2010年11月10日発売
シェンナでの空中戦からしばらく。反政府勢力“レヴァンテ”のエースパイロット・ミリアムと、レヴァンテの雇われカメラマンになったマコトは、豪華客船でひとときの休暇を楽しんでいた。しかしその船に、マコトの婚約者・アンジェラが乗り込んでくる。マコトと親しげな美しい少女の登場に、当然ミリアムは平常心ではいられず…?「アンジェラと申します。マコトさんがいつもお世話になっているようで…」「ミリアムよ。こちらこそマコトがいてくれるおかげですごく助かってる」夏の海、豪華客船を舞台に、マコトを巡る戦いが勃発!?恋と冒険の物語、波乱の第2弾。
風邪をひいた空のお見舞いイベントで起こったハプニングにより、空の奴隷にされてしまった浩介。肩をもまされたり、オセロをやったり、さらには荷物持ちとして休日に二人で買い物に行くことになるが、当然そんなことを看過できる素敵達ではないわけで!?そんな折、医術部の面々は街で素敵のように白衣を着てメスを振りかざす女と遭遇する。彼女はこれまでになく最悪な“耽溺症候群”に罹患していた。素敵は自らの“世界と乖離していく”疾患を押しての対決を覚悟するが!?水瀬葉月が贈るフェチ系美少女学園ストーリー、感動の完結編。
とある事情から親類の『倉須家』に引き取られることとなった僕。だけどそこは、血の繋がらない六人のきょうだい達が住むという妙な家だった。諧謔的な長男、おっとり&投げやりな長女、暴君の次女、スキンシップ過剰な三女、男か女かわからない三男、カメラを手放さない四女ーどうにも癖のある彼らの許で、僕は七人目のきょうだいとなる。ともあれ倉須賀次男としての新しい生活はどうにか順調だ。…次女のリリィが何故かやたらと僕にキツく当ってくる以外は。ちょっと風変わりな家族たちの織りなすハートウォーミング(?)ストーリー、開幕。
『学園の宝石』の異名を持つお嬢様は、なぜか俺の恋敵だった…。愛するいつみの誕生日まで約一ヵ月!朝井はプレゼントゲットのため、唐沢との恋敵関係を一時解消して、豪華アクセサリーが賞品の演劇コンクール出場を目指すことに。しかし、いつみと“ちゅー”することができる王子様役をめぐって、くんずほぐれつの争いが再燃!二人は演劇部に所属する天然で巨乳の七海先輩やいつみも巻き込んで演劇合宿に繰り出すのだが…関係を怪しまれ互いに意識し合う二人は、あろうことか合宿の夜に同じ部屋で過ごすことになりー!?大好きなあの娘と、ちょっと気になる恋敵との不思議な関係を描くトライアングル・ラブコメディ第2弾登場。
今、そこは間違いなく、世界の中心だった。御崎市全域を覆う巨大な封絶。中天に輪を描く、創造神の黒い蛇身。その背に降り立った、緋色の凱甲と黒い竜尾で装う少年ー創造神“祭礼の蛇”の代行体・坂井悠二。彼は、正面で向き合う少女に笑いかけた。紅蓮の瞳と髪を靡かせる、天罰神の契約者たるフレイムヘイズに。「悠二」「シャナ」二人は、それだけを言い、それだけを返す。フレイムヘイズ兵団は敗れ、“紅世の徒”が勝利し、彼らの楽園『無何有鏡』の創造が始まろうとする中、相容れない二人は、互いのかける、次の言葉を待っていた。少女の手には、身の丈ほどもある大太刀が握られ、少年の手には、片手持ちで幅広の大剣が握られる。図らず、計らず、声が重なる。「「-決着をー」」。
