2010年11月29日発売
久しぶりに実家に帰ることになった千里。アバロン学園に入学した経緯もあって、複雑な気持ちの彼だったが、アジャスタントも一緒となってはアンニュイな状況に浸っているヒマもなく、彼女達を同伴する理由作りだけでも疲労困憊したりして。しかも、帰宅した千里を待っていたのは父と義母に加えて、いるはずのない妹、万尋だったー。「おかえり。お兄ちゃん」一体何がどうなってる!?暴走するネオ・ハイブリッド学園ラブコメ、衝撃の第7弾。
「それじゃあ、行こうかー小田桐君」いつものように紅い唐傘の陰で繭墨あざかは囁いた。白雪があさとに捕まった。無力な僕ができることは少なく、結局はこの異能の少女に助けを求めるしか術がない。だが、あさとへの手がかりを掴み、事務所に戻った僕が目にしたのは、引き千切られた繭墨あざかの姿だった。無惨な光景を前に、僕はようやく決意する。狐を殺そう、とー。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー。因縁と対峙する第4巻。
「五代目勇者。本日より魔族の教育者として従事せよ」力もなければ知識もない、取り得は不死身なことぐらい。そんな村雲護狼は中学卒業を目前に、魔界にあるパンデモニウム学園に飛ばされてしまう。そこで彼を待っていたのは3人の魔王少女だった!ベルゼ、ルシフェル、アスタロト、可愛くても子どものような彼女たちは自由気まま。教えようとする護狼にあの手この手(妨害あり)で迫ってきて、授業は完全そっちのけ!?桃色ファンタジー学園、開校。
清純な乙女だけで構成される鋼鉄の白兎騎士団ー類まれな機転と発想によって、入団後1年も経たずに団長となったガブリエラ・リビエラ・スンナは、まだ若くあどけない少女だった。そんな彼女の就任直後、騎士団は未曾有の危機に直面する。バスティア大陸の中でせめぎ合う大国が活発に動きはじめ、否応なく戦いに巻き込まれるガブリエラ達。団長の真価が問われるその局面で、果たして彼女は団を導き、勝利することが出来るのか!?最強乙女伝説、開戦。
「インナーだけで狩りに出るなんて無茶だ!」ドンドルマの大衆酒場で、狩猟笛使いのイオンと太刀使いのカリンは激しく言い争っていた。片方は無謀な試みを主張し、片方は頭ごなしにそれを否定する。互いに一歩も譲らない睨み合いの末、二人はついに喧嘩別れをしてしまう。その後イオンは王立書士隊員のホレイと、カリンはギルドナイトであるクルトアイズと出会い、別々に狩りに出ることになるのだが…。『モンハン部』短編漫画、小説シリーズ第3弾。