2016年8月発売
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威を振るう銀河辺境の地。「ヴァールシンドローム」に対抗する手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」はその症状を歌で鎮めるため、星々を駆けめぐりライブ活動を展開していた。一方、時を同じくして「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」の可変戦闘機部隊が動き始めー。プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、少年ハヤテと少女フレイアの出会いが新たな物語の幕を開ける!
世界各地で同時に出現した、すべてを包み込もうとする漆黒の闇。そして、その中から現れたモノは、はるか昔、地球にやってきた五番目の災厄ー“恒生”のバハムートの姿をしていた。バジリスクの権能を受け継いだイリスなら、バハムートを倒せるかもしれない。その希望を胸に、悠たちは戦艦マルドゥークを完成させ、バハムートのもとへ向かう。一方で深月は、悠の彼女への想いが本物なのか、それとも世界を救うための本能に過ぎないのかの間で揺れ動きー。「要するに私はー皆さんの敵だということですよ」ずっと救いを求めて、けれど見つけられなくて、たどりついたのは悲しい決意でー。アンリミテッド学園バトルアクション第十二弾!
オレが恋をしているクラスメイト・十六夜小夜の旧姓は、神楽坂だったー。そう、彼女も双葉や黒羽と同じサキュバス体質だったのだ!その事実に、オレたちは驚きを隠せない。一方、自らの身体の秘密を知って、困惑する小夜。そんな彼女を支えてあげたい一心で、オレは彼女に告白したー。結果、オレたち二人は晴れて恋人同士になる。しかし、同じ体質である双葉や黒羽にも精気のやりとりをするためキスしなければいけないなど、オレと小夜との恋人生活は波乱万丈だ。そしてある日、小夜とのデートから帰ってきた夜。オレを出迎えた双葉の姿は、それまでの金髪ギャルから、黒羽に勝るとも劣らない元の大和撫子な黒髪お嬢様に戻っていて…!?
「時は満ちた。約束通り、リリィは俺が連れて行く」カールハインツはそう告げた。-四年前、記憶を失って倒れていたリリィは、助けられた修道院で暮らしていた。そこに時折訪ねてくる貴族の青年カールに密かに憧れを抱いていたリリィだが、この日目覚めると、そこはお城!しかもカールは王子だという!!「お前は今日からこの俺のものだ」そう告げる彼のまわりは、吸血鬼や狼男、魔術使いら七人の騎士が仕えている。果たしてカールの真の目的は!?リリィの過去に秘められた謎とは!?
「きみは私に逆らえない」ベル・ローズは絵画の真贋を見極める瞳を持ちながらも、忌まわしい事件をきっかけに絵筆を握れなくなっていた。ある夜、謎めいた美術館長ユアン・ギャレットに出会い強引に唇を奪われ、再び描くことを迫られる。尊大な態度のユアンに戸惑いながらも、強く逞しい腕に抱かれ、彼の右手が絡められた時…。キスを重ね合い秘密だらけの関係が深まってゆく。
アイリーンはアスセナ国の「戦女神」。人でありながら神と崇められる彼女は、周辺諸国を統一するべく戦場を駆けめぐってきた。だが、国王は彼女に還俗を命じ、祖国のために大陸の覇者・ヴォールグ帝国皇帝の妃となるよう申しわたす。皇帝・オルランドは父を弑逆した、「死神王」と呼ばれる男。その美貌は黒曜石のように冷たい。しかし、アイリーンは彼の素顔と悲しい過去を知り、次第に心を開いていくー。
キアルは“殯ノ夢見”。死者の最期のメッセージを受けとって遺族に伝えるのが仕事だ。兄と慕うハイリルが殺人の罪に問われて姿を消してしまい、キアルは東の街ジェマンを目指してふたたび旅に出る。ハイリルを捜す道中でスリヤという謎の美少女に出会い、彼女の正体を知らぬまま行動をともにすることに。突然の襲撃を受けてひとり攫われてしまったキアルは、聖王国の運命を揺るがす事態に巻き込まれー!?