巨大兵器オブジェクトが世界のバランスを支配し、物事の全てを決める。シンプルで安全で、クリーンな国際競争を行う場所。それが俺たちの『戦場』だ。こんな最前線から兵士が去っていく一番の理由は、負傷でも戦死でもなく、基地内における男女間の恋愛問題のこじれだったりする。そう。今時、戦場で死ぬなんて流行らない。-はずだったのだが、「「クソッたれ!!どこのどの辺が安全でクリーンな戦場だちくしょう!!」」爆乳美人上官フローレイティアは、今日も今日とて、ごく自然に戦地留学生クウェンサーと貴族なのに下っ端軍人ヘイヴィアの二人をオブジェクトだらけの戦場に放り込んでいた。相変わらずな二人の敵は、以前出会った「おほほ」と笑うあのエリート女と、そいつが駆るオブジェクト。ヤバそうな予感バリバリで、しかもなぜか我らがお姫様の機嫌も悪く…これが恋愛問題のこじれってやつなのか?ハイテンションな近未来アクション、懲りずに第三弾だ。
「お、おまたせっ」顔を上げると、照れくさそうな微笑みを浮かべている…俺の彼女がそこにいた。俺の愛しい恋人である彼女の名前は、高坂桐乃。「あんたのこと…“京介”って、呼ぶから」「だって、その方が…恋人っぽいじゃん?」めちゃくちゃ仲の悪い兄妹だったはずの俺たちが、こんなただならぬ関係になっちまうなんて…まるで悪夢だ。夏休みに入ってからというもの、俺の周りでは恋の話題が尽きやしない。「待て…殺さないでくれ…」あやせの家にお呼ばれして、楽しい一時を過ごしたり。「-妹に彼氏がてきたかもしれない」「責任を取ってもらいますわ、京介さん」友達から人生相談(?)をされたり。そして一年ぶりの『あのイベント』もー。人気シリーズ第7弾。
唐突に現われた天真爛漫中学生・ひみこに、月と真一は官能小説と男装の『ひめごと』を知られてしまう。しかしひみこは自らも「えっちな同人誌」を描いていることをカミングアウト。秘密をばらすことよりもむしろ真一と月がこっそりやっていた『体験取材』に興味津々!二人にえっちなことを実演してみせるよう頼んできてー?さらにそれだけに留まらず、藍川が真一に抱いている想いを知るやいなや、どんどん悪ノリがエスカレートしていって…!?そして、その光景を見る月は言いようのない不安を抱え…。人気絶好調のギリギリひめごとラブコメディ、シリーズ第2弾。
転校初日、目の前にイチゴ畑が広がったー。正確に言えば、イチゴ畑ではなく、スカートが盛大にめくれて、イチゴ模様のパンツが丸見えになっていた。なんの前触れもなく見事にすっ転んだその娘の名前は百瀬透香。彼女は服が徐々に透けていく呪いに悩まされていた。「僕は君の秘密を知っている。君が休み時間ごとに何をしていたのか。君、今朝はイチゴパンツだったのに、今は水玉のパンツだろ?」まさか初対面がこんな形になるとは思ってなかったけど…今回の僕のターゲット、透香を確認したー。服が透けてく呪いにあえぐ彼女と一緒に、ラブコメリバーシブル開幕ー。
ありえない奇策の連続で、まさかの勝利をもぎ取った晴凛たち。すぐ消える弱小反乱軍のはずが、北域を席巻する大勢力へと変貌をとげていく。近隣の太守たちも、侘瑠徒の王と言われる晴凛に興味津々となる。だが、北域に名を轟かす晴凛はというと。ミーネとシャールに迫られて右往左往していた。どっちが嫁か争いに翻弄されている姿には、相変わらず王の威厳はないようで。そして、ついに県都延声を落とす日がやってくる。勝てば、名実ともに北域の覇者となるのだが!?大人気シリーズ、第6弾。
時は平安。幼い頃から不思議なものが見え、しかも好かれるという厄介な体質の少年・道冬は、陰陽師を目指して京の都にやってきた。ところが用意していた家は荒れ果てていて、その上付喪神や幽霊が出没するという、いわくつきの物件!従者の行近も困惑顔だ。さらに陰陽寮では安倍晴明の息子・吉昌に妙に気に入られ、他の陰陽師見習いたちから嫉妬されてしまいー。