2006年11月10日発売
「ずっと前からあなたのことが好きでした」啓太のもとに届いた一通のラブレター。いったい誰が啓太に!?いや、差出人の名前はあるけど、そんなばかな!突如起こったラブレター騒動は、ようこ、新堂ケイ、カオル、ともはね、はけ、仮名史郎を巻き込んでタイヘンなことに…!このほか、才女にして美麗、トリプル200(!?)の異名を持つ仮名史郎の妹が啓太の家にやってくる話や、世界を飛び回る薫の犬神たちの話、ほんわり温かいたゆねの話などなど、全部で7話。
“ホテル・ウィリアムズチャイルドバード”、通称“鳥籠荘”には、普通の社会になじめない一風変わった人々が棲みついている。妄想癖の美女、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、不気味な双子の老人、そして響き続ける正体不明の金切り声。そんな“鳥籠荘”の住人の一人・衛藤キズナが、5階に住むひきこもり美大生・浅井有生と知りあったのは16歳の冬。そして、誘われたバイトは、絵のヌードモデル。やってみることにしたキズナは、油絵具の匂いがこもる雑然としたアトリエで浅井と一緒に過ごすうち、その時間が自分にとって次第に大切な日常の一部になっていくのを感じて…。“鳥籠荘”のちょっとおかしな住人たちの、ちょっとおかしな、けれどいろいろフツーの日常をつづる物語。
実現不可能と言われていた有力部族の結集を成し遂げてしまった天才軍師シマオオカミこと、普通の高校生龍也。本人が望む望まないにかかわらず、反政府同盟軍のシンボルとなってしまった龍也は戦いの渦中にあった。政府軍とまともにぶつかれば、互いに深刻な被害が出ることは必至。それはセリカスタンを疲弊させ、泥沼の中に落とすことになりかねない。リューカ姫が暮らすこの国が、いつの間にか好きになっていた龍也は悩む。そして、思いついたのはー。戦わずして敵を倒す、周りも首を傾げる奇策で龍也は最後のミラクルを狙う!シリーズはクライマックスへ。
「慎。また、明日ね」文化祭を翌日に控え、クラスメートや友人たちと準備に大騒ぎの慎とユイナ。忙しさの中でも、彼らはお互いと過ごせる平穏な日々の大切さを噛みしめる。今日は、きっと明日につながる。そうふたりは確信していた。また明日。また明日、いつものように会おうーだが、彼らの一途な想いを引き裂くように、“現世”の崩壊が始まる。壮絶な戦いに次々と倒れていく仲間たち。慎とユイナは互いを求めて瓦礫の街を走る。ふたりの想いの行方は、破滅に瀕する“現世”の行方は!?“王”と“守護士”のバトルアクション、ここに完結。
金色の“戦器”イグニス・アウルムの能力を目覚めさせた“血刃の王”拓也は、凶暴なテリオンの姉妹・火凛と水漣をも退けた。最強のアルカミレスとして覚醒してゆく拓也の実力に脅威を感じた“クランテリオン”最高幹部の一人・グロスマンは、幾多のアルカミレスを倒してきたテリオンの少女“瞑目の星火”毬子を、拓也の許へ差し向ける。人間を蔑視し、アルカミレスを倒すことに無上の喜びを見いだす毬子ーだが拓也たちの背後を探るため、東堂学園へ潜入した毬子が出会ったのは…。人気アクションシリーズ第3弾。
高倉三姉妹の家に居候を続け、なんとなく美味しい状況が見え始めたかに思われた優夜17歳。しかし、炎術の修行のため、高倉家に送り込まれたと思ってきたが、そこには思わぬ策略が…。おまけに、高倉家次女美空にも驚愕の秘密が!?さらには、高倉家三女美風から、果死合いを挑まれる始末!エッチな妄想を膨らませてばかりの優夜だったが、遂に主人公らしく立ち上がる時がきたのか!?そして双子姉妹と妄想少年に恋は生まれるのか!?物語は一気にクライマックスへ!!ちょっとHなラブコメディ、ここにシリーズ完結。
突然、ごく普通の高校生(を自認している)朝凪巽のもとに現れたのは、2人の美少女。1人は自称“朝凪巽の妹”にして実は人型兵器ー猫子で、もう1人は自称“朝凪巽の守護者”にして実は妖精ー綾羽である。2人は巽の護衛のために、巽にぴったりと寄り添って離れず、おかげで巽の日常も非日常的領域に片足を突っ込みはじめ…。巽の側にいる権利をめぐる綾羽と自称“朝凪巽の親友”石丸文一郎との決闘、楽しいプール開き、ドキドキ調理実習等々、超人気シリーズの非日常な日常をサービスシーン満載でお届け。