制作・出演 : タヒチ80
2010年にデビュー10周年を迎えたポップ・バンド、TAHITI 80のコンプリート・ベスト。監修と選曲のすべては本人たちによるもの。新曲「Me&The Princess」も収録。メンバー自らによる楽曲解説を封入している。
2008年12月の日本公演を記念した来日記念盤。4thアルバム『Activity Center』からの1stシングル「オール・アラウンド」の別ヴァージョンやリミックスなどが収録されている。
フランス洒脱ポップの4人組、3年半ぶり4枚目のアルバム。どこか懐かしく、ハート・ウォームなポップスの玉手箱といった感じは不変。ブックレットに記載された歌詞カードにはなんとコード(進行)もきっちり付けられている。柔らかさの奥にある、強い矜持が見えるか。
アルバム『フォスベリー』からのナンバーのリミックスや未収録曲、そして過去の名曲をメドレーにしたファン垂涎の13分半ミックス、さらにエンハンストでクリップも収録という盛りだくさんのEP。このはかなげなカンジ、永遠の青春ですな〜。切ない。
フランスの人気バンドの3作目。ダンス・ミュージックへの傾倒をヒップホップの角度から深めた視点はなかなか現代的。もはやギター・ポップというイメージはなくなり、フェニックスやアヴァランチーズなどとの共振をよりいっそう感じるようになった。
2002年にリリースしたセカンド『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』の未発表テイクとシングルのB面曲を中心にした企画盤だ。同発のフェイヴァリット・アーティストの曲を選曲したコンピ盤と合わせて聴くと、彼らのどこか懐かしい音楽性がどこから来たのか理解できる。
打ち込みによる冒頭曲に驚かされる彼らの新作は、完全無敵のポップ・アルバムだった第1作に比べ、少々地味になったかもしれない。が、聴けば聴くほど身体に馴染むような、程よく練られたアレンジが心地良い。大胆なストリングスの導入も聴きどころ。
シングルのB面などに収められた楽曲を1枚にコンパイルしたUS企画盤が、日本でもリリース。AR KANEやレフト・バンクのカヴァーなど、日本未発売トラックを含む全8曲を収録した。