映画むすび | サンタマリア特命隊

サンタマリア特命隊

サンタマリア特命隊

1922年、革命の混乱が続くメキシコ。独立運動で国を追われたアイルランド人のエメット(K・ハッチソン)は、吹き荒れる粛清に嫌気が差し、国に帰ろうとするがパスポートを盗まれてしまう。元・イギリス軍の情報将校、ジェニングス(V・ブオノ)は、パスポートを返してほしければ酒の密輸をするようにエメットに持ちかける。道中、エメットはオープンカーに乗った神父のバン・ホーンと出会う。指定の場所に着いたエメットは積荷が酒で反革命軍に渡す武器であることを知らされ、処刑されそうになるがそこにバン・ホーンが現れ、トランクからマシンガンを取り出し、革命軍の兵士をなぎ倒す。逃げ出した二人だったが革命軍に捕らえられ、指導者のサンティラ大佐から、バン・ホーン、エメット、ジェニングスの三人の命を救う代償として、モハダ地区を暴力で支配しているデ・ラ・プラタを暗殺するように命じられる。革命軍に父と姉を殺され、母親を陵辱されたデ・ラ・プラタは信仰を住民に許さず、赴任した神父はいずれも殺されていた。ジャック・ヒギンズがジェームズ・グレアム名義で発表した原作を『ソルジャーブルー』(70)のラルフ・ネルソンが映画化、男たちの熱い戦いを描くバトル・アクション。

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