2006年発売
トレイズが借りたという湖畔の別荘で、年明けを迎えることになったリリアとアリソン。気を利かせたアリソンが一人街に出て、リリアとトレイズ二人っきりの大晦日になる。トレイズは、この機会に“自分が王子であること”をリリアに告げるつもりでいた。しかしー。年越しの瞬間、リリアとトレイズの、穏やかな年越しは一変する!二人はイクス王国を襲った犯罪へと巻き込まれてしまったのだ。リリアとトレイズ二人で反撃を開始するが、事態は望む方向には動かなくて…。“イクストーヴァの一番長い日”完結編!巻末に短編サイドストーリー「メリエルとトレイズ」をスペシャル収録。
7日間にわたって開催される「大覇星祭」。運営委員の吹寄制理やチアリーディング姿の月詠小萌、名門お嬢様学校の御坂美琴など、学園都市のすべての教師と生徒が一丸となって取り組む超大規模イベントだ。そこに、ひとつの波紋が広がった。『使徒十字』。そう呼ばれる存在が、上条当麻の大切な人たちの夢をあっけなく破壊していく…!上条当麻は走る。誰もが期待し、楽しんでいた「大覇星祭」を取り戻すために。科学と魔術が交差するとき、物語は始まるー。
こんにちは。白鳥愛です。ええっと、あの7人の悪魔っ娘たちはまだまだ光君を狙っているらしいんです。彼女たちの7つの“大罪”を模した誘惑がまだまだ続いているんです。わたし、いったいどうすれば…って、あれ?なんで隣に、ダンボールが?え!?この中に光君が入ってる!?ええ!?“堕落”を防ぐために、これから一緒にお風呂に入れ!?そそそそそんな!!まったく意味が分かりません!ちょ、ちょっと天使様…!というわけで、7人の悪魔っ娘たちの甘美系誘惑ラブコメディ、大人気の第5弾なんですっ。
夏休み。克喜たちは、林間学校で高天原高原へ行くことに。そこには、座敷童と敵対する存在・ワラシモドキの“閲覧者”である帯刀脩が参加していて、彼を見張るために未麒と夕琴も克喜に同行していた。一方、克喜のクラスメイト・柏木よう子たちは、水遊びに肝だめしなんて、避暑地でのバカンスを夢見ていたが、前・生徒会長の万里小路に三千院までやってきて…そして、座敷童たちも妖しく動き出して!?イマドキの座敷童が贈る学園ストーリー、物語最大のクライマックス突入。
さてはて、厄介な事になったものだヨ。島を襲う連続爆破事件に、島を仕切る組織の重役達が次々と殺されるこの状況デ、島に戻ってきた二匹の犬に、再び不気味な動きを見せる小鼠達と、翻弄されるうちの猫。東と西の関係も爆発寸前というこの状況、一体どうなんだろうネ?島は終わりに向かっているのか、それともー。…何、別に大したことじゃあないサ。例えこの島が燃え尽きようが粉みじんに砕けようが、住人が全て死のうが、大した事じゃあなイ。それが、この島というものだろウ?殺人鬼と少女がお互いの顔すら見ずに踊っていルー今は島の行く末よりも、このダンスの結末を楽しむとしよウ。そうだろ?諸君。
妹の小夜子が事故でこの世を去った八月十五日は、アブラゼミがうるさく、怖いくらいに日没が赤い、まるで世界が焼かれていくような夕方だった。そして、五年後の小夜子の命日。同じように夕陽で赤い空を、雲がせわしなく流れていく。周囲がアブラゼミの鳴き声に包まれる。なにか、予感めいたものがあった。驚くほど暗く、常にざわざわと不穏な音を奏でる森の中、上りかけた月の光が優しく降り注ぐその下に、小柄で美しい少女は座っていた。「-あなたは…だれなの?」少女の声質は小夜子と似ていたー。日没になると必ず眠る少女国崎桜花は、決して小夜子の代わりではなくてー。
死んたはずの姫島姫の姿で、突然現れた“無限回廊”に、硝子は生まれかかった感情を激しく揺さぶられる。戦いへの迷い。硝子は主人であるはずの晶にさえ、友達が敵になってしまったことを言えずにいたー。そして、晶と硝子との間に見えない亀裂が広がっていく中、“無限回廊”は姫島姫の身体を使って次の一手に出る。計画の主軸は直川君子。それは同時に“壊れた万華鏡”舞鶴蜜の過去にも関わる、これまでで最悪の侵蝕だった!ほのぼの×ダークな学園アクションノベル、緊迫の第三弾。
廃火の儀ー降楼した火目を埋葬する儀式。そこで骸となっていたはずの先代の火目・時子が化生となり、逃亡するという変事が起こる。火護唯一の弓衆となった伊月は、新たな御明かし、茜を引きつれ時子を追う。一方、幽閉されていた佳乃は、都の大火の折、時子の骸に触れていたことから帝・豊日の追及を受ける。時子を巡り二人の運命は再び交錯していくがー。思惑の読めない豊日の真意、化生に隠された秘密…いくつもの謎をはらんだ変事の行方は?第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作第二弾登場。
竜虎並び立つ!と思いきや馴れ合い関係に逆戻りしてしまった竜児と大河。そんな二人に活を入れるかのように一人の転校生がやってくる。その名は川嶋亜美。北村の幼なじみにしてファッションモデル。顔よしスタイルよし外面、よし。でもその本性はー?北村に片思い中の大河は心中穏やかでなく、そんな大河に翻弄される竜児になぜか亜美が接近してきてー?新たな女の子を加え、波乱含みの超弩級ラブコメ第2弾!巻末には不幸体質の一年生、富家幸太と“手乗りタイガー”との接近遭遇を描く番外編「幸福の手乗りタイガー伝説」も収録です。
