2012年10月20日発売
オタクで腐女子なアタシ柏田あかりは最近、とてもムカついている。理由は三つ上のバカ兄貴だ。アタシの兄、直輝はオタクのくせに高校に入学してから、変に色気づいている。女と二人っきりで買い物に行って、服を選んでもらったりしてるし。この前はお、大人の男女が入るホテルで、女とコスプレしたとか言ってたし!ほ、本当は実在しないんじゃないの?はぁあ!?その女たちが家に遊びに来る!?「初めまして、桜井小豆です!」「恋ヶ崎桃です。確かに柏田に全然似てなくて可愛いわね…」すっごい美人!直輝が変なことしないように、アタシが監視しなきゃ!-。
白日の下に晒された夏目の本当の姿。「約束の男の子」は夏目ではなく春虎ー。真実を知った京子は春虎たちを避け続けていた。一方、シェイバとの戦い以来、春虎は呪力を制御できず不安定な状態に陥っていた。幾つもの不安を抱える春虎たち。そんな折、土御門宗家が何者かによって襲撃される事件が起こる。動揺する夏目のもとに現れたのは、あの赤毛の少女、多軌子だった。「ぼくが目覚めさせるんだ。-夜光の生まれ変わりを」運命の歯車は、軋みを上げて回り始める。後戻りすることのできない、未来へと向かってー。
数多の王、数多の国、数多の信仰が混在し、そして衝突した、統べる者なき時代ー世界に魔神と呼ばれる存在が現れた。数多の王たちが戦いを挑んだが、いかなる剣も魔術も魔神の体に傷をつけることは叶わなかった。人々が絶望に沈みかけたそのとき、ひとりの賢者が現れこう言った。「魔神を斬ることができる剣がある。優れた技を持つ者がほしい。私についてくる者はいないか」剣は十二本あった。十二人の王はそれぞれもっとも優れた騎士を一人ずつ送った。選ばれた十二人の騎士と一人の賢者は魔神に挑み、そして見事討ち取った。後に賢者を王として十二の国は一つとなり、十二人の騎士は円卓の騎士と呼ばれ全ての騎士の手本となったーそして、ときは今に至るー。
竜の“花嫁”として捧げられた山城国の姫、澄白とその夫となった白竜のシュトラール。奪われた始種の骨を取り返すため、黒竜の領地に向かった澄白たちは、略奪者たちが既に離反していたことを知る。その帰路、突如現われた隻眼の黒竜に澄白は攫われてしまい…。孤高の竜と彼を伴侶に選んだ女性との出会いが、澄白に竜を愛すること、その永久となることを意識させてー。
突如、転校してきた元カノ「ゆらら」と、妹「ひなた」の特殊体質の秘密を共有し、同居するようになってから数日。小衣家の一日はいつも通り吉足の不幸な騒動で幕を開けるのだったが、その日に限ってなんと商店街の福引で大当たり。高級リゾートプールの招待券を手に入れる。ゆららとひなたの大胆な水着姿に大興奮の吉足だが、このまま何事もなく幸運な一日を送れるのか?!記憶喪失ラブコメディ、いよいよ第二弾登場。
公人の中に溜まりに溜まったとある欲求、白亜と過ごす何気ない休日その2、愛佳が見つけた意外な(?)ぼっち仲間、学校に現れる謎のヒーロー「野兎の君」、そして行われる一大イベント“6月の花嫁舞踏会”-全33話+αでお送りする超絶人気ハートフル学園ラブコメ、感涙必至の第4巻。
ガーネット城に住む辺境伯・ルルファウスは、常に血が足りないため、昼は少年・夜は青年の姿をしている吸血鬼。そんな彼が探し求めていたのは、血の絆で結ばれた初恋の少女メルディ。9年ぶりに再会し、心を通わせたふたりに、北方を治める人狼の辺境伯・エテルロットから婚前旅行のお誘いが!しかしホワイト・ノクターン城で待ちうけていたのは、ふたりを引き裂く恋の罠で…!?オレ様ラブ&吸血コメディ待望の最新作。
