2008年4月1日発売
幡国への「婿入り」の一件から二ヶ月。無事に珠国へと戻った蓮祥は、父祥善よりいきなり天山行きを命じられる。珠国と幡国の間にある天山では、山賊の被害が続いていた。蓮祥は、先に天山へ赴いている兄祥達と合流するため急ぎ旅立つ。一方、幡国では龍牙が賀杖の手掛かりを得て、天山へと向かっていた。天山で久しぶりの再会を果たした二人。しかし、そこには思わぬ恋の試練が待ち受けていて…。
従兄弟ユグノスの突然の陰謀により国を追われた王女ルティアナ。傭兵グレイ、令息カナル、傭兵集団の若長サイラスら個性的な面々との旅も終わりを向かえ、叔母が嫁いだルクレチオ王国に援軍を求めるが…。そんな中、ルティを守ってきた傭兵グレイの意外な過去が明らかになり、グレイとルティは離れ離れに…!?そして亡国の王女には大陸を揺るがす隠された宿命があった!!感動の終章が始まる。
神島の屋敷で、突如桐子の前に現れた刺客。その者が気になる言葉を残したことから、桐子は敵の情報を探るべくある試みを思いつく。その為に必要な人物は武見勇太ー。しかし、弟に代わり志郎が桐子の前に現れて…!?思わぬ展開ながら試みは成功し、明らかになる衝撃の事実と、青い目の魔人乙夜の存在。様々な断片が結びつき、見えてくる真実とは?錯綜する思惑の中、ついに桐子と鬼達が動き出す。
「いつかヒカルはこの世から離れなければいけない」判ってはいたけれど、非情な現実を突きつけられる光。激しさを増したテロリストとの攻防の中、ヒカルと光の出す結論は?異世界からやってきたお姫様との異文化交流あり、ドタバタあり、ちょっといい話ありのラブ・コメディの完結編。
ある朝、目が覚めたら身体が女の子になった藤沢僚。どうやら階段から落ちて死んだ少女の霊に取り憑かれ、身体が女性化してしまったらしい。元の身体に戻るために悪魔を呼び出すも効果がない。女性化した身体をいろんな人に弄ばれもう散々。そのうえ身体を幽霊に乗っ取られ、事態はさらに悪化の一途。果たして無事元の身体に戻ることができるのか。
D&D世界への思いもかけぬ潜入体験談-シェリーの手記は、ユーモアと面白おかしい筆者本人の姿に満ちている。ある日、ゲーム会社でプロモーションの仕事をしているOLが、アストリッド・ベラッジオという名の134歳の女ソーサラーとしてD&Dに参加しないかと同僚に誘われる。そして、彼女はまったくの社交辞令からその申し出を受けた。まさか自分が本当にその遊びを好きになるなんて思いもせずに。この本は告白録であり、ハウツー本でもある。そして何より、この世界一有名なロールプレイング・ゲームについて、素晴らしい考察を展開している。キャラクターの作り方を解説し、遊び方を概説し、どうしてこのゲームが長い間愛されているのかを見事に描き出している。これは全て、曇りのない目が見て、そして語った、ゲーマー像の神話と現実なのだ。