2014年7月2日発売
高校生の廣瀬一也は、いつものように一人で昼休みをすごしていたところ、近くに謎の黒い球体が浮かんでいることに気がつく。不審に思い近寄って触れた瞬間、一也は見知らぬ場所に立っていた。そしてそこに現れたのはー巨大なドラゴンだった!しかもそのドラゴンは記憶をなくしているらしい。驚きながらもドラゴンをおそれず会話する一也を気に入ったドラゴン。黒い球体も、そのドラゴンの力によって生み出されたもので、自由に行き来できるらしい。孤独なドラゴンに共感した一也は、授業のない週末に話し相手をすることになるが、早速事件が起きてー?第3回講談社ラノベ文庫新人賞“優秀賞”受賞作、週末は異世界で大冒険!?
フレスベルグ戦から帰還した悠たちは、学園祭を開くことになった。盛り上がるクラスの中、リーザはどこか浮かない様子。どうやら両親に婚約者を決めさせられるのが憂鬱らしい。そして、悠はリーザの両親の前で恋人役を演じることになる。だがそこに、悠の記憶の鍵を握るドラゴン、“緑”のユグドラシル消滅の情報が入りー!?「…止めませんわ。止めたところで、あなたは行くのでしょう?」「ああーもちろんだ。よく分かったな」「当然です。本日限定とはいえ、わたくしはあなたの恋人ですから」きらめく刹那の祭りの中で、つなぎあった指先だけが、揺れる二つの心を結んでー。アンリミテッド学園バトルアクション第五弾!
“想刻器”と呼ばれる、死者の怨念が宿ったモノが引き起こす事件が多発する世界ー曰く、それは壁の中から現れる。曰く、それは空を飛ぶ。曰く、それは炎でさえも生み出すー。それらを回収し、封印する特務機関“想刻器対策局”があることを、一般の人々は知らない。その回収課に所属する少年、史賀雪眞。彼は“想刻器”に対し、並々ならぬ激しい憎しみを抱いていた。大切な家族を奪われた過去がゆえ、回収ではなく、破壊することを目論むほどに。やがて、ある事件の中で一人の少女、祈璃を救う。「俺が…護った?笑顔を?」「助けてくれて、ありがとうございました…!」眩しい笑顔の彼女との出会いは、雪眞の心の闇に差し込む光となるのかー!?
夏休み目前、生徒会イベント「前夏祭」の準備で忙しい結緋、ナツメ、拓馬たち中二病三人組。そこに交じって黙々と作業する、これまた中二病女子『千里魔眼』こと山霧千景。二重人格キャラでならす彼女が最近おかしい。どうやらヒキニートだったはずの“お兄ちゃん”がつきまとっているという…ある日出かけた先で、ついに千景の兄と遭遇した拓馬たち。さらにはカリスマ生徒会長・神崎エレンまで出現してー「わたしはオマエ達とは相容れない」千景に告げられる拓馬たち、そしてエレンの衝撃発言「私が初代『千里魔眼』なのです」-綻びかけた絆を取り戻し、中二病ぼっち三人は千景の本当の願いを叶えられるのか!?めざせ脱ぼっちライフ青春風味コメディ第3巻!
代行者との戦いを勝利に導いた軍師の壬生頼光は、魔王ルキフェルたちと束の間の日常を満喫していた。そんな最中、魔王軍の前に現れたのは、封印の世界に残してきた魔王の義妹、孔雀天女のマラク・ターウース。ルキフェルは義妹の登場に大喜びし、マラクも魔王との再会に歓喜する。しかし、頼光はマラクが代行者のスパイと見抜いていた!ルキフェルを哀しませたくない頼光は、どうにかしてマラクを魔王軍に取り込もうと策を立てるのだがー。代行者の仕掛けた罠を掻い潜って、頼光は魔王軍の再編を進められるのか!?戦に敗れた魔王軍の再編ファンタジー第2弾!
世界の存亡を懸けた“天使”との戦いを、自らの“死亡フラグ”をもって勝利に導き、旗立颯太は“現実世界”に帰還したークエスト寮のみんなと過ごした日々の記憶を携え、舞い戻った世界でも旗ヶ谷学園に入学した颯太。茜や菊乃に恵達、懐かしい人々と再び同じクラスになり、学園生活を再開して間もなく、突然あの『ブレードフィールド公国』から招請が届く!仮初めの“婚約者”として茜を伴い旅立つ颯太。彼の地で再会した菜波、行方不明の幼馴染みに生き写しの少女・眞奈花との出会いが、王子たる旗立颯太・ブレードフィールドにもたらす運命とは?そしてフラグ可視操作能力を喪った颯太は新たな試練をどう戦い抜くのか?激動の第2部ここに開幕!!
俺が陽菜お嬢様の執事になってから一ヵ月半。執事としての生活にも慣れてきた俺は、陽菜と、同じく陽菜に仕える同僚である月城と一緒に、迫る体育祭の実行委員会に参加することになった。第二テニス部のメンバーたちともども、慣れない事務仕事に奮闘する俺。そして、俺は準備の一環として、月城を買い物デートに誘うが…!?「くそ…俺がもっとイケメンに生まれてさえいれば…!」「いや、水瀬君は性格をなんとかしたほうがいいと思う」「俺がイケメンだったら、この性格でも許されたはず」「それはない」テニス×執事×お嬢様な学園ラブコメ、メイドも加わって第二弾!
「美十を救う。五士を救う。小百合を救う。時雨を救う」真昼との逢瀬を経て、グレンの決意は固まった。そんな中、ついに“百夜教”と『帝ノ鬼』の戦争が始まり、グレンの通う第一渋谷高校にも敵が押し寄せ、壊滅状態に陥ってしまった。仲間を、従者を、そして世界を破滅から救うため、グレンは“鬼呪”を手にする。圧倒的な力を手に入れ、“鬼”の誘惑に耐えながら力をふるい敵を倒していくグレン。彼は仲間を救い、運命の歯車から抜け出せるのかー?鏡貴也×山本ヤマトが描く大人気学園呪術ファンタジー第4弾!