汚染物質が生態系を破壊し、人類は世界から隔絶された“自律型移動都市”で生きている。その中のひとつ、学園都市ツェルニの武芸科新入生レイフォン。-発端は彼が故郷に残してきた幼馴染みのリーリンからレイフォンに宛てられた手紙。偶然手にして、そっと開けてしまったひとりの少女だった…。そんなことはつゆ知らず、レイフォンは小隊長ニーナとのぎすぎすした関係、さらに「戦う」ことの意義について悩み中。一方ニーナも「強さ」とは何か、自問自答する日々を送っていた。そして手紙は、気まぐれな風のようにあちらこちらと飛び回りー。強烈大ヒット、最強学園ファンタジー第二弾。
念願の「鋼鉄(はがね)の白兎騎士団(しろうさぎ)」に入団できたガブリエラと仲間たち。入団早々、仮配属された部隊から追い出されたりして前代未聞のルーキーぶりを猛烈アピール!?そんな中、副団長のレフレンシアからガブリエラたちにある指令が下される。果たして問題児だらけの「雛小隊」は指令を遂行できるのか?そして、めくるめく乙女の園(温泉付き)「白兎騎士団」を激震させる事件の行方は!?美麗☆絢爛最強乙女戦記、待望の第2巻。
てめえらに、ダークヒーローのアクターレ様の華麗なる武勇伝を聞かせてやるぜ!(誰っすかねー?)「さあ?てゆーか、ここはあたしのスペースなのにー!」『魔界戦史アクターレ』第一三回記念特番『輝け!ダーク太陽!!』えっ?これが最終回?打ち切り!?聞いてねぇよー!(悲惨っすねー)「そんなのどうでもいいわよ!最近あたしのの出番がないじゃないの!!」。
晴れて生徒会公認になった階段部。次は学校公認の部に昇格よっ!と張り切る九重の指令で顧問獲得と女子部員増員へ奔走させられる幸宏たち。しかし、執行部の妨害でうまくいかない。しかも裏では刈谷ですら警戒する生徒会長が暗躍していたー。そんな中、階段部の存在が理事会をも巻き込み校内入り乱れての階段レースへと発展するのだが…。はたして「階段レースなら最強」を証明できるか!?ビバ青春の無駄足!大反響の学園グラフィティ第2弾。
妖魔との争いの果て右腕を失ったレイスファンに一通の手紙が届く。高名な医師マラキが義手を進呈してくれる、というのだ。彼の住む島に向かったレイスファンは、そこで巨大な角を持つ妖魔を目撃する。そしてその角に貫かれた人間たちの姿も…。この平和な島に何が起きようとしているのか!?レイスファンに流れる大魔道師の血がさらなる災いの嵐を呼ぶ!ファンタジーの名手・冴木忍が贈る峻烈のヒロイックファンタジー第3弾。
“虫憑きが消える街”の調査を命じられた特環局員・緒方有夏月。だが潜入先の高校で、ビデオカメラを常に構えた少女・愛恋によって報道部へ強制入部させられてしまう。美術館のドッペルゲンガー、人喰い廃病院、天使が舞い降りる電波塔…愛恋に引きずられるまま、街を脅かす“魔王”の痕跡を取材するうち、有夏月は“かっこう”すら知らない世界の危機のただ中にいた!-それは電波的な彼女による、最高で最悪の大スクープ。
リアラ女神の加護のもと、精霊や幻獣が息づく世界。この国の少女たちは、生まれたときから精霊に守られて育つ。しかしそれは、月が満ち、大人になる儀式が終わって、精霊の代わりにより強大な「幻獣」が使役できるようになるまでのこと。リスタル王国の辺境に住むアリアは十四歳。期待と不安を胸に、いよいよ幻獣との『契約の儀』を迎えることになるのだが…。本格異世界ファンタジー開幕。
こんにちは、パステルです!クレイのお母さんから気になる手紙が届いて、ドーマに帰ったわたしたち。ドーマで待っていたのは、クレイの婚約者・サラが謎の病気にかかっていて、1ヶ月の命だという診断だった。なんとか「奇跡の花」という特効薬があることを突き止めて、花が咲くというギルニー山脈のダンジョンに向かったんだけど…。道中、クレイが“謎の行商人”に間違えられて投獄!(トホホ)仕方なくクレイを残し、ようやくダンジョンに着いた…と思ったら今度は風が邪魔をしてダンジョンの中に入れない!?ど、どうすればいいの!?サラの命を救うクエストの完結編!
時は近代、場所はニューヨーク。暗闇に高くそびえる摩天楼で、『弔詞の詠み手』と呼ばれるフレイムヘイズと、とある強大な“紅世の王”が激突したー!「戦闘狂」と畏怖される美女・マージョリーの過去が、今紐解かれる。(『灼眼のシャナ マイルストーン』)。夏休みが明け、再び御崎高校に通い始めた坂井悠二とシャナ。二人は、悠二に恋心を抱く吉田一美の誕生パーティーに参加する。そこには、悠二を邪魔者扱いする、吉田一美の弟・健がいて…。(『灼眼のシャナ セレモニー』)。『九垓天秤』の隠密頭、“闇の雫”チェルノボーグ。彼女は、誰にも触れさせたくない、禁断の領域を持っていたー。今は亡き、九人の“徒”たちの物語。(『灼眼のシャナ キープセイク』)。