2015年発売
『扉の向こうのコロシアムで殺し合っていただきます』少女が目を覚ますと、そこは見たこともない空間。拳銃とナイフが与えられ、殺し合いを強制される。無慈悲に仕組まれた死のゲーム。集められた30人のうち、生き残れるのはただ1人ー。高校生の萩原悠人は、ある日「コロシアム」というデスゲームに自殺したはずのクラスメイト・月島伊央が参加していることを知る。悠人はクラスメイトたちと共に外部から伊央をサポートし、ゲームのクリアを試みるが…。集められた30人の共通点が、悠人たちに恐るべき真実を突きつける!目を背けることは許されない、学園サバイバルサスペンス!
地方郡主の子カイ。武道はからっきしだが、頭はよく回り口も達者。幼馴染のエレナを許嫁とし、ささやかな領地を継ぐ。待つのは平凡だが幸せな人生。だが王都の政変により、それは一変する。王国軍戦略参謀ウェイン・グローザが王位を狙い兵を挙げたのだ。エレナが王位継承権を持つ血筋であったことから、カイは戦乱の只中に巻き込まれていく。統治者たちは絶対的な武力を有しているー鉄騎竜と呼ばれる巨大兵器を保有するのは領主以上の階級だけ。地方郡主が太刀打ちできるものではない。だが、カイは違った。彼には鉄騎竜を超える竜とそれを乗りこなす才能があり!?
ギャルゲ時空を司る秋兎が、突然の交際宣言。その相手はちえり…ではなく、桜子先輩だった。モブ子の恋は無慈悲にも終わり、俺のちえりへの恋は逆にチャンスを迎えることに。十年間ずっと片想いし続けてきたちえりと、脱モブキャラを目指して一緒に戦ってきたモブ子。ふたりの少女の間で、俺は、俺自身の心と、そして忘れ去ろうとしていた過去と、向き合うことを迫られる。エンディングのその先で、俺とモブ子が辿り着いた場所は?好評の恋愛戦略ストーリー、ここに完結。恋の終わりに、俺たちは愛を識る。
日々魅力的に成長していく妹への劣情を抑えきれない俺は、その背徳的なリビドーから逃れるように、偶然出会った自主映画制作チームに参加する。美しくも凛々しい乙黒監督、幼女にしか見えないもちこさん、二万人の奴隷をもつと噂される姫さんなど、個性豊かな人たちと映画作りに没頭していたある日、運命の出会いを果たす。相手は、妹に激似のラブリードール。生身の妹か、口きかぬ等身大のドールか…どちらをとるのが正解なんだ!?妹LOVEの少年が経験する、コミカルで切なくエッチな青春の1ページ。
クウェンサーが戦場を離れてやってきたのは、できない事は何もない金と欲望と常夏の海岸工業都市ロストエンゼルス。しかしその街の実態は、四つの暴力組織がひしめきあい、戦場より簡単に人が死ぬと言われる無法地帯だった!!軍事諜報部付きとして招集された彼は、金髪ビキニ上官・ミリアの指揮のもと『信心組織』の超大型兵器オブジェクトを無傷で盗み出すという前人未踏の怪盗ミッションに挑戦する!そして新たなエリート少女も登場するぞ近未来アクション!!
残念美少女・亜子をはじめ、ネトゲ部員の着物姿で眼福の英騎は、亜子と一緒にネトゲ内の新春記念・猫姫王国新年会に参加していた。そこでふたりが見たのは、握手会まで発生してアイドル(笑)扱いの猫姫様。だ、大丈夫かコレ…という不安がまさに的中、ぶちキレた猫姫は全王国民を絶望のどん底へ突き落とす一言を放った!「何が…何が王国にゃああああああ!」結婚してギルド引退にゃ、という猫姫をめぐり、ネトゲ部も参戦する大争奪戦勃発!しかも対抗してリアル婚活を始めたマスターの無駄な行動力が、輪をかけてアレな騒動を引き起こす…!?残念で楽しい日常≒ネトゲライフ、仁義なき婚活×バトルの第7弾!
