2018年12月発売
「いまこそ革命を起こし、ハデスを失脚させるっす」アテナにやられっぱなしのハデスに失望した天春ペルセポネが反乱を画策。世界を滅ぼさんとする闇の組織「現界占い師連盟」で内紛が勃発しようとしていた。一方、そんな事態が進行中とは知らないハデスは…「貴様らをプライベートビーチに招待しよう。愚民ども、身に余る光栄に震えるがいいぞっ」やはり世界を滅ぼすべく、日暮たちを夏のリゾートに誘い出していた。降りそそぐ真夏の太陽、青い海!爽やかな夏空の下、世界の存亡を賭けた戦いーポロリな競泳やビーチバレー、そして水鉄砲バトルーが幕を開けようとしていた!
不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。奇跡的に一命を取り止めた彼には、目に映るものすべてが形を変え、醜く歪んでしまう不思議な後遺症だけが残ったーそんな郁紀の世界に突然現れたのは、うつくしい少女。「紗耶」と名乗る彼女の存在は、郁紀の汚穢に塗れた日常を美しい色に染めていく。彼にとって、それはただ一筋の光だった…。発売から15年、今なお霞むことなく高い評価を受け続けてきた虚淵玄(Nitroplus)原作の伝説的PCゲーム作品『沙耶の唄』を、ノベルゲーム界の先駆者・大槻涼樹×不変の担当イラストレーター・中央東口が甦らせた、初のノベライズ作品!
時は大正。帝国主義が台頭し大衆文化が華やいだ裏で、残虐非道・理解不能な怪事件が多発した鮮血の時代。少女が消える展望塔「凌雲閣」、連続轢死事件ー怪奇事件の裏に、帝都を揺るがす危険思想あり。本の眷属と特殊脳犯罪対策班が邂逅するとき、帝都は粛正の炎に包まれる!猟奇思想犯を狩る超常的知能者たち「特殊脳犯罪対策班ゲヒルン」の美しくも醜悪な犯罪捜査活劇!
カインが香港のオークション会場で思わぬ再会を果たした旧友ウィリアム・グランディ、彼は数年の間に、英国を代表するテクノロジー企業N5社の社長となっていた。汎用型量子コンピュータを用いたAI・ソロモンを爆発的に普及させつつあるウィリアムから持ちかけられたのは、“自分が自分に殺された時のための保険”…。イートン校時代の陰鬱な日本人サエキ・ケイ、そして永遠に喪われた恋人・イライザー過去と現在が交錯し、それは未来を破滅に陥れる世界保険計画として発動する。わずかな遺った生命の灯火を燃やし尽くし、カインはベティの手を取る。それは、過去との決別でも、ましてや贖罪でもない。すべては、“最高の誠意”のためにー。新・星雲賞作家が放つ新たなる代表作、ここに堂々完結!
友人を殺し、戦には勝った。だが、勝利が生んだ結果は、ミャンマー政府の大幅な戦線縮小と、それに伴う広大な無法地帯の出現だった。突如出現した政治的空白地帯に、アメリカ、中国、日本、タイ…諸国の思惑が複雑に絡み合う。かつてアラタを窮地に陥れた“レインボー会議”による呼び出し、“国益”のもとに二〇式自動歩兵ー「まめたん」を投入する日本政府…。国際政治という次なる戦場で、アラタはいかに戦うのか。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、急迫焦眉の第六弾ー!
小説がまったく書けないという大スランプに苦しむ伊月。土岐や京は伊月を復活させるための方法を模索するのだが、結果は芳しくない。一方、女の子であることを隠さなくなった千尋にも、大きな変化が訪れるのだが…。そんななか、第16回GF文庫新人賞の授賞式が開催される。青葉や木曽たちが受賞してから、はやくも一年が経っていたのだ。怒涛の流れに翻弄されながらも、主人公たちは足掻き続けるー。大人気青春ラブコメ群像劇、衝撃の第11弾!!作中に登場するカードゲーム『妹が多すぎる。』付き特装版で登場!!
小説がまったく書けないという大スランプに苦しむ伊月を、恋人の那由多は優しく見守る。土岐や京は伊月を復活させるための方法を模索するのだが、結果は芳しくない。一方、女の子であることを隠さなくなった千尋にも、大きな変化が訪れるのだが…。そんななか、第16回GF文庫新人賞の授賞式が開催される。青葉や木曽たちが受賞してから、はやくも一年の月日が経っていたのだ。怒涛の流れに翻弄されながらも、主人公たちは足掻き続けるー。大人気青春ラブコメ群像劇、衝撃の第11弾登場!
神座市という町で起きた一家殺害事件。生き残りである筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、その日暮らしを送っていた。だが、その日常がある日突然壊される。同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によってー。さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ!
