2017年10月発売
四ヶ月ぶりに帰省したり、桜井さんの提案で佐伯さんと一緒にプールに行ったりと、僕こと弓月恭嗣と彼女の同居生活は夏休みも順調と言えた。そして、九月。二学期に入った水の森高校では、一ヶ月後に開催される学園祭の準備がさっそくはじまりだした。一年も折り返し地点。大きなイベントを控え、何かが起こりそうな気配がー。常に冷静な弓月くんと、とびきりの美少女なのにちょっとHな佐伯さんが繰り広げる同棲&学園ラブ・コメディ、第三幕。
ルオン達はジイルダイン王国の戦いを勝利で終えた。これで魔王軍幹部である五大魔族のうち三体を撃破し、神霊である水王アズアの協力を得ることもできた。『エルダーズ・ソード』のゲームシナリオとの歪みは生じているが、魔王の暴険を止めるための準備が整い始めた。そうした中、神霊ー不死鳥フェウスから依頼が舞い込んだ。内容は自身の眷属が保有していたアーティファクトが人間に奪われ、それを取り返すが破壊してほしいというもの。奪った人物はナテリーア王国の第二王子ゼクエス。彼はルオンの仲間であるソフィアとリーゼの友人であり、またジイルダイン王国の騒動における関係者だった。
ニュービストでの騒動を終わらせたシュリたちガングレイブ傭兵団は、来たる冬へ向け、別の町で春まで過ごすことにした。到着した町で休息を取る傭兵団の元に、地元領主が訪れて戦の依頼をする。ガングレイブは気乗りしなかったものの、戦の規模と報奨金の額を提示され、冬越えに支障はないと依頼を受けた。しかし、これが後に大きな後悔となる。条件になかった領主の息子の指揮、提案の無視、罵倒、デタラメな戦略で戦況は悪化し、ついには敵の得意な山中へおびき寄せられる。相手の絶え間ない奇襲と強襲。しかも領主の息子が勝手に戦線を離脱。ガングレイブ傭兵団は戦場に取り残されてしまうのだった。
異世界の穏やかな午後。踏鞴家給地での日々を重ねる康太を訪ね、懐かしい客がやって来た。超先進国へカトンケイルの貿易商人ミリシア・ネイデル、超鞴家給地にやって来て数十分の康太にクレーム対応を迫った女性である。彼女に連れられて来たのは、『ピーダーとネイデル、クエリアの会社』の代表人を名乗る少女、ピスフィ・ピーダー嬢だった。商売のためこの地にやって来たのだと語るピスフィとミリシアは、榛美の家に転がり込んだ。ややこしいことになりそうだと予感する康太だが、案の定、ピスフィはたちまち踏鞴家給地のひとびとに疎んじられてしまうのだった。
アルベルタは冒険者としての仕事をしながらハーフエルフの少女・サティエラの母親の手掛かりを探していた。そんな中、レーベンの街は不穏な空気に包まれていた。街の経済の低迷、不良冒険者の怪しい動き。そしてアルベルタを狙う不良冒険者達。アルベルタは持ち前の規格外の力で、悪の手から逃れる。だが、その力の強大さを危懼する者達により、アルベルタの父親の真実を聞かされることになるのだった。父親の本当の姿とは?そして、サティエラの母親の行方は?
ユキの群れ探しが一旦解決した春澄達はメランジュ王国へと戻って来ていた。やがて、春澄達はバルジからの依頼を受ける事に。バルジの古い友人が治める地に沼があり、そこに正体不明の魔物が居るというのだ。何人もの人間が犠牲になっており、手に負える者が居ないため、魔物を倒すよう頼まれたのだった。その沼がある辺境へと向かった春澄達は、領主の館で以前出会ったサティウスとフィルス兄弟に偶然再会する。どうやら今回の依頼は兄、サティウスの方にも少なからず因縁のある依頼内容だったようだ。春澄達は依頼を達成するため、サティウスはトラウマを克服するため、共に沼へと出発する事になったのだが…。
テルミア空軍所属の結城文洋は、三都同盟との交戦中に、戦場には不釣合いな少女と邂逅する。その場は撤退し、日を改めて再び三都同盟と相見えたとき、伝説の青竜フルメンの裁きにより戦場は崩壊。戦争は星誕祭が終わるまで一時休戦となる。近くの領地に堕ちた文洋が自宅に戻ると、待っていたのは戦場で出会った少女レオナだった。飛行船から投げ出されたところを、アパートメントの大家ローラが保護したのだという。レオナは実家を取り潰さんとする貴族の策略で戦場に駆り出されていた。実家に残された弟を救出したいと願うレオナに、文洋とローラは協力することに決めるのだがー。
最後まで結ばれる事で至った主従の誓約と、五行の相生を経て、再び斯波恭一との戦いに臨む刃更達。しかし、待ち受ける斯波もまた『四神』や『黄龍』の他にも、新たな存在を呼び出しており、全てを懸けた激突が最終局面を迎えてもなお、不気味に笑い続けるー。激しい死闘が繰り広げられる中、未来を見据えた刃更が下す最後の決断とはー!?
本戦進出を決め勢いに乗るヒマワリとミサキ・カグヤのペアであったが、そこに桐原士郎、木島アリスを従えた魔殺商会総帥・名護屋河鈴蘭が立ちはだかる。「あはははははっ!!さあ野郎ども狩りの時間だぁッ!!」隔離空間都市の債務者達を巻き込んだサバイバルゲームを仕掛けられたヒマワリは、“前大会を知る男”川村ヒデオと共闘し生き残りの道を探るのだが!?“世界を統べる権利”を賭けた闘いー第二回聖魔杯、本戦がついに開幕!
