映画むすび | クラム

クラム

クラム

むき出しの現実は、残酷だ。

1995年公開時、サンダンス映画祭グランプリ(ドキュメンタリー部門)受賞!
1960年代、アメリカのアンダーグラウンド・コミックを代表する漫画家、イラストレーターのロバート・クラムと家族の赤裸々なドキュメンタリー。

■60年代カウンター・カルチャー運動の寵児、アンダーグラウンド漫画家ロバート・クラムの人間像に迫るドキュメンタリー!
「フリッツ・ザ・キャット」「Keep On Truckin'」などでカウンターカルチャーを象徴する存在となり、その後もアメリカ社会や自分自身をモチーフにした膨大なコミックを発表し続けたロバート・クラム。
本作は、クラムの軌跡すべてをたどり、彼の欲望を生み出した抑圧を暴き出そうとしている。
本作にある正気と狂気を行き来する滑稽な淀みは、善と悪が瞬時に色分けされる世界を生きる私たちに、別の地平を示唆してくれるに違いない。

■『ゴーストワールド』のテリー・ツワイゴフ監督作品。
監督は、クラムとともにストリングス・バンド「チープ・スーツ・セレネーダーズ」で活動し、のちにアメリカの人気コミック作家ダニエル・クロウズ原作の『ゴーストワールド』(2001)でアカデミー賞にノミネートもされたテリー・ツワイゴフ。

■アメリカ公開時は異例の大ヒットを記録!映画評論家、観客ともに高い評価を受け、数多くの賞を受賞!
1995年にはサンダンス映画祭グランプリ(ドキュメンタリー部門)、全米監督協会賞等数々の映画賞を受賞。
また、アメリカの映画批評サイト〈ロッテントマト〉では95%、オンラインデータベース〈IMDb〉でもスコア8.0と高い評価を得ている。

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