2013年発売
絵を描くのが好きで、とある工房で働く没落貴族の娘・珪霞は、後宮に上がっている双子の妹が貴妃に昇格したという知らせを受ける。だが身体が弱く、子を授かる自信がないという妹は「珪霞が身代わりになって」と言い出したのだ。無事に子を産んだら再び入れ替わる約束で後宮に入った珪霞。これまでどの妃とも閨をともにしなかったという皇帝・蒼祥だが、珪霞に対してはなぜか執拗に体を求めてきて…!?
雪が皇城に戻る前日、春華と雪は蛍の舞う場所で甘い一夜をすごす。必ず迎えにいくという言葉を信じ、彼を待ち続けていた春華。そこへ皇帝暗殺未遂の容疑で雪が拘束されたという衝撃の一報がー。愛を確かめ合ったばかりの二人に最大の危機が訪れる!陰謀渦巻く宮廷で明かされたのは、黒幕の正体に、秘められし過去ー!?皇位を巡る闘いの火蓋がついに切って落とされる。中華風宮廷ラブロマン第四弾!
夏国の皇都、天陽。高官の父から突如、後宮入りを命じられた桃玉は、幼馴染みと駆け落ちをするも夜盗に襲われてしまう。危ういところを黒髪の美青年に助けられるが、胸の小ささをからかわれたあげく、唇を奪われる羽目に。翌日、後宮に連れていかれた桃玉が皇帝の寝所で会ったのは、最悪の出会いをしたあの青年。いきなり子作りを迫られるが、意地悪な物言いと裏腹の彼の優しさに触れ、桃玉の心は揺れ動く…!
ローマ郊外の地下遺跡調査現場で発掘された鉛の板。そこに刻まれた文字を読んでから、ダルトンの旧友・アンソニーは原因不明の不調で心身を病み「自分は呪われた」と繰り返し訴えるのだった…。一方、時を同じくして聖天使城からイタリア人女性も姿を消した。ふたつの事件に、関連はあるのか?ユウリは、密儀宗教などに詳しいアシュレイを頼り、ダルトンを含む三人でローマへと向かうのだった。
銀八が教師の代わりに目指した新たな職業とは!?高杉、バンドで天下取り!?桂VS銀八の最終決戦に、新八の図書室戦争、さらには3年Z組の同窓会まで!?小説版最終巻は、笑いと涙のたっぷり詰まったショートショート集!!さらば、銀魂高校!3Zよ、永遠なれ!
ーこれはちょっと想定外ですの。ついに始まった小田原征伐。戦前会議を経て、北条、羽柴、毛利、最上、上杉、滝川、伊達、武蔵ー全勢力入り乱れた“総合相対戦”形式を取ることになった。歴史再現の行く末を世界各国が見守る中、武蔵が毛利代表である人狼女王への刺客として送り出した人物は、誰もが想定すらしていなかったあの人物だった!?どいつもこいつも主張重視のバトルロイヤルが温泉街でついに始まる一方、六護式仏蘭西では真性全裸が光り出す。各国が本能寺の変とその先の未来を見据え動き始めた初の大規模歴史再現。その戦いに勝利するのは?そしてノリキと氏直の因縁はー?第六話、終盤戦!
何も思い出せないー私が目覚めたとき、そこにあったのは奇妙な黒帽子と黒マント、そして生物を一瞬でばらばらにしてしまう能力だった。そんな私の耳に届く不気味な噂“ブギーポップは人が最も美しいとき、醜くなる寸前に殺してくれるんだって”その特徴はなんだか、私の黒帽子と変に一致していて…。何も覚えていない彼女と、何もかもを拒絶している彼女と、自分では何も決められない彼女が出会うとき、世界の裏で錆びついていたはずの呪いが動き出す。人々の心に染み込んで、すべてを崩壊させてしまう悪夢が滲み出てくる。生ける屍が徘徊する衰都の騒乱を征するのは死神の断罪か、幻想少女のイマジネーションか…?
