2009年12月10日発売
クラス旅行で近未来テーマパーク『ワールドアヴァロン』にやってきた秋人たち。最先端のCG技術と、様々な趣向をこらしたアトラクションに大興奮…のはずがタロット少女たちは、香澄の告白に対して秋人がした返事の内容が気になって仕方がなくー。ついにはアメジスティアまで参戦し、テーマパークを舞台に秋人を求めたカゲキな追いかけっこがスタート!もちろん、それで何も起こらないわけがないわけでして。そんな中、真冬は秋人のいない四阿本家へと侵入。禁忌とされる占現の力“遠目”の秘密を探ろうとしていたー。タロット少女たちとの関係と、占現の秘密。どちらも急展開の第8巻登場。
苦心の末、手作りの“仕掛け絵本”を完成させた文人。作り上げた本を持って、いざ即売会場へと向かう。大量の本とイベントの熱気に大興奮のフィフ。本嫌いの文人も期待に胸を膨らませるがー意を決してHコスプレでアタックする雲木と、もはや凶器のムネで悩殺しにかかる夏宰の壮絶な文人争奪戦に発展!?一方そのころ、企業ブースで怪しい動きをする“禁書”のクレオパトラは、本の搬入が遅々として進まないことに苛立っていた。彼女の、そして“禁書”たちの企みとは、果たしてー?ぱんつはいてない司書のちょっとHな“文学”コメディ、怒濤の展開の第5弾。
学園都市で“幻魔”を回収する白い死神モモと黒猫ダニエル。転校してから3ヶ月、モモは相も変わらずの『いじられキャラ』。ダニエルもそれに安心して、ゆったりとした学園生活を過ごしていた。…その矢先。モモは授業中に異変を感じる。まるでみんな鏡の中にいるみたいに、左右が逆になっていた。しかもこの謎の現象を起こしている犯人は、クラスの中にいる様子。原因究明に動き出すモモだったが、不思議なクラスメイトの少女・那由多ソラが近付いて来てー!?ラヴリーにして凶暴な白い死神モモは、学園都市を守れるのかーもうひとつの死神の物語、完結編登場。
自由ってなんだろうな?なんでも自分の思うように生きることかな。でもその思っていることが他人の受け売りに過ぎなかったら、そいつは自由な意志って言えるのかな。おれたちが思ってる正しいことって、本当はどれくらい意味がある?…あいまいでよくわからない。人生の意味をはっきり決められるヤツがいるとしたら、そいつは噂の死神ぐらいしかいないんじゃないんだろうかーとある平凡な町を舞台に、統和機構最強のフォルテッシモと、無敵の能力スキャッターブレインが激突する。普通の中学の学園祭を背景に、少女たちと少年が化け猫が歩く奇妙な風景を求めてさまよう。ふたつの相容れない事象が交錯するとき、ブギーポップが指し示す事実とは…。
久々にやってきた大凶運で、家もお金もすべて失ってしまった、“ごえん使い”の雅人と福の神キチー。「家がなくなったのならうちに来ない?」そんな雅人のもとに、二之宮良子と天草沙代の二人からメールが届いた。二之宮良子は大富豪。天草沙代は霊能力者の名家。いやそんなことより、二之宮さんはとっても可愛くて憧れの人で、天草さんもなんか最近いろいろ心配してくれてほんとに優しい女の子だし…。悩みまくる雅人と、それをじと目で見つめるキチ。そこに突然、校長のサモン=時二郎からSOSの連絡が!果たして、雅人の決断は!?ハッピーラブコメ第6弾。
すべての真実は明らかになった。運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀『つうれん』は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗の、型羽の、檻江の、そして枯葉の生命を狙っている。反抗か、死か。二者択一の中、鈴鹿の一族の存亡をかけた最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られてしまった景介と、木春により絶望を突きつけられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か…?鮮血と恋慕が織りなす赤色の幻想奇譚ーここに終幕。
「満月堂」の本を無料レンタルできる権利と引き換えに、満月ツクモの裏家業である“世界修復”を手伝うことになった桐島新太。相変わらず傍若無人なツクモに振り回される毎日だけど、そこは惚れた弱みというヤツで(?)。健気なオコジョ少女・クルンの癒しもあって、こんな“関係”も悪くないなと思い始めていたのだが…。そんなある日、ツクモの前に突如謎の少女が現れた。「あなたには観測者としての才能がありません」-って、何そんな今さら的なことをエラそうに言ってるんだこの人は!?果たして、この少女の目的とは?やっぱり“残念”なキャラクターたちが織り成すファンタジック・ラブコメ、第2弾。
ついに王都を取り戻すための決戦が始まった。しかし王城を包囲する「偽りの王子」イアン率いるリュクサリア軍と、籠城策に出たオルガンド軍との戦いは長期化の様相を呈しはじめ、次第にリュクサリアに疲弊と惰性を生み始めていた。状況を打開すべく、近衛副長官ヴィクトは予め準備しておいた『秘策』を実行に移すのだがー。そして、その戦の最中、ふとしたことからついにイアンはその正体をある人物に知られてしまう…!『双竜戦役』を追う物語、佳境の第3弾。
御陵学院内の教会でシスターを務めるノウェムにはじめての友達ができる。しかし、その正体には秘密がありー「銀のノウェム」。廃ビルで発見された昏倒した人々と、一人だけ意識を保った男の子。その秘密を追うイザヤとノウェム、そして二人をマークする異端審問官ラーフラの駆け引きと過去を描く「黒のラーフラ」。“獣”に立ち向かう玻璃と、“獣”を喰らう裏の玻璃。その決意とイザヤのさらなる覚醒とはー「紅衣の娘」。断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。眷属を従える謎の“獣”との戦いの行方はー。
シャーロックに拒絶され悲嘆に暮れたクリスは、パメラと共に『薔薇色』から姿を消す。一方、貴族の義務とクリスへの思いの間で揺れるシャーロックは、苦悩の日々を過ごしていた。ようやく行方知れずのクリスの居場所を探し当て、安堵するシャーロックだったが、クリスもシャーロックを思うがゆえに厳しい決断を迫られて…。二人の恋の行方は!?引き裂かれた恋人たちは聖夜に出会えるのかー。