2012年発売
二学期が始まって早ひと月。高原学園高校は数週間後に控える学園祭の準備で活気付いていた。そんな中、彼女は言った。「もうやめようと思ってるんだ」唐突な申し出に思考が追いつかない節に、彼女はさらに言葉を継ぐ。「“ゲーム”のことだよ」予想外の展開に節は、彼女の真意を推し量ろうとするが、その時の彼はまだ知らなかった。この告白が誘う“正解”の向こう側に待つ運命と勝者をー!魅惑のデッド・エンド・ハーレム衝撃の最終章開幕。
家宝を盗んだ家出娘アニス、彼女を追う女好きな男装の麗人アイラ。そして善と悪の魂を持つ二重人格者ファラウスに彼らの追走劇に巻き込まれた無口な少女ディフェス。アニスの買収と成り行きの末に仲間になった四人は、道中でラファライドの有力者ガルガンダスを助ける。だがその最中、ファラウスの悪の魂が目覚め、暗黒破壊神バラーを召喚してしまいー!「砦」シリーズ三作目にして元祖“大惨事”作品が、大爆笑のライブ感そのままに上下巻にて復活。
貴族令嬢ティに一目惚れされたアイラ(♀)!恋する彼女の願いで屋敷に招かれた探索者達。そこで彼女の母・モガの依頼を受けた彼らだったが、なぜかその屋敷の地下を探索することとなる。ティを説得し、屋敷の地下迷宮を探る一行。そこにはティやアイラの出生の秘密と暗黒破壊神バラー復活計画が眠っていた!!そして秘密を知ったアイラ達を悲劇が襲う!知らずに世界滅亡の協力をしてゆく彼らの運命は?愛と波乱の物語「闇砦」、堂々完結。
『蛇遣い』との戦闘の果てにトワを奪還したレイジ達は、巽の計らいで沖縄から一路本州へ。しかし期待を裏切られ到着した場所は京都の西都防衛学院だった。しかも到着早々に西都の生徒会長兼問題児の橘イオリに何故か絡まれてしまい落ち着けない。一方、彼らと時同じくしてトワを狙う新たな追手が、武装中学生達と、この千年の都に再び闘争の記憶を呼び覚まそうとしていたー。古都を舞台に贈る戦場のボーイ・ミーツ・ガール、待望の第二弾が登場。
「ゆとりはね、ヒロシくんー君に、正義のヒーローになってほしいの」俺の前に突如、現れた謎の発明少女・一之瀬ゆとり。嫌だよ、ヒーローごっことか、もう。って、おい!何をする!?お前のせいで、愛しの明神さんに嫌われて、家まで追い出されたじゃねーか!くそぅ、俺は一之瀬の言いなりにならざるをえないのかー。で、何すりゃいいの?悪の組織に対抗するための発明品『ゆとりガジェット』の実験台?絶対ヤバい!!電波系妄想発明ラブコメディ。
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』の二つ名を持ち、ファンクラブの会員数も三桁を超す、まさに深窓のお嬢様という言葉がぴったりの学園のアイドル、乃木坂春香。そんな彼女の秘密を知ってしまったあの日以来、裕人の平凡な学園生活は終わりを告げ、ある意味奇妙な彼女との関係が始まったのだった。これは、様々な障害を乗り越え、晴れて互いの想いを伝え合った二人の後日談。それぞれの家を行き来する春香と裕人のらぶらぶ新生活、裕人の両親への初ご挨拶ドジっ子話、美夏の想い爆発のマル秘作戦や椎菜のその後、メイド隊序列二位の謎が明らかになる過去話。そしてー!?ついに最終幕を迎える、お嬢様のシークレット・ラブコメ。
『相手の心を読む』ミニッツ能力者・相上櫻の前に難敵が現れた。『常に勝負に勝つ』という神のような少年・守垣内明芳。彼に理解不能の敗北を喫してしまった櫻は、学園でも『ドジっ娘天使』として人気の守垣内芽明ー明芳の妹と共闘関係を結ぶという奇策にでる。彼女は兄の傲慢な振る舞いを戒めるべく、櫻に兄を負かしてほしいと懇願してきたのだった。創作遊戯研究会メンバーも巻き込み、櫻と明芳はゲーム『ワルツの十四番』で対決する。運命を従える『神』と、心を読む『策士』。白熱の心理戦の行方はー。トリックとロジックが交差する学園騙し合いラブストーリー、再び。