全世界を、陰から操る『グレムリン』。その科学と魔術の融合組織が起こした様々な『脅威』-ハワイでのテロ行為、バゲージシティでの『実験』、学園都市に眠る『不死の存在』の奪取ーには、全て理由があった。『グングニル』。魔神オティヌスの最終目的であるその神槍製造を止めるため、『魔神になり損ねた男』オッレルスは、姿形を雷神トールと偽り、『グレムリン』の本拠地・サルガッソーへ侵入、調査を開始する。世界崩壊のカウントダウンは、間近に迫っていた。ところで学園都市の落ちこぼれ生徒・上条当麻といえば、彼が朝自宅で目覚めたら、レイヴィニア(幼い少女)にレッサー(エロい少女)が同じ布団に入っていた。最新刊登場!
北域での過酷な戦争を生きぬき、多くの犠牲を払いながらも生還したイクタたちを待っていたのは、厳正なる軍事裁判だった。そして裁判のあとに開かれた軍議で、サザルーフは、イグセム元帥やレミオン大将といった高官たちに、ある突飛な要請を提案する。実はそれは、密かにイクタから託されたものでー。やがて帝国騎士の少年少女たちは、複雑な内政問題や激しい海戦に巻き込まれていくことになる…。話題沸騰の本格ファンタジー戦記、第4巻。これまでとは異なる戦いに立ち向かうイクタたち。その奮闘に注目せよ!!
1泊2日のゲーム合宿である「学校対抗戦」に参加した現代遊戯部の面々。岸嶺以外はみんな女子という状況で、初日の個人戦の日程を終了する。その夜、岸嶺は持っていた写真を巡って、天道とぎくしゃくしてしまう。そして合宿2日目。チーム戦でゲームをプレイをする中、天道は昨夜のことが気になりゲームプレイに精彩を欠いてしまう。いつもと様子の違う天道を気に掛ける杉鹿は、ゲーム中にチャットを用いて天道に話し掛け、状況を打開しようとするのだが…。今回はチームワークが鍵になる団体戦。実在ゲームで熱いバトルが展開されるぞ!
妖怪の世界を変えると強い意志で宣言した御霊。だが、最強の武器「刀鍵・万象錠」を使いこなせない彼は、天邪神宮の試験で自らの無力さを思い知らされることになる。まるで厄介払いのように、特定の任務をもたない遊撃隊として扱われる御霊たちは落胆するものの、街中である女の子と出会ったことから、思いがけない事件に巻き込まれる…。さまざまな少女たちとの出会いで、御霊はより一層、強くなっていく!夢に向かって突き進む心優しい妖怪少年を描く、ドラマティックで爽快な伝奇ストーリー!
真夜中のプールで溺れた少年・渚野陽平は、気づ付けば辺り一面が海に沈んだ学校の屋上にー。その世界で出会ったのは、どこかふわふわぼんやりした、海を漂うクラゲのような雰囲気の少女・鮎原夜波。彼女は、水に濡れれば濡れるほど強大な力を得ることができる戦闘魔法装束“クローク”を纏い、怪物たちとの戦いを繰り広げる「ウンディーネの戦士」だった…。『C3-シーキューブー』の水瀬葉月が贈る“濡れ透けアクション”開幕!
アリスベル、ビビ、キリコ、矢子&祈…ヒロインたちと静刃の、本編では描かれなかった日常シーンのアソートメント!アリスベルの錬金術の助手に、キリコの体育のコーチに、ビビのストーカー対策にと静刃は多忙でキケンな日々を送る。矢子&祈姉妹がお色気、天然さ、そしてきょうだいの強い絆を見せる『妹は兄のために、姉は弟のために』・貘が神戸で対峙した最強の敵「エネイブル」達との過去を語る『パンスペルミアの追撃者』-書き下ろし新作2篇を含む短編集!
