制作・出演 : アート・ペッパー
ザ・ラスト・コンサート1982ザ・ラスト・コンサート1982
このアルバムはペッパーの最晩年、死の2週間前におけるフェスティヴァルのライヴ・レコーディングである。体調が良いはずはないのだがプレイはきわめて快調。特に17分に及ぶ「マンボ・コヤマ」はダイナミックなペッパー節が素晴らしい。感動的ともいえる傑作だ。★
チェロッキーチェロッキー
白人ジャズ・アルト奏者の名手、アート・ペッパーが78年と80年に録音したセッション・アルバム。ジャズの名スタンダードばかりが収録され、リラックスした雰囲気の中でのびのびとした演奏を聴かせてくれる。
四月の思い出四月の思い出
15年の空白から見事復活したアート・ペッパーが、復活直後に行なったカリフォルニアでのライヴの模様を収録した実況盤。本作で世界初CD化。カムバック直後の豪快なペッパーのプレイが堪能できる名盤だ。
マイ・ローリーマイ・ローリー
1978年に自身のコンボを率いて行なった、初来日公演の最終地・山形でのライヴを収録したアルバムが世界初CD化。ピアノにミルチョ・レビエフを迎え、斬新な感覚とテンションの高いプレイが楽しめる。
チュニジアの夜チュニジアの夜
70年代後半の再起後に発表した名ライヴ盤がCD化。彼の代表曲のひとつとして数えられる名曲「ザ・トリップ」をはじめ、生々しい演奏が聴けるタイトル曲や、自身を投影させた「ロスト・ライフ」など収録曲どれもが聴き応えのある1枚だ。
シングズ・アンド・スイングズ+1シングズ・アンド・スイングズ+1
同じニュージャージー出身の大先輩、フランク・シナトラの流れを汲む男性シンガーがRCAに残した代表的な64年と66年の作品。ともにミュージカル、映画関連の親しみやすい楽曲が中心で、そのヴォーカルは20代後半の若々しさ、率直さに満ちている。
ベリー・レアーベリー・レアー
1979年録音のライヴ・アルバム。アート・ペッパーやローランド・ハナなど、日本でも人気の高い豪華なメンバーが集結したカルテット編成。やはり盟友リチャード・デイヴィスとの相性がバツグンに光る。