音楽むすび | 制作・出演 : レイ・デイヴィス

自らが書いたキンクスの楽曲を新旧のアーティストとともに再演したセルフ・カヴァー作。ブルース・スプリングスティーンや2010年に逝去したアレックス・チルトンをはじめ、ゲストは超豪華。「ユー・リアリー・ガット・ミー」など、選曲も素晴らしい。

ザ・キンクスのヴォーカル、レイ・デイヴィスの11年ぶりとなるセルフ・カヴァー・アルバム第2弾。クラウチ・エンド・フェスティヴァル・コーラスを従え、キンクスの名曲を荘厳なサウンドで聴かせてくれる。

キンクスを率いた名伯楽ロッカーのソロ。等身大の歌を、適切なギター主体サウンドにのせて、無理なく歌う。当たり前のことを、すんなりやることの素敵さが目いっぱい詰まっている。また、曲によってはソウル風味などの隠し味も美味しく利く。まさに、成熟ロック。