2011年3月10日発売
「僕は女の子と仲良くなりたいんです!」『青春大臣』が人生の目標である高校生・苑葉征成。念じて止まないその願望を、幼馴染みの少女に相談したところ、なんと女の子を紹介してくれるとのこと。感動するユキナリの前に、いざ現れたのは、魔王と自称するちょっと変な子。具体的には、苺のショートケーキじみたスウィートな雰囲気の美幼女で…。「私は魔王ゼノン様である!我が臣民になるが良い!」「なんで!?」(ユキナリ)「てゆうか、あなたは誰!?」(紹介した幼馴染み)。意味不明、だがそれがいい。おかゆギャグ炸裂の予感。
ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、フィアンマがロシアから起こした第三次世界大戦は、上条当麻の活躍により終結した。彼の、消失と共に。ここは上条当麻が存在しない世界。魔術サイドは再編・改善がすすみ、信徒たちには安息の日々が訪れていた。科学サイド総本山の学園都市では、最強の超能力者・一方通行が、『闇』と手を切り、打ち止やめ番外個体と共に騒がしくも穏やかな日常を過ごしていた。そこには『グループ』の影も無い。元スキルアウトの無能力者・浜面仕上は、ロシアで手に入れた『闇』との交渉材料を懐に、絹旗、滝壼、そして帰ってきた麦野と共に新生『アイテム』を結成、活動を再開する。闇からの『卒業生』たちは、平穏を手に入れたのだ。-凶悪な『新入生』が、彼らの前に現れるまでは。新約編、スタート。
夥しい数のモンスターに囲まれ、砂漠の都エベリンは絶望と恐怖に喘ぎ、今にも闇魔の手に落ちんとしていた。機転によりバジリスクをダンジョンから連れ出すことに成功し、エベリンへとテレポーテーションしたデュアンは、窮地を救う起死回生の一手を打つことができるか?そして、闇魔にその身を奪われ、モンスターの総大将となってしまったルルフェットの運命はー?深沢美潮が贈る長編ファンタジーシリーズ、15年の時を経てついに完結!!のちに「伝説の勇者」と称えられることとなるデュアン・サークの物語、最終章。
“-彼女の髪に、触ってみたい…”少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていきー。いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、“泡禍”解決の依頼は増えていくばかりで…。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる“泡禍”事件に、蒼衣も責任を取るかのように、雪乃と二人で解決に向かうのだがー。悪夢の幻想新奇譚、第十四幕。
夏休み。藍川から別荘へ来ないかと誘いを受けた月と真一。しかし、なんとそこは月の実家のほど近く。この際藍川に事情を話し仲間になってもらおうと、二人は男装の『賭け』をしている月の父親を説得すべく、故郷の海辺の町へと向かうのだったがー説得はトラブル続きで大混乱!しかもそのせいで、月と真一の『体験取材』がエスカレートしたり、藍川と合流した後、海辺や別荘で、夏の開放感もあいまって友情以外にもいろいろ深めあっちゃったり…と、いつにもましてとってもキケンな感じにー!?海で水着&お祭りで浴衣と盛りだくさん!大好評のギリギリひめごとラブコメディ第3弾。
“せっかくの夏休みだから…一生残るような特別な想い出を残したくてー”一通のラブレターから始まった園端夕と二人の“はな”との物語は、いよいよ熱い夏真っ盛り。福助いわく夏は少女が女性へと変わる季節!?特別な想い出を刻み込むべく、明るくはしゃぐ赤色浴衣な成宮花&控えめに楽しむ可憐な藍色浴衣な東雲華と夏祭りを満喫する夕。だがそんな矢先、華さまが母親に連れられて一時街を離れることに…。花もプールや肝試しなど、ここぞとばかりに接近を図るのだが、それぞれ三人の想いが詰まった夏が交錯していき、そしてー。“だぶるはな”で贈る学園青春ラブコメ、撮影3回目。
葉介、たまも、天王寺の三人で活動していた超常現象研究会に、元気娘・加納マルタが加入してきた。「幽霊狩りをするわよっ!」と宣言した彼女に強引に引っ張られ、超現研の四人は深夜の上野寛永寺霊園へと乗り込む。しかしそこでは、尋常じゃないほど強大な霊気をもつ幽霊が待ち受けていた。その名は、徳川綱吉。江戸幕府の第五代将軍だったー。綱吉に取り憑かれる葉介。マキマキの命を狙う殺し屋たち。突然現れる闇の組織の頭領…。これまで以上にヘンテコな奇人変人たちが交錯する、オカルティック・ラブコメ第3弾。
圧倒的なオーラを放ち、自称完璧、その実ちょっと残念なお嬢さま、加賀香子。彼女は独自のシナリオによって定めし幼馴染との運命の結婚が破綻して傷心気味。一方、同じサークルの気さくないい先輩、リンダ。彼女は実は万里の高校の同級生で、しかもどうやら浅からぬ仲だったようで、それをひた隠しにしていた。記憶喪失男、多田万里の心はそんな二人の狭間に立たされて千々に乱れる。万里が二人に向けた問いかけの、その答えははたしてー?竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、待望の第2弾。
突如現れた少女・アールによって、異世界へと誘われた少年・天海蔵人。そこで流行していたのは、なんと地球の人間を拉致し、互いに戦わせるという恐ろしい『娯楽』であった。一方的に銃とナイフを与えられ、見ず知らずの誰かとの戦いを強いられることに、蔵人は戸惑いを隠せないでいた。だが、その『娯楽』の頂点に立っている地球人…初戦以外は完全無敗の人物が、幼き日に行方不明になっていた自分の妹である可能性が高いということを知り、彼はー!?斬新な切り口で『戦い』を描く、ファンタジー&サスペンス。
超お金持ちのご子息ご令嬢で美男美女ぞろいの新聞部、例の6人が巻き起こす今回の騒動はー「新聞部みんなで学校主催のオリエンテーリング大会に参加し、ある事情から1位を目指す!?」と、「新聞部に短期留学生が来ていろいろあって、そしてなぜかメグとセロンの関係に変化が起きちゃったー!?」の中編2本。さらに“あの人達”が登場する短編2本も収録ーというてんこ盛り!いつにも増してドタバタハラハラヘトヘトコソコソワクワクドキドキ、エーッ!?な第6巻。注目の“今回のあとがき”はー時雨棚恵一書き下ろし“『セグとメロン』”!?もちろん“黒星紅白あとがき”にも注目。
“魔術師殺し”こと衛宮切嗣の悪辣極まる謀略によって、第四次聖杯戦争は早くも佳境を迎えつつあった。その最中、征服王・イスカンダルは“王”たる“格”を自他に問う、真剣勝負の「聖杯問答」を仕掛ける!英雄王・ギルガメッシュ、そして騎士王・アーサー・ペンドラゴンが全身全霊を懸けて答える“聖杯の王”に相応しき「王の器」とはー!?これは始まりに至る物語ー。白熱の三巻。
雛見沢村の転校生・前原圭一はクラスメイトの園崎魅音の双子の妹、詩音と出会う。たちまち意気投合した二人は村に古くから伝わる秘祭・“綿流し”の夜、絶対的な禁域とされる古手神社の“祭具殿”へと忍び込むがー!?ゼロ年代の金字塔的ムーブメント、“正解率1%”の衝撃ミステリー。