『物語』から飛び出してきたような子供たちが、今日も賑やかに暮らすこの村。顔は怖いけど優しい魔法使いの兄さん、気のいいクラスメイトの達彌くんや玲子ちゃん。そしてわたしをこの村に連れてきてくれたリーチのおかげで、ちょっとは村の生活にも慣れてきた。そんな中、伯爵くんが始めた戦艦造りを手伝うことになって、心配性のリーチはわたしのことをわたし以上に心配してくれている。それは嬉しいけど、でもわたしはリーチのことを本当はどう思っているんだろう。こんな気持ちになるのは初めてで、自分でもどうしていいかわからないや。妖精だって恋をするーハコニワフールズ第2巻。
本能寺の変へ介入すべく行動を起こした武蔵。だがそこへP.A.Odaの重要人物、森・蘭丸が現れ、その動きを制止する。武蔵が京に近づくことによって、“戦闘とは別の理由”で皆に害がなされるというのだが…。その一方で、羽柴への嫌がらせ行為ー武蔵の関東入りに関する、武蔵と羽柴の首脳会議が幕を開ける!生徒会副会長の本多・正純が繰り出した“先制攻撃”に対して、羽柴側、羽柴・藤吉郎と竹中・半兵衛はどう応じるのかー?歴史再現のターニングポイント、本能寺の変が間近に迫り、動き出した世界各国。それぞれが目指す“最善手”へ向けて、交渉戦が火花を散らす!学園戦国ファンタジー第八話、中巻!
『前夜』-九曜が鬼虫として目覚める前夜を、柊の目線から描いた物語。『幕間/昭和一〇一年の学校の怪談』-帝都への旅の途中、九曜と叶葉が廃校で体験した一夜の不思議とは?『幕間/迷宮電気街奇譚』-廃墟の電気街・神原迷宮。九曜達の目の前に現れたのは、機械仕掛けのメイドさん?『異説/私立やしま学園』-九曜達がもしも普通の高校生だったら!?まさかの学園編!『後日談/ヱピグラフ』-黒塚部隊との戦いで生き残った鬼虫達と叶葉は、大陸の高原にいた。彼らにはある目的があってー?電撃文庫MAGAZINE掲載の3編に加え、書き下ろし2編を収録した特別編!
青春の二文字とは無縁のゲームバカ・有野晴希の前に変な美少女が現れた!“コマンド?→はなす にげる”「私は神聖でありがたーい女神です。人間は神様がプレイするRPGのキャラで、晴希さんは私が操るキャラなんですよ」-どうやら神々しい姿の少女は、神様の学校に通う運命の女神…の卵で、運命を操る試験「フェイトクエスト」というゲームで晴希を操作しているらしい。戸惑う晴希だが、彼女と出会ったことで、まるでRPGのようなステータス画面やメッセージウィンドウ、選択肢が見えるように。さらには、ゲーム下手な女神による青春トラップのせいで変なイベントが起きるようになってしまい…!?ゲームバカ×運命の女神(候補生)がおくる青春ロールプレイングコメディ!
浜まゆです!そろそろ文化祭の季節!ボクは自作服のコンテストに出る予定で、いやぁ呉服屋の家系の血が騒ぐ騒ぐ!ところが文化祭のシンボルである伝統の縫い仏が盗まれて、それを知ったOG会が「縫い仏無しじゃ寄付金はやれない」とか言い出した!それで予算足りなくなって、文化祭は中止になるかもとか!マジか!真藁さんって子にOG会長との交渉を頼んだそうだけど、本人は「交渉材料ないから交渉は無理」とか言ってるらしいし。大丈夫なのかな〜?ホントに中止になったりしないよね?佐藤ケイが贈る大人気学園群雄戦略ラブコメ、待望の第13弾!
