行方は!?おかしくてちょっと切ない、あなたのツボにくるラブコメディー第2弾。