2009年4月10日発売
嘘つきさんが舞台から退場、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命された私の名前は大江湯女。私が紹介する、平和な町で起こった愉快な殺人事件。
ダニエルはモモのいなくなった世界で、ひとりぼっちで旅をしていました。モモが残した“想い”を拾い集めながら。何処かでまたモモに逢えるんじゃないかと想いながらー。モモとアンは魂を扱うことで、この世のバランスを保つ存在でした。その二人が、今はいないー。ならば逆に、くずれたこの世のバランスをもう一度取り戻すことで、もしかすると、もう一度モモに逢えるかもしれないとダニエルは考えました。そして、ダニエルは、モモと関わった人間たちが残す“想い”をさがしはじめます。これは“真っ白い花”が世界に残した、“想い”をたどる物語。
ぱんつはいてない戦闘司書・フィフだけでなく、天然ボディで求婚を迫る崎田姉妹まで文人のもとで暮らすことになった。当の文人は、同居する女の子達の「貴様らだってブラなしのくせにっ!」(フィフ)「パンツ穿いてないよりましでしょ」(崎田姉妹)といった賑やか(?)なやりとりに頭を悩ませる毎日だった。一方、巷では、“禁書”の仕業とおぼしき事件が勃発していた。“落丁”と呼ばれる人間たちが、次々と問題を起こしており…。ちょっとHな学園“文学”コメディ。バトルもあるよ。
美しく成長したアニアと、悪魔の能力をなくし人間化した奏。完全に姿を消してしまった操緒。思いがけない彼女たちの変化に、何かと混乱が続く智春。元の世界に戻る方法はわからないまま、刻々と時間だけが過ぎていく。そして焦燥する智春が目撃したのは、崩壊を始めた世界と、その世界に存在するかつての友人たちの姿だった。二巡目の世界を救うというのは彼らを見捨てることではないのか?世界が抱えてきた秘密が説き明かされていくなかで、突きつけられた選択に智春がくだす決断とはー?TVアニメも絶好調、注目の大人気スクールパンク第12弾。
教室で唐突に始まった怖い話。それは、初めてできた子を両親がボートから池に落として殺し、可愛がっていた二番目の子が同じ場所で『今度は落とさないでね』と語りかける、という内容。一緒に聞いていた真喜多莉緒は、その手の話が苦手だった。なぜなら彼女の名前は、死んだ姉と同じだったからー。夏休みが始まり、雪乃とできるだけ長く一緒にいようと目論む蒼衣。だが、泡禍解決に赴いた雪乃と颯姫が戻ってこない。雪乃たちは、死なない“異端”を相手に真喜多家に閉じ込められているらしい。邸は異常現象により完全に外界と隔絶されていた。雪乃のためにも単身で邸内へと救出に向かう蒼衣だったがー。鬼才が贈る悪夢の幻想新奇譚、第十幕。
伝統と由緒ある名門・白麗陵学院で、理事長の思いつきからミスコン開催が決定。名門校にあってはならぬこの椿事にやっぱりいつも通りに巻き込まれた秋晴は、審査員をすることに。ミスコンにはもちろん朋美とセルニアがエントリーしているわけで、ということは秋晴がどちらかを選ぶというわけで…!?さらに思わぬ強敵・朋美母が襲来。その結果秋晴とセルニアが朋美の自宅にお泊まり訪問することになったり、大地が女装(?)して秋晴とデート&××することになったり…!?あっちもこっちもドキワク胸キュン受難続きの第8巻。
頭上に“ヘッポコ”様なる可愛い(?)神様が取り憑いている品部人永は、そのせいで女の子にモテない不幸な人生を送っていた。そんな人永のもとに、ある日政府から美人な才媛・高峰小町が派遣されてくる。曰く、雲隠れしてしまった八百万の神々を探してほしいのだという。強制的に、小町が所長を務める『やおよろず神議会』に所属させられてしまった人永。小町の色気に逆らえず、ある温泉街に神様探しに向かうことになる。そこで人永とヘッポコを待っていたのは、神様らしからぬ気さくな女神様でー?可愛い神様ヘッポコ様が大活躍!?第15回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作。
帝都ソロンでの反乱を阻止しますます名声を高めたオルバは、皇帝により辺境のアプター砦へ赴くよう命じられる。そこはかつてビリーナの故国ガーベラに占領され、メフィウスへと返還されようとしている地だった。そしてその機を狙って隣国タウーリアが侵攻してくるという噂があった。元剣奴隷の近衛兵などわずかばかりの手勢を率い、ビリーナと共にアプターへと進発したオルバ。一方、ガーベラではエンデ公国との戦端が開かれようとしており、メフィウスの援軍を必要としていた。一触即発の状況の中、寡兵しか持たないオルバがふるう采配とはー!?英雄への道を描くファンタジー、第3弾。
ある日、星人の家にUFOが落ちてきた。出てきたのは黒ずくめのメイド服に身を包んだ少女だった。アリアと名乗る少女は、顔は可愛いがやけに態度がでかい。自分達の存在を口外するなまではよかったが、馬鹿扱いされてののしられ、人体実験まがいのことまでされる始末。星人は彼女を「性悪チビ悪魔」と名付けた。アリアから逃れられるひととき、のはずの学校にまで、星人を見張るため悪魔は転入してきた。だが、学校には星人の幼馴染みの美希がいて、これで丸く収まるわけがない。転校生VS幼馴染みという仁義なき戦いが勃発するのだが!?やりたい放題の暴走ラブコメスタート。
エリート一家で唯一の落ちこぼれ晴凛。彼がやっとの思いでありついた仕事は異国の姫君の家庭教師だった…。シムールの一支族の末姫、ミーネ。まだ13歳のあどけない、おしとやかな姫様ーなんかではなかった。とにかくわがまま、気に入らないと暴れまくる超問題児。人は彼女を山猫姫と呼んだ。振り回されまくる晴凛だったが、なぜかミーネ姫に気に入られてしまう。ミーネ姫に翻弄されつつも、なんとか教師が板についてきた晴凛。だが、和平を結んでいたはずのシムールが帝国に宣戦布告をしてくるのだった。板挟みな晴凛だったが、これが英雄への第一歩で。