ーアンケートを始める前の注意書きー。これは読者参加型のアンケートです。紙とペンの準備をお忘れなきようお願いいたします。今から皆様にやっていただきたい事をご説明します。これから皆様に、いくつかの『物語』をお見せします。その『物語』を面白い順に番号を割り振ってください。同じ番号はいけません。番号は一度記入したあと、書き換える事もできます。ゆっくり考えてくださって結構です。とにかく最後に、きちんと『物語』を面白い順に並べていただければ、問題ありません。はい、それだけです。これは、簡単なアンケートです。
「おれ、夜知、春亮…って、いうんだ。です」「畏まった口調なぞ要らぬ。ぬしが崩夏の息子じゃな?」出会いは春亮が九歳の時。それ以来、長い時間をともに送り、たくさんの思い出を作ったこのは。そのこのはがー敵の手に落ちた。竜島/竜頭師団のニルシャーキの策略により、このはは春亮と過ごした時間の一切を喪失、妖刀村正としてニルシャーキの得物となった。その圧倒的な力を前に、このは奪還を目指す春亮たちは苦戦を強いられる。そして利害が一致したとある騎士と共闘することになるがー。緊迫の第14弾。
「起きたん?朝ご飯は用意してあるけえ、食べてね」再び戻ってきた妹との平和な日常をかみしめる佑。だが、幸せボケのせいか遅刻しそうになった佑に、登校中に衝突をかますというお約束をした少女がひとり。背は小学生並だが、正義感と気の強さは人一倍の生徒会副会長、妹原愛だった。佑の境遇を聞いて愛が放っておくわけがない。かくして、また可愛い少女につきまとわれることになった佑に、自称妻の舞衣の闘争心に火が付いた。妹と結婚することを説き始める舞衣やらなにやらで、妹たちの微妙な関係は凄いことに!?妹だろうと関係ないノリで話題沸騰中。
未来からやってきた“俺ら”の協力もあって、晴れて大学1年生となった俺・桜井真人。可愛い彼女・高瀬涼と一緒にこれから楽しいキャンパスライフを送っていけるんだ!と思っていたら…誰もが振り向く可愛さを持ちながらも性格最悪な台風少女・香坂伊織と知り合ってからは波乱万丈な日々。そんな香坂を背負って、何故か深夜の街を徘徊するハメに…なんでこうなるんだ!?“俺ら”の関係にも新たな変化がーチャラ男の『推薦』&ガリ勉の『受験』に加え、高瀬のことが好きすぎる半ストーカーの『変人』が増えた。…ウソみたいだろ。全部、俺なんだぜこれ。一体どうなっちゃうんだ俺の未来…!?ちょっと大人になった“俺ら”とおくる未来系・青春ラブコメ「大学編」。
天道優馬がこの春から入学した白桜台学園は、多くの現役人気アイドルたちを輩出した『アイドル学科』が存在する特殊な学校。当然ながらアイドルたちを守るために校則は厳格で、生徒会や風紀の取り締まりもとても厳しい…。しかし、その圧政にただ一人立ち向かう少女がいた!謎の合言葉“青春革命”を掲げ、その神出鬼没さで体制側を翻弄し、抗い続ける彼女はーはたして何者!?そしてどういうわけか彼女に見初められ、声をかけられてしまった優馬の平穏な学園生活はいったいどうなってしまうのか!?「私と青春革命、はじめましょう?」-彼女の誘いから、日常が変わる!嵐を呼ぶ学園青春ラブコメディ。
春の体育祭で、女子との強制二人三脚をすることになってしまった女性恐怖症の小熊浩一。しかも、よりによってそのパートナーは、普段から浩一とあまりそりが合わない「いるか寮」のメンバー・竜浪竜子だった。竜子の親友であり、前回のシンクロの苦楽を共にして少しだけ親しくなることができた少女・如月美空の力添えもあり、練習につぐ練習、そしてキケンなトラブルにつぐトラブルの日々の果てに、浩一は竜子の抱える想いに触れるがーテストやライバルの登場など、さらなる苦難が次々と到来!?果たして浩一は竜子の大切な物を守ることができるのか!?ますますカゲキな♂×♀ラブコメディ第2弾。
