制作・出演 : マイケル・ブレッカー
1976年に発表されたブレッカー・ブラザーズの2ndアルバム。豪華なソロ・パートや見事なコーラスのコラボレーションなど、聴きどころが満載。多彩なホーン・アンサンブルも絶品だ。
ベーシストのクリス・ミン・ドーキーが、アンビエント調のプログラミングを多用したコンテンポラリー・ジャズ作品。ドーキーはサイレント・ベースを使用、ベースでテーマ演奏&アドリブを十分に聴かせる。坂本龍一、マイケル・ブレッカーなど豪華ゲスト参加。
フランコ・アンブロゼッティがエンヤに録音した『ウイングス』『テンテッツ』という2作から、マイケル・ブレッカーをフィーチャーした曲をピックアップしたコンピ。92年にリリースされた。ブレッカーのみならず、ケニー・カークランドの熱演も見逃せない。
マイケル・ブレッカーが大いに気を吐く冒頭の「イボンヌ・テイクス・ア・バス」が圧巻。ドイツ人ピアニスト、ヨアヒム・キューンがNYで録音したリーダー作。80年代初頭の時代を反映したフュージョンであるが、マイケルの熱さと楽曲の良さで衰えぬ魅力。
同日発売の未発表セッションとともに甦った81年のキューンのハード・ドライヴィング・ジャズ。マイケル・ブレッカー至高の演奏はこのセッションに含まれ聴き続けられてきた。フュージョン全盛期を突き抜けモーダルな世界を雄飛する演奏は自由だ。★
“天才少年ピアノ”の歴史にページを付け加えたキルギスの鬼才、エルダー。目くるめくテクニックと、熟達のジャズ・ファンを魅惑する老成した“手練手管”はニュー・トリオをあざ笑う凄さ! マンハッタンから全米に旋風を巻き起こした恐るべき才能が現れた。★
ジャンル
稀代のロック・ヴォーカリストが30年代を中心とするスタンダード曲をジャジィなアレンジで聴かせるのだからビックリ。アトランティックを離れるきっかけとなった企画で、これがJレコード移籍第1弾。歌の文句に倣うならば、“一度だけなら許してあげる”。