ハロウィーンを前にしたロンドンの街角。ユウリは、困り顔で座り込む奇妙にクラシカルな装いの青年から「一緒に林檎を捜してくれないか?」と頼まれる。パリでは、シモンが怪しげな結社に所属するルイ=フィリップから林檎を渡せと迫られ、シモンの従姉妹ナタリーの周囲でも、林檎が謎を呼ぶ。一方アシュレイは、林檎が描かれた妖しい書き物机を託されるが。皆が捜す「林檎」とは?果たして林檎は誰の手に?
かつて清弦は土御門島である組織に所属していた。それは島に生じた“異端者”を処理する、表に出ることはない暗部“律”。ある日、本土に逃げ出した“異端者”を追った清弦は、処分の現場を少女に目撃されてしまい…!?そこから清弦の運命を大きく変える物語が幕を開ける!!
中学生時代の、強い雨の日の記憶。夏祭りの思い出、お互いを信じ合って笑いあえた日々…。カラダ探しの呪いに巻きこまれる前の明日香たちの過去がついに公開!!ジャンプ+で大好評連載中の漫画『カラダ探し』小説最新作をウェルザードが書きおろし!!
居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。
仕事中に仮眠を取っていたはずが、気がつけば異世界に迷い込んでしまったアラサープログラマーのサトゥー。ミーアを故郷へ送り届け、エルフの音楽や技術が大歓待を受ける一行。しかしサトゥーが何より心奪われたのは、巫女姿の金髪ハイエルフ・アーゼだった。しかし、平和な森に突如害獣発生のしらせが入る。彼女の危機と聞きつけ、いてもたってもいられずサトゥーは害獣駆除へと飛び出すが…?ほのぼの異世界観光記8巻、神に最も近いエルフ巫女を護れ!
大学の医学部コースへ入学する僕は、桜の花が美しい春の日に、その女の子と出会った。一目惚れだったのだと思う。僕たちは恋人になり、なにげない温かな日々を送る。「亡くなった父親が患っていた、難病の治療法を見つけたい」そう彼女は明るく夢を語った。けれど彼女に触れたとき、300という数字が冷たく浮かんだ。それは“ひとの人生の残り時間が見える”僕が知ってしまった、彼女とのさよならまでの日数でー別れる定めの二人が綴る、せつない恋愛物語。訪れる0の先へ、きっとまたページをめくりたくなる。
エニスを攫い、船倉に隔離するルノラータ・ファミリーの雇われディーラー、メルヴィ。メルヴィに怒りを露わにし、本気の勝負に挑むフィーロ。フィーロを憂いつつも敵を見定めるガンドール三兄弟。ガンドールに協力しながら揉め事を待つラッド。ラッドと死闘を繰り広げた因縁を持つシャーネ。シャーネに襲撃され逃げ回るネイダー。そして、ネイダーが世話になった医者の許に現れた巨大な熊とアイザック&ミリア。かくして、それぞれの思惑をよそに運命の渦は荒れ狂う。全ての関係者が集結し、フライング・プッシーフット事件の再来と思われる『馬鹿騒ぎ』が始まるー。そしてヒューイは何かを目論み、静かに街を眺めていた。
横すべりな人生…挫折した青春…幼馴染みの渚にもあきれられ、悪友の卓と不毛な日々を送る楠田幸斗。そんな幸斗も一度だけ、夢に燃えたことがあった。小学生時代に結成した野球チームに、燦然とエース・剣が現れたのだ。彼の誰にも打つことができない強烈なナチュラルスライダーは、幸斗たちに夢を見させた。だが夢は夢のまま、あっさりと剣は転校…かくして、チームも自然消滅。そして、ただ腐っていくだけの高校生活が待ちうけていた。しかし、『幻のエース』が帰ってきた。野球は『もういい』はずなのに…エースの帰還が、幸斗のくすぶっていた野球への情熱に小さな火をともすー。