世の中、ぼっちほど気楽なことはないと俺、日向護は考えているわけだが…。うっかり超過酷なことで有名なクラス委員長に選ばれてしまった。しかも自ら副委員長に立候補した美峰聖夏には、真面目にやれと付きまとわれるし正直うんざりだ。そんなある日、クラス委員長不信任案なるものがあることを聖夏から聞き出した俺は、これで辞められると舞い上がるぐらい喜んだわけなんだが。なんでも発議者は3人いないと提出できないらしい。なら、クラスメイトに恩を売ってでも、発議してもらうしかない!そんな俺の動きに、聖夏は俺が改心した勘違いしたみたいでー。
自律型移動都市が揺れる。世界を滅ぼす音が鳴り響く。ナノセルロイド・マザーI・レヴァンティンとの死闘を続けるレイフォンたち。しかし、力の衰えをしらぬレヴァンティンの前に、徐々に追い詰められていく。その時、鍛え直した新たな天剣がレイフォンの前に差し出される。「これで戦って、レイフォン」リーリンのその言葉に、レイフォンはー!?一方、新たな力を得たニーナもまたグレンダンに姿を現す。月の崩壊によって現れたものと戦う為に。自律型移動都市の命運を懸けた戦いは、最終決戦へー。
バレンタインデーを間近に控えたある日、ゾンビな高校生である俺こと相川歩は、クラス委員長にしてお下げ髪の美少女・平松妙子から衝撃的なお誘いを受けてしまった。「う…ウチに来ない?…家に私しかいないから…」こ、これは「チョ…チョコの代わりに私をもらって!」的なサムシングですか!?どうなる!?どうなっちゃうのよコレ!?一方、織戸(変態)が歌いながら靴箱を磨いているのが見えた。アカン。コイツ、悲しすぎる。靴箱を磨いてもチョコは貰えないのに。そんなマンモス哀れだと思っていた友人が、今回の話の主役になるなんて、世界で誰が予想できただろうかー。
勇者試験直前に魔王が倒されてしまい勇者になれなかった少年ラウル、父親である魔王が倒されて居場所が無くなった魔王の娘フィノ、ラウルの勇者予備校時代のライバル・アイリの三人は、王都にあるマジックショップで一緒に働いていた。ある日、ラウルの妹・ミュリが上京。…まさかの職場見学。しかもミュリはラウルが勇者になっていると信じていて…。「勇者のお仕事って、もっと、派手だと思ってた」「へっ?」「勇者って、ただ、戦うだけじゃないんだね」勇者と魔王の卵が織りなすハイテンション労働コメディ。
迷宮城バウムガルトとは、1日に1回ダンジョンの中身が作り変えられてしまう“魔剣の迷宮”。それゆえ、最深部に到達した冒険者は未だいないという…。「10万ガメル返済しろ。-迷宮城で稼いでな!!」金貸しタビットのジョージが、アルノーたち“借金”冒険者に告げたのは、バウムガルトに挑戦し、稼ぎまくっては返しまくる債務完済ミッション。「ただし期間は10間日。過ぎれば…」。巻末には、迷宮城のランダムダンジョンを遊べるルール&データを収録。
白鷺を震撼させた戦いを制し、ひとときの平穏を取り戻した鷺乃宮キョウと藤堂凛々花。しかし、彼らの前に現れた謎の転校生、ミシェル・ベルジュラックが新たな騒動を巻き起こす。凛々花を姫と呼ぶミシェルにライバル意識を燃やすキョウは、雌雄を決すべく彼に決闘を申し込むのだったー。そして時を同じくして、「花嫁」を狙い白鷺市に訪れる奇想天外な神使いたち。果たして、キョウは凛々花を護れるのか!大人気リプレイ第4弾。