人造の豊穣神・ユグドラシルによって人類が地上を追われた終末世界で小型ヘリ“静かなる女王号”を操るヤブサメとモズ。女王号を修理するため伊勢湾海上都市へ戻る途中、二人はヤドリギの弟を誘拐されたという少女・エナガと出会う。ヤブサメはエナガの境遇を他人事とは思えず、自分の探し求めていた情報につながるのではと、彼女を助けようとするのだがー。悩み、苦しみ、己に問い続ける。しかし、困難を切り拓くのはいつの時代だって人の意志だ。これは空を駆り、樹竜を狩る者たちの物語。鋼の翼と意志が試される第二幕。
人工知能縄有の精神疾患AIMD。その治療を専門とする医工師を求め、テスタたちは冬のチベットを訪れていた。イリナと触れ合う中で、徐々に人間世界への興味を抱くハル。そんな主人のために、社会見学と称して、皆で難民街の廃校へと立ち寄る。だが、そこでテスタは奇妙な手紙を見つける。『贖えない罪を犯してなお、生きる意味はあるのだろうか』。遺書ともとれるその手紙には、なんと十一年前の人類消失をも予期する言葉が綴られていた。やがてこの地で起きた悲劇を知った時、テスタは思いがけぬ人物との邂逅を果たすこととなる。
「川田、完全に取り憑かれてるね。オシャレデザインの魔物に!」私が見せたカバーデザインを見て、幼女編集長はそう言い放ちました。そんな…デザイナーの海老沢さんと一緒につくった、渾身のデザインなのに!編集長には、お寺でオシャデザ魔を秡ってこいとまで言われる始末。ぐぬぬぬ。隣の岩佐さんや井端さんにも見せるものの、「あー、これはお寺だね」「サブカル魔にも取り憑かれてるんよ」やっぱりこの展開!結局、井端さんが魔を秡ってくれるというのですが…?ゆるふわ☆編集部るぽラノベ、第4弾登場!
“センス”と呼ばれる能力を組み合わせ“唯一”の強さを目指すVRMMORPG-「オンリーセンス・オンライン」ガレオン船の完成により、処女航海へと乗り出したユン一行。クラーケンや海賊船を退け、孤島エリアに上陸して始まったのは、“海賊王の秘宝”探し!108個の隠されたお宝を前に、ユンは、水着に着替えてダンジョンに繰り出す!砂浜の巨大蟹の討伐や、遺跡ダンジョンの謎解き。鍛えたセンスと知恵を駆使して、クリアした先に待っていた報酬とは…!?真夏の太陽に輝く少女たちの水着!夏のOSOを遊び尽くす“夏の孤島”編、開始!
日ノ本に、新たな時代が来るはずだった。エリザベス1世率いる黄金十字軍と和解し、北条氏康も小田原城を開城。姫武将や南蛮人、あらゆる者の祝福を受けて、信奈と良晴はついに祝言を挙げた。すべては順調だと思っていた。「運命」は二人を決して逃がすことはない。京への凱旋、信奈の母・土田御前への挨拶、姫武将たちの新たな旅立ち。旧い時代が終わる影で、最後にして最大の陰謀の魔の手は迫っていた。そして、その日はやってくる。歴史を動かす、声が響く。「敵は、本能寺にあり」悲劇の引き金は誰が引くのか。良晴は最後の試練に挑むー!
最強の兵士になると誓ったあの日から。どんな強敵も、生死の境も一緒に乗り越えてきた仲間たち。「王」として独立した日から覚悟はしていた試合の相手は…リアス・チーム!オカルト研究部の面々と、本気で拳を交わす日がやってきた!そんな試合前の、けじめのデートで、彼女は俺に問いかける。「『神様だって倒します!』そう言ったあなたは私を倒せる?」朱乃さん、白音ちゃん、木場にギャスパー、そしてリアス。これは育ててくれた人に、最強へ近付いた俺を見せる実力試験。兵藤一誠。これまでみんなから貰った全ての力と、感謝を込めて、今日、俺は、あなたたちを超えてみせますっ!
バラキエル教室での訓練で、堕天使として飛躍的に強くなっていく刃狗。そんななか、総督アザゼルから『灰色の魔術師』の理事で悪魔・メフィストフェレスの護衛を依頼される。五大宗家と会談するために彼が赴いた地で泊まり込むことになった鳶雄たちだが、そこには姫島朱雀も同席していて…「-鳶雄、背中を流してあげるわ」混浴温泉付きの宿で距離を縮める鳶雄と朱雀に、やきもきする紗枝。恋のいざこざも加速するなか、はぐれエクソシストのフリードや、日本妖怪たちが次々と来襲!追い詰められるチームを救うため、鳶雄は朱雀と2人きりの儀式で、自身に眠る新たな力を覚醒させる!
国家転覆を狙った暴力政変ー王女暗殺未遂事件の混乱が広がる中、ネビュリス王宮へと急ぐイスカたち。ゾア家との繋がりを疑われている皇庁第一王女イリーティアは、第三王女シスベルの護衛が帝国軍であるという秘密を人質に、「皆さん、ルゥ家の別荘でバカンスを楽しんでくださいませ」-イスカたちを別荘という名の鳥籠に閉じ込めようとしていた。さらに、妹の身を案じたアリスもまた、姉を止めるべく別荘に向かったことで、三姉妹が一つ屋根の下に集うことになり…。疑惑の魔女が張り巡らした策略は、時計塔の鐘を高く鳴り響かせて、魔女たちの楽園を戦場へと変えるー!
「浮遊魔法をあんな簡単に使う人を初めて見ました」「簡単ですから。みんなやろうとしないだけです」社会の基準では測れない規格外の魔法技術を持ちながらも謙虚に生きる青年アレンが、恩師の頼みで家庭教師として指導することになったのは『魔法が使えない』公女殿下ティナ。誰もが諦めた少女の可能性を見捨てないアレンが教えるのはー「僕はこう考えます。魔法は人が魔力を操っているのではなく、精霊が力を貸してくれているだけのものだと」常識を破壊する魔法授業。導きの果て、ティナに封じられた謎をアレンが解き明かすとき、世界を革命し得る教師と生徒の伝説が始まる!第3回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞受賞。