アンダーワールド“最終負荷実験”二日目。“人界軍”最強の整合騎士ベルクーリ、スーパーアカウント・太陽神ソルスのシノンを打ち破ったガブリエルは、逃げるアリスを追う。一方、圧倒的な数の“暗黒騎士”に包囲された“人界軍”囮部隊の戦場では、アスナの奮闘、リズベットやシリカらの助力虚しく、ついに自失状態のキリトが、ラフィン・コフィンの残党“PoH”につかまってしまう。積年の恨みを晴らさんと、PoHの毒牙がキリトに迫りー瞬間。キリトのこころの中に、声が響いた。それは、共に暮らし、戦い、笑いあった彼の親友の声。たった一人の、最高の相棒の声ー。ついに、キリトは復活する。アンダーワールドに生きる“すべて”を、救うために。
上里翔流が消えてから三日。次なる戦いに身をうつした上条だったが、その先に待ち受けていたのは、水着姿の食蜂操祈や御坂美琴をはじめとする、お嬢様だらけの常盤台中学だった…?季節は冬。12月の学園都市ーにもかかわらず、気温は摂氏50度を超えていた。原因不明の大熱波により、学園都市のインフラ全てが機能停止する中、その『予測不能な脅威』はやってきた。エレメント。灼熱地獄を這う異形の化け物。ヤツらに唯一対抗できる『右手』でもって、上条は激戦地へ向かうも多勢に無勢。そんな窮地に現れたのは、異形の機械『対魔術式駆動鎧』に包まれたあの少女で…?
「これより、世界を破壊する」そうしてー。世界は一夜にして変化した。その夜、眩いばかりの満月を背に悠然と空を漂う魔女を多くの者が見たと言う。そして、その言葉をきっかけに、ありとあらゆる獣堕ちたちはー。魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国で主席魔法使いとなったアルバスと再会を果たしたゼロたち。きな臭い空気が漂う中、彼らの前に現れたのは、教会と魔女を五百年ぶりの聖魔戦争へと焚きつけるようとする組織“不完全なる数字”の長、“あの方”だった。その正体が明らかになるとき、世界は破滅と再生へと舵を切る。そして、ゼロが流す涙の理由とは…!?
『小説とかドラマって不思議だと思わない?異世界でも言葉が通じるなんて』ごく平凡な女子大生・水瀬雫は、砂漠に立ち尽くしていた。不思議な本を拾った彼女は気づけば“異世界”にいたのだ。唯一の幸運は「言葉が通じる」こと。魔法文字を研究する魔法士・エリクに元の世界の言語を教える代わり、共に帰還の術を探す旅に出る雫。しかし大陸は二つの奇病ー子供の言語障害と謎の長雨による疾患で混乱を極めていて…。自分に自信が持てない女子大生と、孤独な魔法士。出会うはずのない二人の旅の先、そこには異世界を変革する秘された“物語”が待ち受けていた。藤村由紀名義でWEB上に掲載以降、絶大な支持をされた大人気WEB小説が大幅加筆修正で、ついに書籍化!
魔王を倒した伝説の勇者リック。だが、邪気の抜けた魔族と人間が共存する世界に真の平和は訪れていなかった。そんな中、リックは新しい冒険に出ることを決意するーそれは、モンスター娘を勇者パーティに加えて、彼女たちを世界に希望を与えるアイドルにすること…!?清純系セイレーン少女ユリナ「勇者様、まだ半人前だけど、私がんばります!」、ツンデレ系ドリアード少女サララ「あんたの仲間になれ?お断りよ」、天然系ゴーレム少女レムリア「おー、ユーシャだ。がんばれー」-そんな3名を加えた凸凹勇者パーティ。その冒険は、寄り道クエストだらけで前途多難!?さらに勇者パーティの前に魔王の娘も現れ…。冒険2周目勇者パーティがおくる、とにかく可愛いモン娘ファンタジー!