偽神ロキに選ばれしロストが、神の抑止力であるオーディンのエインヘリアルを倒す時、世界の均衡は崩れ始めるー。ロスト、ミリア、スーの三人は、迫る破滅の未来「神々の黄昏」を阻止しようと、謎の青年アヴィが語る「ウルズの泉」を求めてミリアの故郷ウルズを訪れる。だが、その地で遭遇したのは、炎の巨人スルトを神として信奉する不気味な集団・焼集閥団とその首魁ヴァルテ・ル・ミウ。さらには、ウルズへと誘った張本人であるアヴィも現れ…!?そして、彼から語られたのは、オーディンが隠したウルズの秘密であった…。欺瞞と怨嗟、悲劇と絶望。ミリアの悲しみが眠る地で嘆きの連鎖は再び繰り返されるー。
異界ー“魔法の国”で起きた“女王のための統合戦争”に巻き込まれた、鍛冶目山市の少女たち。魔女となった彼女らが身の裡に宿すのは、殺し合いの螺旋を紡ぐ奇跡と罪の力ー魔法。魔女のひとりである咲森水奈は、行方不明となった親友の少女、早良坂人魚を捜していた。その傍らに立ち彼女を支える少年、早良坂蓮は“魔法の国”の住人であり、そして…。藤原祐×椋本夏夜が贈る新シリーズ、始動!
「諸君に、帰る場所はない。故に、進む以外に道はない」新天地を求め、クラジウス騎士団と共に、改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラたち。異教徒の技術を得るため、まずは騎士団の手が伸びる前に、町に残る文献を読みあさることにする。そこでクースラたちは、カザンに残る竜の伝説を知る。そんな中クースラたちは、新たな工房を得ることに成功。カザンの町で、仲間四人での穏やかな生活が始まるかと思われた。だがその矢先、彼らにある過酷な運命が降りかかりー?竜の伝説が残る町で、クースラたちは大きな決断を迫られる。シリーズ第4弾!
局地的に話題な『赤村崎葵子』が懲りずに帰ってきちゃいました!ありとあらゆる事象を(勝手に)分析し、余人には甚だ想像もつかない驚きの(偏見含む)道筋によって(どーでもいい)結論を導く赤村崎葵子は今回も、テニスをしたり、夏祭りに行ったり…いやいや、ちゃんと分析もやってるよ!真っ当な議論を混沌のどん底に叩き落とす葵子の迷分析、その裏にある(かもしれない)秘密をキミは見破れるかな!?思いつきとほんのちょっとのサービスと隠し味のやさしさででっちあげちゃう、噛めば噛むほど味が出る日常“分析”系ストーリー、注目の続編登場!
睡眠こそ至上の喜びと豪語する少年、葵には、幼い頃から誰にも言えない大きな秘密があった。朝起きると、隣に住む幼なじみが変わるー葵は眠るたびに並行世界を行き来してしまうのだった。いつも元気な真宝と、優しいお姉さんのような微笑。二人の幼なじみがいる生活はずっと続く…そう思っていた。だがある朝、葵の何気ない一言をきっかけに、二つの世界は少しずつ「重なり合い」はじめる。さらに、葵の秘密を知るもう一人の不思議な幼なじみ・舞花が現れ…やがて世界の選択を迫られた葵が選ぶのは、真宝か、微笑か、それとも。夏の終わりに贈る、SF青春ラブストーリー。
窓際部署にいた若手の刑事・シンゴは、突然署長のバークマンから、舌っ足らずに老練な口調で喋る、見た目小学生の変わった少女・マリィと共に連続殺人事件の捜査をするよう命じられた。殺人鬼の名はハリーロイド。女性三人を殺し、都市警察の特殊部隊“C.S.C”をも返り討ちにして行方をくらましている凶悪犯だ。幼い外見ながら、感覚強化・知識量増大といった効果を持つ多数の“ユニット”を脳へ埋め込んだマリィと、銃や“ユニット”はからっきしだが、柔術の腕と直感が光るシンゴ。たった二人の捜査線は、果たしてハリーロイドを捉えられるのか!?第19回電撃小説大賞最終選考作!即席の“相棒”となった二人が織りなすポリスアクション&サスペンス!!