2016年9月発売
「僕は、王妃を探しに行くよ」降りしきる雪の中、置き手紙だけを残して、ひとり城を出て行ったカテリナ王妃。彼女を連れ戻す決意を固めたルドヴィークは、彼の無事を祈る五人の寵姫たちと、しばしの別れを告げる。しかし、必死で探し回るうちに激しくなった雪で視界が阻まれ、足を滑らせてしまい…。『七番目だけは、永遠に手に入らない』-青い髪の少女が告げた言葉の本当の意味を理解したその時、ルドヴィークが選ぶ答えとは…!?シリーズ、完結。
レジスの奇策によりグレボヴァール市奪還は成功し、難敵ハイブリタニア王国との戦いは決着した。戦功を立てたレジスは総督ラトレイユに改めて軍師として請われるも、理想の違いから決別を選ぶ。だがその結果、暗殺の手を差し向けられることに。危険を察知した彼は“吊られた狐”傭兵団と共に帝国第一軍からの脱出を図るのだった。果たしてレジスはアルティーナと再会できるのか!?覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第十一弾!
アウラとシャルティアを従えたアインズが足を踏み入れたドワーフの国ではクアゴアなる亜人種族の侵攻が迫りつつあった。ルーン工匠を魔導国に引き入れることを交換条件にアインズはドワーフの王都を奪還する約束をする。そこで待ち受けていたのは最強の種族、フロスト・ドラゴン。未知なる世界に偉大なる魔導国の威光が次々に刻まれていくー。
アウラとシャルティアを従えたアインズが足を踏み入れたドワーフの国ではクアゴアなる亜人種族の侵攻が迫りつつあった。ルーン工匠を魔導国に引き入れることを交換条件にアインズはドワーフの王都を奪還する約束をする。そこで待ち受けていたのは最強の種族、フロスト・ドラゴン。未知なる世界に偉大なる魔導国の威光が次々に刻まれていくー。付録“なざりっく狂騒劇「ぷれぷれぷれあです」”のBlu-ray付き。
『楽市楽座』を立ち上げ、七々々を殺した犯人を見つける足がかりを得た重護。そんな時、仁志阿澄からレア級の七々々コレクションが手に入るという遺跡“クロノス”の同時攻略を持ちかけられる。一方、七重島すべての高校の頂点を決める『学園祭』を前に、独呂弥七は虎視耽々と策を張り巡らせていた…。舞台は中心街、地上では全校総当たりのサバイバル戦が、地下では高難易度の遺跡攻略が一斉にスタートするー!!クライマックス直前!怒濤の11巻!
王子率いる王国軍は降魔の一族を名乗る少女トコヨの圧倒的な力の前に苦戦するも、クラスチェンジを果たしたソーマや新たな仲間の力で彼女の撃退に成功する。そして、トコヨとの戦いで命を落とした兵たちの弔いが行われる中、今度は自らの意思を持つ魔物“暗黒騎士”の強襲を受けてしまう。休む間も与えられず出撃せざるをえない王子たちの前に二人の少女が現れ、王子に加勢するのだがー!?ナタクの弟子リーエンが使えるシリアルコード付き!!
現代日本のハンター伊豆見雅彦は、異世界と往来できるアイテムを使い、現地のモンスターを狩り続けていた。彼の目標は、祖父が狩り逃した獲物を狩ること。あるときは新米狩人を手助けし、またあるときは港町を悩ませる巨大水棲モンスターを駆除したり…。異世界で伝説となった祖父の称号「マタギ」を継いだ雅彦は、今日も異世界でモンスターを狩りーそして皆で美味しくいただきます!狩ったら食べるファンタジー異世界狩猟&グルメライフ開幕!!
腐敗した教会を正そうとするルマキーナ。彼女に協力して、ディアヴロはとうとう王都へ乗りこむ。聖騎士との交戦が予想されるが、実は楽観していた。“宝物庫”で揃えた新しい装備は、この異世界において圧倒的だからだ。しかし、立ち塞がったのは無力な信者たちだった。ルマキーナは戦いを望まずー教会堂に閉じ込められ、逆に背徳の汚名を着せられてしまう。理不尽な扱いすらも受け入れる聖女だったが…ディアヴロは黙っていることなどできなかった。「敵も味方も判らぬ愚者どもめ、もはや生かしておく価値もない!」強大魔術で教会を粉砕する!?やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む冒険譚、第六幕!
品行方正で容姿端麗、誰もが憧れるような美少女、音和彼方。僕、兎下詩歌の幼馴染みはそう思われている。でもその本性はー僕と二人の時にだけ出てくるのだけれどーとんでもなくだらしない怠け者。不在がちの彼方の親に代わって彼方の世話をするのは僕の役目なのだ。そんな駄目な彼方と、取り壊しが決まった近所の古い神社を見に行ったときに古い鏡に激突。3つに割れてしまった鏡が急に光りだしー突然現れたのは、どこか彼方に似た三人の少女。三人は僕に親しげに話しかけてくる。戸惑う僕に対して彼方はどこかよそよそしい。一体何が起きてるの!?三人の説明では彼方の想いを鏡が反映したらしいのだがーってことは元は全員彼方!?実力派が贈るちょっと不思議な変則ハーレム・コメディ、開幕!
事故で異世界に転生した少年・外村一真は、伝説の冒険者アズサ・クルーガーのたったひとりの弟子ーカイル・クルーガーとして新たな人生を送ることになった。魔獣の頂点に君臨するドラゴンを倒し、世界を救った英雄であるアズサが取った唯一の弟子として、彼女に最高傑作とまで呼ばれるようになったカイル。そしてある日、彼はアズサから自らも弟子を取るよう命じられる。だが、弟子候補の少女タチアナは、魔力が少なすぎて魔獣を倒すことができない、序列最下位の冒険者で…!?「おねがい。下働き、従者、奴隷…どんな扱いをしてくれてもいい。わたしをあなたの弟子にして!」あさのハジメ×せんむが贈る、異世界最強師弟ファンタジー開幕!
