2012年2月24日発売
“精霊剣舞祭”二日目。カミトたちに“破烈の師団”から同盟の申し出が入る。だが、その交渉に向かう途中、レスティアの攻撃により離ればなれになってしまうカミトとクレア。カミトを救ったのは、十三歳にして“破烈の師団”師団長を務める少女ミラだった。レスティアによりチームを壊滅させられながらも、カミトたちと行動をともにするミラ。しかし、その前に再びレスティアが立ちふさがる。交差する魔剣と聖剣。そして、剣戟の果てにカミトが見たものは…。「-できることなら、カミト、私はあなたに殺されたいわ」塗りつぶす黒。壊れた願い。けれど、ふたりが出会った意味だけは、今もずっと変わらないままでー。エレメンタル・ファンタジー第6弾。
私が領家唯一の後継者で、命を狙われている!?いきなり住み慣れた孤児院から連れ出され「この命をかけてお守りします」と、熱っぽく囁く青年・ヴィリーに、思わずときめいてしまったティアナだがー現実はそんなに甘くない!財産を狙う遠縁を黙らせるには、領家を継ぐレディとして国王陛下に認められることが必要で!?にわか令嬢と教育係兼忠実なる番犬を名乗る曲者執事との甘く危険なお嬢様特訓の行方は?王道ラブロマンス。
ある日、マッケニア伯爵家から届いた夜会の招待状。何故かサアラは、大好きなジェイクと離れることを承知で出かけて行く。その理由とは…?一方、ある少女の幽霊を追ってマッケニア伯爵家に来たジェイクは、そこで驚くべき状況に遭遇して!?華やかな夜会に隠された秘密と、少女の幽霊を縛る未練とは?赤い糸ならぬ手錠で繋がれた夫婦の恋は、過激に進展中。
仙境を統べる仙女・西王母へ奉げるため、大切に育ててきた仙桃を、退屈を持て余した大妖・崋山に喰べ尽くされた翆簾。怒りのあまり妖魔の塒に乗り込んだのが運の尽き!崋山に気に入られ、所有印を刻まれてしまう。さらには、捕らえられ地上に放逐される崋山の監視役として、共に千二百の善行を積むハメになって!?欲望たっぷりに「おまえは俺のもんだ」と迫る崋山に翆簾は…?俗物仙女と不埓な妖魔の中華ラブファンタジー。