2023年7月28日発売
婚約者の王太子カインに冤罪で婚約破棄され、親子ほど年の差のある辺境伯レオンに嫁ぐよう命令された公爵令嬢シャルロット。売られた喧嘩を買う勢いで受け入れ、結婚自体は「信頼を築ければいい」程度だったシャルロットだが、レオンに関する悪い噂は基本的に誤解や偏見による捏造であり、実際の彼は、やや豪快過ぎるところはあるものの、周囲を慮り領民にも慕われる紳士だった。自分を大事に扱ってくれるレオンにシャルロットは惹かれ、レオンもまた、彼女を異性として意識し、妻として愛するようになる。二人の幸せを妬んだ王太子カインとその恋人リリアが何かと問題を起こしてくるが、相思相愛になった二人の敵ではなく…
マンガ『氷雪の英雄と聖光の宝玉』の世界に、悪辣な継母キャラとして転生してしまったイザベル。実際に会った義息のノアはめちゃくちゃ可愛くて、虐待するどころか、ノアのためならなんでもしてみせる!とありとあらゆるものを開発・普及し、自重しない日々を送っていた。そんなある日、イザベルは、マンガで悪役キャラと契約を結んでいた悪魔『アバドン』が皇帝のそばにいることに気がつく。どうやらアバドンは洗脳の能力を使って、皇宮に入り込んでいるようで…!?悪魔、聖女、妖精と次から次へと出てくる存在に大混乱!それでも義息の幸せのため、そして自身の破滅フラグを折るため、今日もイザベルは奔走する!
長い旅路を経て、ようやくシュバルツバルト領に到着したエリーゼたち一行。懐かしい故郷に愛馬チョロギー、一番最初にテイムした雪狼ユキとも再会して胸いっぱい。まだお酒はお預けだけど、本格的に料理もできるし、スイーツだって作りたいし、やりたいことはてんこ盛り!けれども一息つく間もなく、ルークとの婚約披露の準備が始まって…!?ルークとの距離(心も身体も)が近づく一方、お母様やお兄様たちの教育的指導が入ったり、料理長とパーラーメイドの結婚が決まったりと家の中でも大忙し!果たしてエリーゼとルークの婚約式は無事開催されるのかー!?
ポーション研究が何より好きな伯爵令嬢アリシアは、「女は働く必要はない」という父によって領地を追放されてしまう。しかし、アリシアは超レアスキル“調合EX”を使い、他領で薬師として大活躍!念願のポーション屋も開店し、アリシアを頼るお客さんも増えていく。これまでアリシアを搾取してきた姉のメリダが噂を聞きつけ、店を襲うという事件がありつつも、アリシアを慕う仲間によって華麗に解決。アリシアは順風満帆なチートライフを謳歌する。一方、アリシアがいなくなった伯爵領では、魔物の被害が急増していた。その情報は他領にいるアリシアの耳にも届きー!?虐げられた令嬢の痛快成長ファンタジー第二弾!
サルヴェール侯爵家当主、レオナルド・サルヴェールに嫁いだリゼット。政略結婚とはいえ結婚するのだからと意気込んでいた彼女に待っていたのは、なんと新郎不在の結婚式。さらに侯爵家で生活するようになってもレオナルドには一切会えず、屋敷の中でただ手芸に勤しむだけの孤独な日々が続いていた。「政略結婚で嫁いだ妻には会いたくないと、多少の愛嬌すら振りまく必要がないとお考えなのですね。ならばこちらにも考えがございます!」我慢の限界に達したリゼットはレオナルドの部屋に『とある罠』を仕掛け、レオナルドに宣戦布告をする。名門侯爵家で巻き起こる、華麗なる夫婦喧嘩の結末はー!!
人々から「悪徳女帝」と恐れられつつも、自らの死をもって帝国を終わらせ世界に平和をもたらしたラウラリス・エルダヌス。神様の計らいによって、彼女は三百年後、中身は悪徳女帝のまま少女の見た目で転生したのだった。そんな彼女は平和になった世の中を巡る旅の途中、かつてある事件で共闘した青年・ケインに誘われて帝国復興を目論む『亡国を憂える者』の拠点を襲撃しそこで飼育されていた竜をぶった斬ることに。しかし、その件がきっかけとなってラウラリスはハンター兼商人の胡散臭い青年ヘクトに目をつけられたり、お尋ね者として手配されてしまったりときな臭い動きに巻き込まれー
転生したら何故か幼女になっていたリゼ。最強傭兵団に拾われ、神獣ラナグと暮らしていた彼女の手元には、なんともかぐわしいお醤油の匂いがする聖杯のかけらが。絶対にお醤油を手に入れたいと願うリゼ。しかし聖杯を起動させるためには何か足りないものがあるという。その研究を進めるため、ドワーフ達の協力が必要だと分かったのだが、いつも新しい食べ物に一生懸命なはずのコックさんの様子がおかしい。「ふむ、何かお困りの様子ですね」リゼは彼の過去を探りつつ、お醤油探しに精を出し始めー。腹ペコな神獣ラナグとチートな精霊たちをお供に、天衣無縫なリゼがまたも大活躍な第四弾!
妹の影として、人知れず国を守る神子リーフェ。彼女の前に現れた砂漠の王サディルは、「お前を頂く」とリーフェを強引に誘拐してしまう。リーフェを、妹の「姫神子レイラ」だと勘違いしたまま…。けれどリーフェにとっては好都合。ずっと塔の上に幽閉され、孤独な日々を送る彼女は、物語のように誰かにさらわれるのが夢だったのだ!驚きながらも利害が一致したサディルはリーフェのことを気に入り、「国の宝」として連れ帰ることにする。そして辿り着いた隣国ラ=メウで、リーフェは奇跡を起こす神子として讃えられるようになりー。「忌子」として疎まれた神子が新天地で生涯の恋を得る、本格ファンタジーラブストーリー!
驚異の射程力で、魔蟲族の巣を一掃したガンマだったが、平穏な日常も長くは続かず、新たな魔蟲族の出現情報がもたらされる。そこは彼の故郷である人外魔境だった。調査もかねて、久しぶりの帰省をし、妹のフェリサなどの家族とつかの間の団らんを楽しむも、孵化寸前の魔蟲族の巨大卵が見つかってー。「小説家になろう!」発、射程極振りファンタジー第2弾!
神魔の巫女・ルルムにより、魔王であると断定されたセイカ。確信は持てないものの暫定的に魔王として魔族領へむかうことに。十六年ぶりの魔王の帰還により、魔族七種族の代表による会合が開かれる。開戦派、穏健派、各種族の思惑が交錯し議論は難航。前世でも感じた政治家たちの空気にうんざりしたセイカは、実権を持たない若き王たちを訪ねる。セイカは彼らと過ごすうち、前世で弟子を育てていた日々を思い出しー。大人気異世界ファンタジー、完全新作で登場の第六巻!