制作・出演 : サザンオールスターズ
2枚組の超大作『KAMAKURA』のリリース以降、約3年間活動を停止していたサザンが88年に発表した復活第1弾シングル。ライブでは定番になっている曲だが、オリジナル・アルバム未収録曲。
伝説の深夜番組『夢で逢えたら』の主題歌として発売されたシングル。当時、加熱的なブームを迎えたAVをテーマに、歪んだ愛を歌ったドゥー・ワップ風ブルース。AV女優の松本まりなが出演したPVも大きな話題を集めた。
大ヒットを記録した復活アルバム『サザンオールスターズ』からのシングル・カット。映画『稲村ジェーン』の時代設定と同じ1965年頃のロックをイメージしたというゴキゲンなR&Bチューン。
オリジナル・アルバムには収録されなかったシングル曲で、風通しの良いサマー・チューン。カップリングの「冷たい夏」も、アルバム未収録ながら隠れた名曲としてファンにはおなじみ。
何重にも重なる韻を踏んだ歌詞に圧倒されるダイナミックなパーティ・チューン。「涙のキッス」と同時発売され大ヒットを記録した。カップリングの「君だけに夢をもう一度」は切ないアフター・サマー・ソングの傑作。
「シュラバ★ラ★バンバ」と同時発売されたシングルで、小林武史らしいイントロのアレンジが切ない印象を残す傑作ミディアム・バラード。発売当時に繁栄を極めたカラオケ・シーンでも大ヒットを記録した。
「素敵なバーディー」と同時発売されたシングルで、伝説のTVドラマ『悪魔のKISS』の主題歌となったオリジナル・アルバム未収録の大ヒット・ナンバー。カップリング曲もアルバム未収録のレアなナンバー。
同時発売の「エロティカ・セブン」とは対照的な、ノスタルジックな切ない佳曲。江ノ電を借り切って撮影されたビデオ・クリップも印象的だった。カップリングには珍しく松田弘作曲のナンバーが収められている。
「CHRISTMAS TIME FOREVER」と双璧を成す、サザンオールスターズによるクリスマス・ソングの定番曲。後半に待っているゴスペル風の大合唱コーラスに、否応なく年末気分が味わえる。アルバム未収録曲。
口に出すのも恥ずかしいスレスレのタイトルが何ともロック! ソロ活動期間をはさんでの35枚目のシングルとしてリリースされた。ライヴではヅラを被り、全員で“G★SPOT”を連呼するのがお約束。アルバム未収録。
細部のコーラス部分まで練りに練られた、鉄壁のウォール・オブ・サウンド。感動的なほど作り込まれたドリーミーなアレンジに対して、桑田佳祐のヴォーカルはあくまでソウルフル! カップリング曲はアルバム未収録。
幻想的な和的情緒とディスコ・サウンドが合体したポップ・チューン。サザンには珍しい曲調ながらシングルは大ヒットを記録。原由子のお囃子から、桑田佳祐のラップまで飛び出すアイディアの洪水に驚かされる。
『YOUNG LOVE』からのリード・シングルで、モータウン風のタイトなリズム・アレンジに胸がときめくサマー・チューン。松田弘のシンガーとしての魅力を伝えるアルバム未収録のカップリング曲も聴き逃せない。
サザンが新境地を開拓したシングルで、サイケデリックなギターが印象的なビート・ナンバー。カップリングではビートたけしに提供した隠れ名曲のセルフ・カヴァーが聴ける。
男性ファンから人気の高い、時の洗礼に耐える切ないメロディを持った名曲。過ぎ去った日々を静かに憂う、孤独感に貫かれた歌詞にも涙腺をやられる。カップリング曲はアルバム未収録。
表面的には横浜を舞台にした“不倫ソング”という軟派なムードが漂うが、失った時間を憂うような、哀切を極めたほろ苦い言葉が散りばめられ、大人の涙をさそう名曲。ビーチ・ボーイズ風の多重コーラスも完璧。
ライブでもおなじみとなっている、ヘヴィなバス・ドラムが響き渡るミニマルなデジタル・ロック。このシングルでしか聴けない“泣かせ担当”こと松田弘による甘酸っぱいのアフター・サマー・チューン(2)も必聴だ!