人気作家でありながら年齢性別も謎の覆面作家で、編集者を次々と病院送りにしているという桜木双葉。なんの因果か、その担当を任された新人編集者の反町八景は、双葉の“創作の秘密”を知ってしまい、共にその小説世界へと迷い込む!なんと、そこは「関東大震災前夜の大正・横濱」!そしてそんな二人の前に文豪・谷崎潤一郎が現れてー「桜木双葉、俺のことはどうか『悪魔』と呼んでくれ。『下僕』でもいいぞ」変人の文豪を巻き込みながら、虚構と現実の物語が回り出すー。
上野、品川、吉祥寺ー多くの人が訪れる東京の人気スポット。けれどそこには住んでいる人も知らない“いわく”が隠されている。一歩踏み込めば、きっとふしぎな事件も起こっていて…。お散歩専門店とうきょう堂には、そんな“いわくつき”が集う。今回持ち込まれたのは、上野を訪れて以来、友人が喋れなくなったという相談事。これは病気?それとも呪い?そんな怪異に店の居候『先生』が示す解決策はー。「さあ、お散歩に行きましょう」都市の迷い子、案内します。街歩きふしぎ発見ミステリー!
“強制的に事件を終結させる”『名探偵』のカードを持ち、現代日本から異世界へと迷い込んだマルタ。数々の事件を解決しつつも一向にお金が貯まらぬ「マルタ・サギー名探偵事務所」に、ひとりの女性がやって来た。カード戦争委員会のシェリーー彼女の訪問から、マルタは他のカード使いとの戦いに巻き込まれていく。一方、その頃。マルタの好敵手である怪盗ドクトル・バーチは、何者かにより、毒を入れられてしまう。解毒方法がわからぬバーチの執事ジャックは、渋々マルタに助けを求めるのだが…?
千年の都、京都に居を構えるお香専門店“香魅堂”。異常に優れた嗅覚を持つ人間嫌いの十代目店主・辰巳は、「霊なんて存在しない」と言い放つ霊魂否定派なのだが、なぜか彼のもとにはオカルト事件ばかり持ち込まれ…。それもそのはず。香魅堂は代々お香で心霊現象を鎮める「除香師」を生業にしているのだ。しかし、霊を視ず、霊を信じない辰巳は、どのようにして事件を解決するのかー?香りたなびく京都オカルト奇譚。
初恋の君の後妻になったフェイス。だけど、彼が謎の呪いで倒れてしまう!必ず目覚めさせると意気込むフェイスに、彼の息子で幼なじみのエセルは“父と別れろ”と言い出した!?けど、そんなことで引き下がるフェイスじゃない!かみあわない義母×義息子の禁断ラブコメ!
本音をぶつけ合い、ようやく想いを伝えることができた塔子と東宮・明槻。ところが、塔子をかばって叔父の貴哉が大怪我を負ってしまう!!容体が落ち着くまで熊野に残りたいと訴えるけれど、なんと明槻はその申し出を拒否!東宮妃候補という立場上わかっていたことではあるが、塔子は衝撃を隠せない。そんななか、都から突然、塔子の天敵・左近衛大将が訪れ…!?
引きこもり公主・朧月が持つ、幽鬼が見える不思議な力“双界の瞳”。幼い朧月の側にはその能力に名前をつけたとある道士の存在があった。婚約者兼ご主人さま(?)の蒼刻もまだ知らなかった朧月の過去。醒教事件は解決したものの、葉家に出没する幽鬼の捜索を依頼されたり、いちゃつく暇のない2人の前にその道士・螢火が現れー!?4コマ・コミックも満載の第13弾!!
皇宮商人の娘マィヤは、帝都一の大店を目指し御曹司アティルとして商談に励む日々。店の後継者と目される先輩商人サフィードに「女だという自覚を持て」と叱られながらも少年姿で店先に立つマィヤの元に、父が皇宮で行方不明との報せが!!父を捜しにアティルとして潜り込むとそこにいたのは煌びやかな王子様ばかり??えっ、“女帝陛下の後宮”ってどういうこと!?