人々が新たなる技術を求め、異教徒の住む地へ領土を広げようとしている時代。錬金術師の青年クースラは、研究の過程で教会に背く行動を取ったとして、昔なじみの錬金術師ウェランドと共に、戦争の前線の町グルベッティの工房に送られることになる。グルベッティの町で、クースラたちは前任の錬金術師が謎の死を遂げたことを知る。そして辿り着いた工房では、フェネシスと名乗る白い修道女が二人を待ち受けていた。彼女の目的は、クースラたちの“監視”だというがー?眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー、開幕。
春休みのある日。伝説の勇者に選ばれたという僕を待っていたのは、お姫様にくノ一にアンドロイド、マッドサイエンティストに獣耳少女にガンマンという、異世界から来た6人の女の子たちだった!それぞれの世界を救ってほしいというのは分かるんだけど、さすがに6つの世界は多すぎだろ!?「勇者様。あなたのシフトが決定しました。今後はこの日程表に従って各世界を救ってもらいます。異議は認めません」「え〜!?」かくして幕を開けた僕の週6勇者ライフ。どうなる世界!それ以上にどうなる僕!異世界ヒロインズ盛りだくさんでお届けする、こき使われ系ブレイブストーリー。
黒噤ゆずりの『禍姫』を打ち倒し、あらためて『ベッドルーム』に所属することになった宵原蓮。相変わらず夢の『現実化』によるトラブルは尽きないものの、ゆずりとの仲も急接近ーと思いきや、そのあいだに黛スミレが割り込んできた!「ボクが蓮をもらっていってもいいんだよね?」そう告げるスミレに、ゆずりは狼狽のあまり、ある勝負を受けることに。恋の鞘当てはますます白熱する一方で!?しかしその裏でスミレを見つめる謎の人物が現れる。その人物の存在が後に『ベッドルーム』を揺るがす事態を引き起こすこととなるのだがー!?学園添い寝ラブコメディ、第二弾。
それは或る雨降りの日の出来事ー不可思議な幻聴『ネジの悲鳴』に悩まされている工藤卓巳に突然の口づけを与えたのは、旧態依然とした異世界“妖精郷”を改革しようという野望を抱く“翅族”の美しき王女・ロロットだった。“改革派”の急先鋒として尖りすぎなロロットは向かうところ敵だらけ。そして、彼女とのキスをきっかけに不思議な妖精を操る能力を得た卓巳もまた“保守派”の人々に狙われることになりー。強烈に危険で凶悪にキュートな妖精姫と『ネジの悲鳴』を聴く少年が巻き起こす、異世界改革系ファンタジック・アクション、ここに開幕。
放課後。黒い三角の頭巾を頭からすっぽりかぶり、二つの穴から目だけを出した連中が集う。-そう、俺たちは秘密結社だ。今日も胸の前で指を組み、誓いの言葉を叫ぶ。「ラヴ」「ラヴ!」「ラヴ!!」「ラヴ!!」不純異性交遊禁止のこの学校にあって、恋をするために。俺たちは今日も作戦を練るのだ。ああ、けれど俺ー会津優介の恋はきっと、この秘密結社の力をもってしても叶わない。なぜなら俺の恋焦がれる相手は、不純異性交遊禁止の校則を定めた張本人ー生徒会長円城あかり、その人なのだから。
大嶺醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。人々の罪を可視化、それを取り込むことによって対象を傀儡化する“箱”を使い、彼は人間を『選別』していく。自身の信念に基づき邁進する醍哉。そんな彼を“敵”とみなす星野一輝は、醍哉を止めるため、箱“願い潰しの銀幕”の使用を決断する。そして醍哉は、気づけば無人の映画館の中に閉じ込められていた。ここが一輝が展開した“箱”の中だと気づいた醍哉は、対抗するための手段を模索する。“箱”VS“箱”。衝突する二人。果たして勝者はー。