生徒達の悩みを解決する“お雛様”こと雛菊こころをサポートするようになった伊莉也は彼女に影響されてか、困った人に対して敏感に反応し、ついつい手をさしのべてしまうようになっていた。今回も選択授業で知り合った少女・ユリが抱える闇に触れた伊莉也だったが、彼女の不思議な思考と言動に振り回され苦戦する。なんとかユリの心を開くことに成功したとき、彼女の闇の元が“お雛様”誕生のきっかけになったある事件へとたどり着くのだった…。誰もが持っている闇を解決するために、おいしいコーヒーと温かい助言をくれる“お雛様の部屋”の扉は誰にでも開いている。第4回講談社ラノベチャレンジカップ“佳作”受賞作、2杯目!
七日に一度現れる、遠い異世界へとつながる、魔法の扉。その扉の先には、不思議な料理屋がある。洋食のねこや。窓一つ無いのに不思議と明るい部屋の中には見たこともないような内装。出てくる料理は不思議な、されど美味しい料理。どの料理が一番旨いか。時折話題には上るが結論が出たことはない。彼らは料理を食べて語らい、時に新しい発見をする。そんな『異世界食堂』に、気配を消して働く、新たな給仕が加わった。チリンチリンーそしてまた、土曜日が来るたびに鈴が鳴る。
ついに開催された精霊祭。目玉の魔剣武祭は、各地から王都に集まった選手たちが魔法や剣の腕を競い合う。アスラはそこで強敵との戦いを重ねるたびに無属性魔法の弱点を思い知らされる。そして、三年前に決別したミレディも出場していた。ミレディとの再会を喜ぶこともなく、アスラは仮面で顔を隠し正体を明かさぬまま戦う。そこで、ミレディが三年間で磨いてきた魔法を見せつけられてしまう。そんな中、精霊祭の裏では反エアスリル王国のテロ組織、解放軍が暗躍していた。とある計画に気付いたアスラは、その企みを阻止しようと立ち上がる。
神子により自分の意思を失ったユリス。操られ、次に彼が目覚めた時には、勇者の一人である、みゆきがいなくなっていた。魔王を倒すのを優先すべきか、それともみゆきを捜すことを優先すべきか。岐路に立たされたユリスは決断を迫られる。みゆきは一体誰にさらわれたのか?魔王を敵とするのは同じであるのに、なぜ神子はユリスを操ろうとしたのか?神子を通して、神殿は彼らに何をさせようというのだろうか?謎が謎を呼ぶ中、ユリスは前世の自分の娘であるみゆきを助けるべく、残った勇者のダイチとともに行動を起こすのだがー。
とうとうアウラニースは復活した。そして、彼女は自由気ままに動き出す。アイリスとソフィアの予想に反して、マリウスの事は後回しにしたのだ。まずは食事、それから魔王探しである。途中、魔王に対抗しようという人間側の戦力と遭遇するが、彼女は殺さずに見逃した。彼女は人間の成長性に期待していたからだ。一方、ターリアント大陸では新たに戦争に向けての動きが見られるようになる。魔王復活をめざして魔人達の動きが活発になっているこのタイミングでどうして戦争を始めようというのだろうか。不思議に思ったマリウスは戦争を仕掛けようとする国の調査を始める。そこで彼が知った真実とは!?
ルオン達は五大魔族の一角を倒した。その結果、魔王を討つ資格を得ることができた王女ソフィアと共に、ルオンは進路を南に向け旅を続ける。当面の目的は時を巻き戻す魔法を持つ魔法使いリエルを、彼が頼っている人物の元まで送り届けること。道中、ルオンの出身地であるフィスイリア王国に辿り着く。転生した意識を持つルオンは、初めてのような、懐かしいような複雑な心境を抱きながら、幼馴染や師匠と再会する。そしてリエルからこの国で起こる“未知の戦い”を聞かされるのだがー。
コフィン王国の完全制圧を目前にしたユーク将軍らの前に、最悪の強敵ー『コフィンの魔王』が出現した。魔王は神喚び師マリエラの統べる『無言の兵団』や『神』の正体を暴き、古代魔術でもってそれらの洗脳・強奪をはかる。ユーク将軍は己の命綱である兵士達をまどわせ、強制的に手下に加えていく魔王の戦法に戦慄する。覆面で顔を隠した魔王がスノーバの都を駆けるたび、ユーク将軍の無敵の兵団がけずり取られ、かつての主人の命を狙う魔王の尖兵と化すのだった。
侯爵令嬢のベアトリスは「社交界の薔薇」と呼ばれ、数々の貴族から求婚されまくっている。だが、いつも謎の『声』が求婚者の本性を教えてくれるので結婚には至らない。ある日、誘拐されかけたベアトリスは、魔術師エイブラハムに助けられる。『声』の正体が闇の精霊だと知ったベアトリスは、精霊について学ぶため、エイブラハム邸へ通うようになり…!?シリーズ史上最ジレ!純情初恋ラブコメ。
大衆新聞紙の記者ユリアは、しつこくて頑固で書く記事は妄想仕立て。ひょんなことからオスカーの醜聞ネタ(捏造!)を掴んだユリアは、記事を載せないかわりに、アデルに高級紳士クラブで行われている秘密の会合に潜入取材をしろと言い出して!?また後日、アデルの養育院時代の親友が掏摸で捕まり、身元引受人としてアデルの名前を出して…?甘くとろけるコメラブシリーズ、最終巻!