究極の装甲『ゼクロス』をまとい、戦場に降り立った怜悧。果たして、その圧倒的な力は不死身のオーディンを破れるのか!?一方、傷無には最強にして究極の機械神タナトスを倒すため、新たな任務が課せられる。それは総勢25名とのハーレム・ハイブリッド!?視界すべてが美少女たちで埋め尽くされるなか、2日間にわたる過去最大級のミッションがいま始まる!大切な仲間と家族ーそれぞれの想いを胸に、物語は最終局面へ!!
時は現代。安倍晴明やその孫たちと同じ名と性質を持ち、十二神将を供にして陰陽師を生業とする者たちがいた。今も京都に棲む妖たちが遭遇した、安倍晴明を名乗る禍つものの正体は?(「久方ぶりの再会」)成親の夢に立った高淤の神に会うため、紅蓮と東京を発った昌浩の京都めぐりの顛末(「遠からんものは音に聞け」)など、再録&大量書き下ろしで一冊に!現代に生きるもうひとりの“少年陰陽師”の物語が幕を開ける!
パリの招かれてマスコミから歓迎を受けていたロザリーはド・ゴール将軍の愛娘が軟禁されている事を知らされる。何とか救出を試みようとするも、魔女が王党派の動きに関与すれば506存続に関わるー。隊がじりじりと軍部に追い詰められていく中、更にはガリア全土を脅かすネウロイまで襲来し!?「最高に高貴で、最高に馬鹿げたことをやろう、全員で!」ノブレス・オブリッジを体現する部隊、506JFWの反撃がはじまる!オリジナルドラマCD+小冊子付属のプレミアム特装版。
パリに招かれマスコミから歓迎を受けていたロザリーはド・ゴール将軍の愛娘が軟禁されている事を知らされる。何とか救出を試みようとするも、魔女が王党派の動きに関与すれば506存続に関わるー。隊がじりじりと軍部に追い詰められていく中、更にはガリア全土を脅かすネウロイまで襲来し!?「最高に高貴で、最高に馬鹿げたことをやろう、全員で!」ノブレス・オブリッジを体現する部隊、506JFWの反撃がはじまる!
遂に傑作ラブコメを完成させた天花だが、顔が赤い&妙な質問ばかりで様子がおかしい。一方、新作執筆中のひよこは「何かが足りない気がする」とスランプに戻ってしまう。悩める清純の元には、眼鏡でえっちな有名作家(パンツはいてない)や超売れっ子絵師(優しい×可愛い×〆切守る=天使)が現れて、リアルの方がいつのまにかラブコメ状態に!?
世界征服を目前にし、更なる侵略地への先兵として派遣された戦闘員六号の行動に『秘密結社キサラギ』の幹部達は頭を悩ませていた。侵略先の神事の言葉を『おちんち○祭』と変更するなど、数々のクズ発言。さらには自らの評価が低いと主張、賃上げを要求する始末。しかし、人類と思しき種族が今まさに魔王軍を名乗る同業者に滅ぼされると伝えられー。「世界に悪の組織は2つもいらねぇんだよ!」現代兵器を駆使し、新世界進撃がはじまる!!
桜丘高校のチャラ男、シバケンこと柴崎健。恋愛は楽しんだもの勝ち、とテキトーに日々を過ごしていた。中学時代から気になっていた高見沢アリサにも、ノリで近づくつもりが、彼女は突然「何演じてるの?きっとそれじゃつまんないよ」と言い放つ。その言葉に、心揺さぶられる健。全くふり向いてくれないアリサとのキョリを縮めようと、本気になんてならないはずが、気づけば片想い…!?Honey Worksの超ヒットシリーズ第8弾!
時は平安。十二単の色合わせが得意な百合は、念願叶って女房として出仕する事に。お仕えする東宮妃は超ワガママだけど、美しく有能な、共に仕える三位局に憧れて奮闘する日々。ところがその正体は、今を時めくオレ様公達の龍臣で、しかも悪友の東宮も共謀していた…!?「-俺たちに協力するよな?」強引に迫られた百合の宮中生活と恋の行品は…!?ふたりの秘密はとりかえばや。彩なる衣を巡る、新たな“平安恋”ものがたり!
やりたいことが見つからず、漠然と都会を夢見る優等生の香衣。サッカー部のエースで香衣の彼氏のはずの隆生。香衣に一目惚れする学内唯一の不良・龍輝。ある秘密を隠すため、香衣の親友を演じるセリカ。4人が互いに抱く、劣等感。憧れ。恋心。後悔。あの駅で思いはすれ違い、一度きりの高校生活はとどまることなく進んでいく。「どうしてすべて手遅れになってからでないと、一番大事なことも言えないんだろう」これは、交錯する別れの物語。
過労で死んだロウタの願いは、もう働かなくていい金持ちの犬への転生だった。その願いは慈悲深い女神によって見事かなえられる。優しい飼い主のお嬢様、美味しいご飯に昼寝し放題の幸せな毎日。しかし、ある日気づいてしまう。「大きな体、鋭い牙、厳つい顔…これ犬じゃなくて狼だ!?」ロウタは全力で犬のフリをするも、女神の行きすぎサービスはそれどころではなかった。狼は狼でも、伝説の魔狼王フェンリルに転生していたのだ!