2013年8月12日発売
教員採用試験、最後となる実地研修先が割り当てられた。ところが、なぜかナクシュデルだけ、首都から外れた辺境の村に派遣される。明らかな作為だとリュステムは怒りを露わにするが、ナクシュデルはそれを受け止め、ひとり研修へと赴くことに。彼の周囲に認められたいーナクシュデルのひたむきな想いを感じ、リュステムもまた、ある決意を固め…!?どん底から始まった革命ラブ、最終巻!
今日もしくしく痛む胃を押さえ、国のためにあくせく働く王女殿下ーそんなグリゼルダのもとに、隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補でもあるラドラー公ヴィルベルトから、緊急の手紙(という名の脅迫状)が!そこで告げられたのは、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤがニセモノだったということ。捕食者の笑みを浮かべるヴィルベルトとの、胃がキリキリの駆け引きがはじまりー!?
英国侯爵家に勤める若きフットマン・パリスは、容姿端麗、冷静沈着。“一度聞いたことは忘れない”記憶力を持ち、敬愛する一家に仕えていた。ある日、夫妻と老執事の海外赴任が決まりパリスは執事に大抜擢。留守を預かることになったのだが…残されたのは結婚適齢期にありながら、自由気ままに振る舞う3兄妹。さらには一癖も二癖もある客人が邸に集いー?本格執事物語、華麗に開幕!
「確保!」ごく普通の少年・蓬桃李は、十六歳の誕生日、ユランと名乗る謎の男に拉致された。「教育しがいのあるムコ殿ですね」と微笑まれ、王城に連れてこられたが、いきなり老人(しかも百十九歳!)の桃色遊戯を見せられて大混乱!!ちょっ、ムコ殿ってそういうこと?と思ったら「桃花婿君の名跡を継ぎ、伝説になれ!」と言われ!?…俺、伝説になるんですか?中華風ドタバタ主従コメディ開幕!
『お庭番』として活躍する蒼司朗の元へ突然の来客が。それは幼い頃の蒼司朗をよく知る、巌手の若様・安部孝信だった!「頑張ってる姿を見にきた」と行く先々で兄のような存在の孝信に見守られ、妙に恥ずかしい蒼司朗。しかも、あまり構ってもらえないピヨ四神はご機嫌斜めだ。そんなとき、孝信が「一緒に巌手に帰ろう」と言いだして…!?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ第十五弾。
記憶を失い、街を彷徨うフーカは突然、何者かに襲われてしまう!そんな彼女を保護したのは、温厚なボスのカラミアに腹黒い相談役のキリエ、寡黙な幹部のアクセルたちが所属する“オズファミリー”。しかも身寄りのないフーカは彼らと暮らすことに!!ドキドキの毎日の中で街のルールを学ぶも…記憶が戻る気配はない。そんな時、願いごとが叶うという流星群祭の開催を知ったフーカはー!?
「また新しいヴァルキリー…!?」鮮やかな赤色の髪。吊り目がちなその表情は、美醜で言えば大変に美しいが、気の強さがありありと滲み出ていて、人が寄り付かなそうな雰囲気を醸し出している少女である。「あなたは誰さんですか?」「あんたらに名乗る名前なんてないわよ!」「あ、じゃあ勝手に名前付けますね。『もりそば』か『うおのめ』か、どっちがいいです?」「どっちもよくねーわよ何でその二つなのよ!」人間界へと散らばった神威を回収するフェル子と理樹の前に現れた新たな戦乙女の狙いとは!?二人で一人の合体ヴァルキリー物語!
「わたくしを殺すのは、きっと普通の人間でしょう」アギス軍を支配するシオン・ハーツは、サムリエの撃滅を宣言!両国の大決戦が秒読み段階に!クッキィの母親であり、メロディ開発者でもあるメロディ・ハーツの軍に身を寄せているクッキィとレイは、サムリエ軍のソフィとの共同戦線を張ることになる。サムリエからの帰路、アギス軍の急襲に合うクッキィたち!「…マインドピアス」彼女たちに、特殊部隊スカーレットムーンの副隊長になったレイの幼馴染み、エリィが立ちはだかる!愛憎の交錯する砲火の空ー疾走する空戦と恋の旋律、第3弾!