制作・出演 : 佐藤令旺
あなたは、誰ですか。 [監督]河瀬直美×[原作]辻村深月 感動ミステリー映画化。 「子供を返してほしいんです」1本の電話から、運命が動き出すーー。 ★辻村深月のヒューマンミステリー小説を、『あん』『光』の河瀬直美監督が実力派キャストを揃えて映画化! 実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、 新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描く。 実の子を持つことが叶わなかった夫婦、栗原佐都子役に永作博美、栗原清和役に井浦新。 望まぬ妊娠をし、実の子を育てることができなかった少女・片倉ひかり役に蒔田彩珠。 そして栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせる人物・浅見静恵役を浅田美代子が演じ、実力派俳優が、人間の真実に踏み込む演技で圧倒する。 血のつながりか、魂のつながりかーー現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かに迫り、 それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマが誕生した。 【河瀬直美監督コメント】 オーディオ・コメンタリーというものを、私自身が体験したことがなく、言葉を入れることも、観たこともなく、 どういう形でこの世に存在しているのか分からない中、自分自身でも語りながら、シーン毎の想いを登場人物たちと共有し始めると、 自然と込み上げてくるものがありました。 それだけたくさんの想いを、俳優のみならず、スタッフたちもしてきたことが、走馬灯のように思い起こさせられました。 よくこれだけの作品がこの世に誕生出来たなと思いますし、正にコロナ禍で“分断”というお話を耳にする中、 どうしても他者を否定するとか、自分の見方だけでこの世は成り立っていると思いがちですが、この世界にはあらゆる方向からの見え方があるという意味でも、 佐都子とひかりの側からの視点が行き来しながら、ひとつの世界観を構築出来て、 本当に辻村さんの素晴らしい原作ありきで、映画にさせていただいたなと思っています。 【原作者・辻村深月先生コメント】 監督の解説を受けながら、映画が観ることが出来たのは、とても贅沢で幸せな体験でした。 お相手が河瀬さんだったので、安心してお話できた部分が大きいと思います。オーディオ・コメンタリーに至るまでに、 河瀬さんとはこれまで何度もお話してきて、映画が完成してからも対談などをご一緒してきたのですが、 それでも今回初めて聞くお話がたくさんあって、それがとても新鮮でした。 “分断”のお話がありましたが、立場や目線が違う人たちをそれぞれどう描くのか、映画のラストシーンに向けて 河瀬さんが監督として託した思いを直に伺えたことも嬉しかったです。 新しい気付きがたくさんありました。観終えてすぐ、横の監督に“ありがとう”を言えたこともよかった。 河瀬さんとともに同じ方向を向いて映画作りができたことに、改めて心から感謝しています。 <収録内容> ・画面サイズ:【1080p High Definition】ビスタサイズ ・音声:Dolby TrueHD 5.1ch サラウンド/Dolby Digital 2.0chステレオ ・字幕:バリアフリー用日本語字幕/英語字幕 ▽特典映像 ・メイキング×8(23分) ・劇中ベビーバトンドキュメンタリー番組完全版(13分53秒) ・未公開映像×10(15分) 【未公開映像 一覧】 #12 清和と朝斗の入浴 #21 佐都子 大空ママからの謝罪 #27 佐都子と清和 オフィスにて #29 佐都子 産婦人科へ #42 佐都子と清和の餃子デート #70 ひかり 貧血で倒れる #90 ひかり 生まれたばかりの子を抱く #115 ひかり 母・貴子に電話する #124 トモカ 借用書に押印 #131 ひかりに詰め寄る吉川と柴田 ・完成報告会見 (12分18秒) ・初日舞台挨拶 (12分34秒) ・劇場予告編 (90秒) ▽音声特典 ・監督・河瀬直美×原作・辻村深月 オーディオ・コメンタリー ※収録内容は変更となる場合がございます。
あなたは、誰ですか。 [監督]河瀬直美×[原作]辻村深月 感動ミステリー映画化。 「子供を返してほしいんです」1本の電話から、運命が動き出すーー。 ★辻村深月のヒューマンミステリー小説を、『あん』『光』の河瀬直美監督が実力派キャストを揃えて映画化! 実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描く。 実の子を持つことが叶わなかった夫婦、栗原佐都子役に永作博美、栗原清和役に井浦新 。望まぬ妊娠をし、実の子を育てることができなかった少女・片倉ひかり役に蒔田彩珠。 そして栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせる人物・浅見静恵役を浅田美代子が演じ、実力派俳優が、人間の真実に踏み込む演技で圧倒する。 血のつながりか、魂のつながりかーー現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かに迫り、それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマが誕生した。 ★カンヌ国際映画祭公式作品【CANNES 2020】選出! 【河瀬直美監督コメント】 カンヌ国際映画祭は、映画を間においてその愛に魅せられた人々の集う世界最高峰の場。 スポーツで言えばオリンピックみたいなところ。俳優は選ばれし選手たち。 一番いい色のメダルを掲げる表彰台はあの赤いカーペットの向こうにある。多くの人々がその映画に惜しみない拍手を送る。 医療従事者の方々へ送られた拍手のように、その映画に出逢えたことへの「感謝」の拍手。 人生を救われたり、壊れそうになった心を繋ぎ止めてくれたりする、映画は魔法だ。 正直に言えば、カンヌという、あの夢のような場所に「朝が来る」に参加した日本を代表する俳優やスタッフと共に行きたかった。 そして、分かち合いたかった。 でも、まだ地球ではそれができない。 それは映画という「人生」の続きの場であり未来を形づくるリアルな舞台。その舞台はきっと、「朝が来る」の上映を待っている。 【CANNES 2020】のレーベルという称号をいただけたことを誇りにして、これを機に、より多くの人々へこの映画を贈ります。 皆んなに早く逢いたいよ。登場人物たちも、そう願っている。明けない夜はないのだから。 【河瀬直美監督 カンヌ国際映画祭出品歴】※「パルムドール」は最高賞。「グランプリ」は次賞。 1997年『萌の朱雀』(もえのすざく)監督週間/カメラドール(新人監督賞)*史上最年少で受賞 2003年『沙羅双樹』(しゃらそうじゅ)コンペティション部門 2007年『殯の森』(もがりのもり)コンペティション部門/グランプリ受賞 2011年『朱花の月』(はねづのつき)コンペティション部門 2014年『2つ目の窓』コンペティション部門 2015年『あん』ある視点部門オープニング作品 2017年『光』コンペティション部門/エキュメニカル審査員賞受賞 <収録内容> ・画面サイズ:【16:9LB】ビスタサイズ ・音声:ドルビーデジタル5.1chサラウンド ・字幕:バリアフリー用日本語字幕/英語字幕 ▽特典映像 ・劇場予告編 (90秒) ※収録内容は変更となる場合がございます。