2016年12月2日発売
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『聖エルダント帝国』と敵対しているバハイラム王国で、天変地異が続発する!ミュセルの母親・ファルメルの預言で呼び出された、オタク文化交易会社“アミュテック”の総支配人・加納慎一と毎度おなじみのメンバーは、バハイラムの最高機密“竜の巣”に潜入し、そこで奇怪な人形の様な少女・テレジア・ビグロウと出会う。北米連合機構の少佐だと名乗るテレジアは、実はここは遙か遠い未来の軍事工場であり、しかも、工場の主動力源が暴走し爆発しかけていると言うのだった。爆発すれば、バハイラムとエルダントは消滅する。で、それを救える唯一の人物が慎一だと告げるのだった。日本のただのオタク、ついに異能バトルものの主人公に変身するのか!?
俺ー新藤大輔は、中学生の時に友達の定義について考えてみた。俺にとっての友達とは何か?するとすぐに答えは出た。こいつになら、まあ、殺されても仕方ない。そう思える相手。俺にとっての友達の基準はそうなりー結果高校のクラスで友達を作ることはできず、中学からの友達が別のクラスに一人だけ。そんな俺に、クラスメイトの少女・澄田が声をかけてきた。「新藤君、わたしとー同盟を組んで下さい」同盟とはいったい何をするのかと思いきや、ノートを貸し借りしたり困ったときに助け合ったりするらしい。澄田は友達がほしくないので、孤立している俺に声をかけたらしいのだがー?第5回講談社ラノベチャレンジカップ受賞作が登場!
『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』世界が滅亡する、その直前の時。一瀬グレンと、その仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないように、できるかぎり抗ってみよう、とー。その決意のもとで、真昼の誘いに乗り『帝ノ鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から、『帝ノ鬼』の軍勢が襲いかかってくる。かつての仲間、クラスメイトたちを手にかけながら、グレンたちは抗う。世界を破滅へと導く流れにー。一方その頃、「運命の子」が百夜孤児院へと連れられていた。そして世界は、破滅へと導かれるー!大人気学園呪術ファンタジー第7巻!ついに、破滅の唄が、鳴り響くー!!
「ソウタ。私と竜に乗ってほしい」長く続く戦争の中、帝国空軍のエースガンナーとして連邦空軍の敵を撃墜してきたソウタ・カシワギは、ある戦闘で敵ー竜騎兵の少年を撃つことができず、戦争が終わったこともあり、除隊処分となってしまう。自らの行くべき方向に迷うソウタの前に現れたのは、“ドラゴンスレイヤー”-人に害為す“黒の竜”を狩る一団の船長と、竜騎兵の少女・シノだった。急かされるようにシノの操る竜に乗せられるソウタだが、目標を捉えたとき引き金を引くことを躊躇してしまうのだがー。第5回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”受賞、少年と少女が竜と人とを結びつけながら、空を翔ける物語。
エルベリスの若き騎士、ジーク・クライバーは夢想していた。王太子レオンハルト・エルベリスを支え、エルベリスの腐敗を一掃し発展させていく未来を。しかしその夢は、隣国ゼドニアの侵攻、そしてゼドニア軍を率いる勇者王ベルトランの手により断たれてしまった。ジークは誓う。無敵の力を誇る勇者王ベルトランを倒し、エルベリスを護る、とー!どちらがレオンの右腕かを競い反目し合っていたレオンの妹姫・リーゼロッテとも手を取り、エルベリスを救うための姫騎士の高潔と戦略家の知謀が光る!第5回講談社ラノベチャレンジカップ“佳作”受賞の戦記ファンタジー、開幕!
元の世界に戻るためのアイテム“帰還の魔石”を入手した悠斗は、今まで以上にのんびりとした異世界ライフを満喫していた。とある日のこと。何気なく妖精モンスターの討伐に向かった悠斗であったが、そこで意外な人物たちと出会う。動き出す七つの大罪。襲来する最凶の妹。度重なる激闘は悠斗に何をもたらすのか…?小説家になろう発!超人気ファンタジー、新展開の第5巻!
約二百年前。星喰いと呼ばれる化物によって、人類は絶滅の危機に追い込まれた。そして星喰いと戦うため、人類が生み出したのが錬金術である。かつて世界に七人しかいない達人の一人ー最高の錬金術師だった少年・三森慧は、現在は全ての名誉を失った最低の錬金術師として、学校の教師をしていた。そんな彼のもとに、エリート錬金術師の少女・久住悠里が入学してくる。慧は彼女とともに、最近頻発する星喰い異常発生事件の調査にあたることになるが…。「生徒に尊敬されるのは、教師が最初にしなきゃいけない仕事だ」在りし日に人類最強の立場を裏切った少年は、いま孤高の天才少女をどう導くのかー!?凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション!
ダメダメなパパと離れ島に引っ越したちさと。島には寝たきりの老人と牛と虫ばかり。寂しい。ある晩、パパが始めた海賊ラジオ放送を聴いていたら、放送に割り込んで不気味な声が聞こえてきた。激しくビビるパパとちさとだが、ある周波数で聞こえる「声」の正体を調べていくうちに、島に隠されたとんでもない秘密が明らかになりー。一気読み必至の、新感覚・冒険ミステリー!