制作・出演 : ヤン・ウェン=シン
セルヴェ:チェロと管弦楽のための作品集 ウェン=シン・ヤン、ミッケルセン&ミュンヘン放送管弦楽団 ベルギーのチェリスト、セルヴェは「チェロのパガニーニ」と呼ばれる名手でした。バロック時代になかったエンドピンを始めて取りつけたのも彼だと言われてます。同時代の作曲家、ベルリオーズやロッシーニからも信頼されていた彼は、輝かしい技巧を駆使した作品を次々と創り上げました。その演奏効果については、若きパブロ・カザルスが、『スパでの思い出Op.2』の素晴らしすぎる演奏で、自らを「セルヴェの後継者」と呼ぶ高慢なチェロの教授を言葉も出ないほどにやりこめたという逸話もあるほどです。 ここで聴き手の心を鷲掴みにするのは、現代の若き名手ウェン=シン・ヤン。息がとまるほどの名技をご堪能ください。(CPO) 【収録情報】 セルヴェ: ・スパでの思い出 Op.2 ・シューベルトのワルツによる幻想曲と華麗なる変奏曲 Op.4 ・セビリアの理髪師 Op.6 ・チェロ協奏曲ロ短調 Op.5 ウェン=シン・ヤン(チェロ) ミュンヘン放送管弦楽団 テリェ・ミッケルセン(指揮) 録音時期:2009年 録音方式:デジタル Powered by HMV
ウェン=シン・ヤン/ダヴィドフ:チェロ協奏曲第3番、第4番 【収録情報】 ・ダヴィドフ:チェロ協奏曲第3番 Op.18 ・ダヴィドフ:チェロ協奏曲第4番 Op.31 ・チャイコフスキー:夜想曲 Op.19-4 ・チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 Op.62 ・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ ウェン=シン・ヤン(チェロ) 上海交響楽団 テリェ・ミッケルセン(指揮) 録音時期:2009年 録音場所:上海 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
ダヴィドフ:チェロ協奏曲第1番、第2番 19世紀におけるチェロのヴォルトゥオーゾ・名教師であり、国際コンクールや名器にも名を残しているダヴィドフの作品は、チェリストにとって貴重な存在。台湾人の血をひく若手プレイヤーは、佐渡裕指揮スーパー・ワールド・オーケストラの公演でソリストを務めるなど(チャイコフスキーを演奏)、日本でも知られています。(アイヴィ) ・ダヴィドフ(1838-1889):チェロ協奏曲第1番ロ短調 Op.5 ・ダヴィドフ(1838-1889):チェロ協奏曲第2番イ長調 Op.14 ・チャイコフスキー(1840-1893): ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 Op.33 ウェン=シン・ヤン(チェロ) ラトヴィア国立交響楽団 ヘルイェ・ミッケルセン(指揮) 録音:1997,98年(デジタル) Powered by HMV